ホストクラブの「フリータイム」とはどういうシステム?お得?【制限時間ナシで遊べる】
ホストクラブの料金システムは初心者にとって少し複雑になっていますので、初めて遊びに行ってみようと考えている方は、まずはホストクラブの料金システムについて知っておくべきです。
今回はホストクラブの「フリータイム」というシステムについて解説するとともに、気になる料金についてもお話しします。
これからホストクラブデビューをする方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホストクラブの「フリータイム」とはどういうシステム?
一般的に「フリータイム」というと、「時間に関係なく定額でサービスを受けられる」ことを指します。
ここでは、ホストクラブのフリータイムのシステムはどのようなものなのか、詳しくご紹介します。
テーブルチャージ(席料)だけで時間ごとの料金はなし
ホストクラブの「フリータイム」というシステムは、席料(テーブルチャージ)を支払うことで何時間でも遊べるプランです。時間ごとに延長料金が発生しないので、「今日はとことん楽しみたい! 」というときにフリータイムは最適なシステムとなっています。
ただし、お店によってフリータイムのシステムが異なっている場合もあるので、入店前にはしっかりチャックしておきましょう。
基本はフリータイムだが時間制もある
お店によっては曜日によってフリータイムの時間に制限がされていたり、もしくは「フリータイム○時間まで」という風に時間制限がされていることもあります。
時間制のお店では、時間を延長すると「自動延長料金」が加算されてしまうので、その点には注意しておきましょう。決めた予算内で遊びたい場合には、あらかじめ内勤の人かホストにそのことを伝えておけば大丈夫です。
指名・食べ物・飲み物は別料金
フリータイムでは、指名・食べ物・飲み物は別料金になっており、頼んだ総額に応じて最終的な料金が決まるようになっています。
また、席に着いてくれたホストが飲食する分もお客様の負担となるので、その辺りの計算もしておくといいでしょう。
ホストクラブのメニューにはきちんと料金が記載されていますから、予算に合わせて注文してください。
サービス料(TAX)が追加されるので注意
ホストクラブでは、通常料金の中にサービス料(TAX)が追加されることも覚えておいてください。
サービス料というのは、いわばホストたちへ支払う「チップ」です。日本ではあまり馴染みがないですが、ホストクラブではサービスしてもらったことへの謝礼に当たります。
サービス料は明確に“いくら”と決まっておらず、お店によってマチマチなので一概に言えませんが、目安としてはだいたい20%〜40%が加算されるようになっています。
フリータイムの良いところは?
ホストクラブのフリータイムについてなんとかく理解していただけたでしょうか? ここからは、フリータイムを使うメリットについてお伝えしていきます。
残り時間を気にせず過ごせる
フリータイムの良いところは、なんといっても“時間を気にせず楽しめる”という点です。
飲み放題など時間に制限がある場合だと、せっかく盛り上がってきたところで「そろそろお時間です」と言われるとすごく寂しくなりますよね。
しかし最初からフリータイムで入っておけば、長い時間好きなだけ過ごすことができるので、長時間遊びたい人には最適なプランです。
長時間過ごす予定ならフリータイムの方がお得
時間制で入店し「やっぱり今日はもっと長く楽しみたいな」と思ったら、延長料金を支払わなければいけません。1時間の延長であれば3,000円〜程度ですが、これが2時間3時間となると最終的な料金はかなり高くなります。
その点フリータイムであれば何時間滞在しても料金は変わらないので、初めから長時間過ごす予定なら断然フリータイムがお得です。
フリータイムの注意点は?
フリータイムは時間を気にせずに過ごしやすく、延長料金も加算されないことが良い点ですが、不利な点もないわけではありません。
続いてはフリータイムを使う際の注意点について見ていきましょう。
ついついお金を使ってしまいがち
フリータイムならテーブルチャージが一定なので、席に座ってホストと楽しく談笑するだけであれば、そんなにお金は掛かりません。
しかし、ホストクラブである以上は必ずなにか飲まなくてはいけませんし、ホストにもお酒を入れてあげる必要があります。ホストもお客様を楽しい気分にさせてどんどんお酒を入れさせてこようとしますから、ついつい乗せられてしまいやすいです。
指名ホストが人気だと長く一緒に居られないことも
あなたが指名したホストはお店の人気ホストだった場合、あなた以外からの指名もあるので、一時的にあなたの席から離れてしまいます。
ホストを指名するお客様が何名もいれば、それだけあなたと一緒に居られる時間が少なくなるので、せっかくのフリータイムを楽しめないかもしれません。
フリータイムで長時間利用するときは、こうしたことも考えられるので覚えておいてください。
フリータイムなら開店から閉店までいてもいいの?
フリータイムは時間を気にする必要なく過ごせるとお伝えしましたが、じゃあ開店から閉店までいてもいいのでしょうか?
結論から言いますと、もちろんOKです。ただし、その場合は以下のことを頭に入れておきましょう。
長時間いるならその分お金も使って欲しい
ホストも商売です。フリータイムで長時間楽しむのであれば、「その分お金も使ってほしい」というのが本音のようです。
ホストは指名されたお客様が使ったお金の一部が給料に反映されますし、お店にとっても売上は重要です。
お客様に直接「こんなに長い時間居るんだからもっと注文してよ」と強要しないとは思いますが、心の中ではそう思っているのです。だから、余裕がある場合はそれなりに使ってあげたほうが喜ばれます。
ホストも会話に限界があるかも…
ホストは女性を会話で楽しませるのが仕事ですが、長時間も喋り続けると次第に会話のネタも尽きてしまうことがあります。
ホストもお客様を退屈にさせてしまっていることを申し訳ないと思っていますが、さすがに長時間ともなると話す話題が尽きてくるものです。
フリータイムで長時間楽しみたいときは、あなたからも積極的に場を盛り上げようとしてあげればこういうことにもならないので、お気に入りのホストとたくさん会話を広げてみてください。
短期間に何度も来店するほうが喜ばれる
これはホスト側の都合ですが、短期間に何度も来店してくれるお客様はとても喜ばれます。
フリータイムで長時間楽しんでもらっても、あまりお金を使ってもらえなければホストの売上になりませんし、長時間の接客は疲れが溜まってしまいます。そのため、フリータイムを繰り返し利用することはあまり好まれません。
ホストクラブをお得に遊ぶには
フリータイムの料金が少し高いと感じてしまう方もいるでしょう。そんな方には、次のような遊び方がおすすめです。
「初回」で遊びに行く
どこのホストクラブにも必ずあろう「初回」というシステム。これはそのお店が初めてに限り通常料金の半分以下で楽しむことができるサービスです。
初回はフリータイムと違って時間制限がありますが、安く楽しみたいのであれば初回を使わない手はありません。
初回は「時間制」の飲み放題コース
初回の場合は基本的に飲み放題メニューとなり決まったお酒が提供されます。また、ソフトドリンクも用意されているので、お酒が飲めない人でも楽しめる雰囲気になっています。
どれだけ飲んでも初回料金以上は加算されないので、ホストクラブで安く飲もうと思ったらこの方法しかありません。1時間数千円でお酒が飲み放題ですし、ホストの接客付きです。
メンキャバもおすすめ
ホストクラブとよく似たサービスに「メンキャバ」というのがあります。こちらはホストクラブと違いテーブルチャージ料(席料)が必要なく、1時間5,000円という風な時間制になっています。
長時間長居すれば料金も高くなりますが、短時間だけサクッと楽しみたい場合にはおすすめです。お酒の料金もホストクラブよりは比較的リーズナブルなので、そこまでお金も掛からないかもしれません。
結局のところホストクラブのフリータイムはお得なの?
結局、「ホストクラブのフリータイムはお得なの? 」と思う人に対して、最後に総評をまとめましたので参考にしてみてください。
長く楽しみたい人にはお得
フリータイムは時間延長を気にする必要がないので、長く楽しみたい人にはおすすめです。1時間2時間だけ遊ぶのであれば時間制がいいですが、3時間以上遊びたい人はフリータイムを検討してみてください。
ただし、長居した分、飲食分の料金も増えていくので予算がある程度必要となります。
フリータイムで入るときはお店のメニューをしっかり読んで
フリータイムを導入したホストクラブが増えてきましたが、お店によってはシステムが分かりにくい場合もあります。
例えば、時間無制限のフリータイムだと思っていたのに、実は「○時間まで」という風な時間制のフリータイムもあります。お店のシステムをきちんと見ないと勘違いしやすいところなので、初めてのお店の場合はちゃんと確認しておきましょう。
まとめ
ホストクラブの料金システムは初心者にとってはかなり分かりにくい仕組みになっています。
「○○円でフリータイム! 」などと言っても、サービス料が加算され、想定した以上の金額となることもあるので注意してくださいね。
もしもフリータイムの料金でわからないことがあれば、事前にホストやスタッフに確認するのがおすすめです。