ホストクラブはソフトドリンクだけで楽しめる?料金や身分証提出の必要性についても解説
ホスト達に囲まれながらお喋りして、一緒にお酒を飲む。でも、中にはお酒が全然飲めない女性や少し飲むとダウンしてしまう女性もいらっしゃると思います。
ホストクラブに行ってみたいけど、お酒が飲めないから…という理由で避けてきた方も、実はソフトドリンクだけで楽しむことができるんです。
今回はホストクラブでお酒を飲まずに楽しむ方法と、その場合の料金事情と身分証についてもご説明します。
お酒以外のメニューって?
お酒のイメージが強いホストクラブですが、実はちゃんとソフトドリンクやフードも用意されています。
はじめて来店したときには、あらかじめ自分はお酒が飲めないことを伝えてください。ホストクラブ側もそれがわかれば無理矢理飲ませようとはしませんので、お酒が飲めない女性に合わせて対応してくれます。
どんなソフトドリンクがあるの?
ソフトドリンクの種類ですが、基本的にはお茶やカルピス、コーラなど普通の飲食店で取り扱っているドリンクが用意されています。お店によって取り扱っている飲み物が変わってくると思いますのでどんな種類が置いてあるかは実際に行った時に聞いてみるのが良さそうです。
また、女性の中には「ジュースは太るから嫌。それだったら水が飲みたい」という人もいるかと思います。ホストクラブでも「ミネラルウォーター」を取り扱っていますが、物によっては十数万とすることもあるのでしっかり確認しましょう。
ホストクラブでよく見かけるのが「フィリコ」というミネラルウォーター。こちらは1本で15万円〜20万円。ボトルのデザインが可愛くオシャレで、テーブルに置けば華やかな雰囲気になります。
美味しいフードメニューがあるお店も
東京・歌舞伎町に店舗を構える『AIR GROUP』というホストクラブでは、お酒だけだはなくソフトドリンク各種取り揃えています。また、店内には専属のシェフが雇われており、ソフトドリンクと共に美味しい食事を楽しむことができるようになっています。
ホストクラブと聞くと、どうしても「お酒」とイメージが強いため、女性の中にはそこがネックで足を運べない人もいます。そういう女性のお客様のことを考え、ホストクラブの中にはお酒以外で楽しめる要素を盛り込んだお店もたくさん出店してきています。
ソフトドリンクだけでも楽しめるの?
ソフトドリンクを頼んでも全然問題ないのですが、居酒屋やBARならともかく、ホストクラブでそれをやって楽しめるのでしょうか?空間が空間ですので、まわりに合わせてお酒を頼まないとなんだか申し訳ない気持ちになるかもしれません。
いくらソフトドリンクを注文しても大丈夫とはいえ、雰囲気を考えると抵抗感を感じてしまう女性は必ずいるでしょう。
ここからは、「ソフトドリンクだけでもホストクラブは楽しめるのか?」についてご紹介していきます。
なるべくお酒を飲むようになっている
「なるべく」と聞くと、飲まなきゃ悪いかな……と思われがちですが、余程悪質なお店に捕まらない限りは無理矢理頼まされたりする事はなく、ホストクラブという性質上、お酒をすすめられる傾向が強いということです。基本的に飲めない女性にはそれ相応の対応を必ずしてくれます。
最近ではそもそもお酒を飲めない・飲まないホストも多いですし、お酒を飲めない女性も多いですから、あまり深く気にする必要はありません。
お酒がなくても、ホストのトークと場の雰囲気で盛り上がることはできますよ。
お酒が苦手ならソフトドリンクでもOK
お酒が苦手な女性は、しょっぱなからソフトドリンクを頼んでも大丈夫です。つい遠慮して、飲めないのにまずはお酒を注文してしまう女性がいますが、そんな必要はありません。
お酒が苦手ということで嫌な顔をされることはありませんし、先程も書きましたがホストは女性に合わせて接客してくれます。最近ではホストがお酒が飲めないこともあるそうですから、一緒にソフトドリンクだけで楽しむといったこともいいかもしれませんね。
ホスト側がお酒が飲めないと言われたときは、快く理解してソフトドリンクを選ばせてあげると喜ばれると思います。ちなみに、お店にもよりますがお茶やコーラなどのほかに、「レッドブル」などのエナジードリンクを置いているお店もあるようです。
ホストにトーク力があるから心配いらない
「シラフだと盛り上がれるか心配」「お酒に酔わないとホストも盛り上がらないのでは?」と思っている女性もいるかと思いますが、そんな心配も無用です。
ホストクラブに在籍するホストたちは接客のプロですから、女性側が会話の心配をする必要はありません。ホストにとって女性は大切なお客様ですし、お酒に頼らなくても女性と盛り上がる会話術を持っています。
テーブルマナーでさり気無い気遣いをしてくれるといったノウハウも教えられていますので、女性は気を張らなくても大丈夫です。
ホストたちにはお酒を入れる
自分がお酒を飲めない代わりに、ホストたちにお酒を入れてあげて飲んでもらうのは、お酒が飲めない女性の正当派とも言えるホストクラブの楽しみ方です。
もし気に入ったホストがいれば、お酒を入れてあげるのは大いに喜ばれます。本記事でも少し触れましたが、ホストのお給料になるのは女性の飲食代が大きく占めています。飲食代と指名料の何割かがバックとしてホストに還元される仕組みになっています。
つまり、高いお酒を入れてくれたほうがホストにはありがたいということ。ただし、あまり面白がってホストに無理矢理飲ませたりするのは迷惑行為になりますので、適量をすすめてあげるようにしましょう。
ソフトドリンクの料金の目安
ホストクラブにはソフトドリンクが充実していること、ソフトドリンクだけでも楽しめる雰囲気であることはお伝えできたかと思います。
そこで気になるのが、ホストクラブでのドリンク料金です。
ソフトドリンクは頼みやすいお値段
あくまで目安ですが、ホストクラブで提供されているソフトドリンクの料金は1,000円〜2,000円。ピッチャー1杯の場合や、缶物のドリンクの場合は2本セットで提供されていることが多いです。
また、ホストの中にはお酒の代わりにソフトドリンクを好む人もおり、ホストが飲んだソフトドリンク代はお客様が支払うことになります。
事前にどれくらいのお金を用意して行けばいいのかしっかり把握しておきましょう。
ソフトドリンクとお酒とで料金システムは違う?
ホストクラブの料金システムは少々複雑です。お店や入店した時間によっても計算が異なるので、一概に「いくらになる」と断定することはできません。
参考程度に、ホストクラブ料金システムについて簡単にご説明しておきましょう。
ホストクラブの料金システム
ホストクラブでは基本的にセット料金+テーブルチャージ+指名料を合わせた料金計算です。加えて注文したドリンクによって最終的な支払額が変わってきますので、お財布事情が厳しいときは計算しながら注文するようにしましょう。
ホストクラブの料金システムは以下の計算式を持って算出されます。
意味 | 値段相場 | |
セット料金 | 入店するのに必要な料金。 | 3000~8000円 |
テーブルチャージ | 席に座る際にかかる料金。 | 2000~8000円 |
指名料 | ホストを指名するのにかかる料金。 | 2000~4000円 |
サービス料(TAX) | ホスト特有のサービス料。 | サービス料加算前の合計料金の30%~40% |
消費税 | 合計金額にかかる消費税。 | 合計料金の8% |
セット料金
「セット料金」というのは、簡単にいうと来店するために必要なお金です。遊園地で言うところの入場料です。平均的な相場は約3,000円〜8,000円
テーブルチャージ
席に座る際に必要なお金です。平均的な相場は約2,000円〜8,000円
指名料
ホストを指名するには料金が必要で、「本指名」「場内指名」「ヘルプ指名」の3つがあります。平均的な相場は約2,000円〜4,000円
サービス料(TAX)
100円相当のドリンクが、飲食店で飲むと500円したりしますよね。あれがサービス料です。ホストクラブではサービス料が30%〜40%課せられます。
消費税
消費税のことです。2018年現在は8%ですので、料金にこの税率がかかります。
ソフトドリンクだけ飲むなら身分証はいらない?
知らない人も多いかもしれませんが、ホストクラブに入店する際には原則として身分証の提示をお願いされます。
ホストクラブは「風営法」に沿って営業を行っていますので、18歳未満の人は入店できないようになっているんです。
顔写真がある身分証が必要
ホストクラブでは、入店する際には身分証の提示が義務付けされています。しかも、“顔写真”がある身分証という決まりもあるので、保険証などの身分証では入店することができません。
せっかく足を運んでも、身分証が無ければ入店を断られてしまいます。そうならないためにも身分証は必ず持参しておきましょう。
マイナンバーカードでも可能
身分証にもいろいろありますが、運転免許証を持っていない女性は「マイナンバーカード」がおすすめです。マイナンバーカードには任意で写真付き・写真なしを選べますが、マイナンバーカードに関しては顔写真が付いてなくてもOKなようです。
マイナンバーカードの作り方について今回は触れませんが、郵便やインターネットから簡単に作ることができます。まだ持っていない人は、なにかと便利ですので作っておいても良いかもしれません。
まとめ
ホストクラブは「お酒を飲まないと遊べない・楽しめない」というイメージがありますが、実際のところ決してそんなことありません。
お酒が飲めない女性でもホストクラブをよく利用していますし、働いているホスト自体お酒を飲めない人がいるほどです。
是非あなたのスタイルに合った楽しみ方を見つけてみてくださいね。