ホストの「煽り」の意味とは?よくある煽り方と上手なかわし方を紹介【ホストを煽るのもアリ ?】
ホストはさまざまな方法でお客さんにボトルを入れてもらおうとします。お気に入りのホストからお願いされると、お客さんもついつい奮発して高いボトルを入れてしまいますよね。
今回は、ホストがお客さんにボトルを入れてもらうときによく使う「煽り」というテクニックについてご紹介したいと思います。
あなたも本記事を読んで、ホストからの“煽り耐性”をつけておきましょう!
ホストの「煽り」の意味と使い方
まずはホストの使う「煽り」の意味と使い方について見てみましょう。
売り上げに繋げるためのテクニック
ホストの「煽り」は、売上を伸ばすためのテクニックです。ホストはお客さんにお酒を入れてもらうなどして売上を伸ばすことでお給料を頂いているので、そのためによく「煽り」をしてお客さんからの注文を取ろうとします。
「煽り」と聞くと、催促されたり、おちょくられてるような悪いイメージが強いですが、ホストの場合はナチュラルと言いますか、自然な流れで楽しめるように煽ってくるのでついついその煽りに乗ってしまいお酒を入れてしまうお客さんは多いようですね。
ホストクラブでよくある煽り方って?
ホストたちはどういうフレーズで煽ってくるのでしょう? ここでは、ホストがよく使う煽り方の例をご紹介したいと思います。
「なに飲むなに飲む? 」と高いお酒を進める
ホストの煽り方でよくあるのが、「なに飲むなに飲む? 」というフレーズ。来店したお客さんの卓にボトルが置かれていないと、こういう風に煽ってきて新しいボトルの追加を求めてきます。
ホストクラブはお酒を楽しむ場でもあるので、テーブルにお酒がない状態は少々マナー違反というもの。
もちろんお酒を入れずに楽しむことや、グラスやソフトドリンクオンリーでも大丈夫なんですが、ホストからするとやはりお酒の1本くらいはテーブルに置いてほしいものです。
ゲームなどで一気飲みをするお酒を煽る
ホストクラブでは、ホストと一緒にゲームに興じるのも楽しさのひとつ。
ゲームとお酒を絡めることでボトルの減りも勢いがつくので、そこでボトルが空になれば新しいボトルの注文が自然な流れになりますよね。
ホストはゲームで煽りながらお酒を飲み、ボトルを空にして新しいボトルを〜。というのが常套手段だったりします。
懐事情の寂しい人であれば迷惑なゲームですが、こういう楽しみ方ができるのもホストクラブの醍醐味です。
「ほかの卓に行きたくないから」とお酒を入れるように頼まれる
「ほかの卓に行きたくないから」というフレーズも、ホストが新しいボトルを入れてもらうために使う煽りテクニックです。
ホストは担当するお客さんからボトルが入ると、そのお客さんの元に着くことが決まりなので、「ほかの卓に行きたくない」つまり、“あなたと離れたくない”という意味も込めて言ってきます。
実際のところは売上を意識してのことですが、お気に入りのホストからこんなことを言われると嬉しい気持ちにさせられますよね。ホストはちょっとズルいんです!
ほかのお客さんを煽るために「仮置きさせて」と言われることも
お客さんへの煽り方はホストによってさまざま。中には「ほかのお客さんを煽るために“仮置き”させて」と言ってくることもあります。
たくさんのボトルを仮置きすることで、ほかのお客さんの目には「あのお客さんくらいボトルを入れてないとお目当てのホストを独占できない」などといった、ほかのお客さんの心理を煽ることができるわけです。
あくまでも仮置きなので当人はそのボトルの支払いは不要なんですが、目の前に置かれたことで「せっかくだからこのボトル本当に入れちゃっていいよ」という気前の良さをみせてくれるお客さんもいるようですよ。
煽られたときの上手なかわし方
ホストは巧みな話術やさまざまな煽り方をしてきますから、その気がなくともついペースに乗せられて予算以上に散財してしまうことがあります。
無理してお酒を入れてしまうと後々大変なので、ホストに煽られたときは上手にかわす方法も身に着けておくべき。
ここでは、そんなホストの煽りを上手にかわす方法についてご紹介しておきましょう。
「また今度ね♡ 」など可愛くかわす
ホストから煽りを受けたら、「また今度ね♡ 」という風に可愛くかわしてみましょう。
もちろんホストによっては、それを言ってもグイグイ煽ってくることもありますけど、可愛くあしらううちに諦めてくれたりします。
強く断れない人は、女性らしい可愛さを武器にホストからの煽りをかわしてみてくださいね。
「◯◯してくれたらね」などお願いをしてかわす
ホストが煽ってくるのであれば、じゃあその要求を飲む代わりに「◯◯してくれたらね」と返してみましょう。
難易度の低いものであれば逆効果ですが、ホストにとってシビアな課題を出せば引き下がるはずです。
それに、本当にお願いしたことを要求して、ホストがそれを飲んでくれたらそれはそれで嬉しいことですから、ある意味Win-Winとも言えます。
ハッキリ「NO」と言える度胸も必要
煽りをかわす方法はいくらでもありますが、一番重要なのはハッキリ「NO」と言える度胸を持つことです。
お気に入りのホストから煽られて、ついつい「仕方ないなぁ」とボトルを入れていては、以降も同じことの繰り返し。
ホストクラブに行く度にたくさんのお金が必要になってきます。それを避けるためにも、お金に余裕がないときや、ほんの少しだけ遊びたいという人は、ホストに煽られても「NO」と言えるようになるべきです。
お財布に余裕があるときは応えてあげて
煽られてもハッキリ「NO」と言うことも大事ですが、彼らもお客さんを煽るのは仕事でやっています。
お客さんにお酒を入れてもらうことでお給料に反映されますし、ホストとしてのモチベーションにもつながるので、時には煽りに乗ってあげるのも良いお客さんです。
それにホストクラブというものは、「ホストにお金を落として遊ぶ」というステータスの高い人の遊びでもあるので、もしもお財布に余裕があるのであれば彼らの煽りに応えてあげてみてください。
ホストがお客さんを煽るだけじゃない
ここまでは、ホストがお客さんを煽る意味や方法についてお伝えしてきましたが、なにもホストから煽られるだけじゃありません。
お客さんからだってホストを煽って楽しむことができますよ。
お客さんからホストに煽るのもアリ
ホストクラブの楽しみ方は人それぞれであり、お客さんの中にはホストを煽って楽しんでいられる方も大勢います。
それがホストにとって良いことなのか迷惑なことなのかは置いておき、ホストを煽ることで快感を得られたりストレス発散になったりと、“ホストを煽ることが癖になる”という声をよく耳にします。
定番は“一気飲み”の煽り
お客さんからの煽りで定番なのは、やはりホストに強いお酒を一気させることです。
お店に用意されているお酒はどれもそこそこ強い度数のお酒。しかも一気させるときは、水で割らない“ストレート”。これを一気した日には顔面真っ青、即トイレに駆け込みリバース……なんてことも。
S気質の人はホストが苦しむ姿を見ることで楽しめますし、ちょっとイジメにも思えますがホストクラブではこうした楽しみ方もアリなんです。
それにホストもお酒をたくさん飲むことで売上につながりますから、お客さんからの煽りはありがたいこと。
過度に煽ると痛客扱いされるので注意
一気を強要したりして煽るのも確かに楽しみ方のひとつですが、それにも限度はあります。
あまりにもやりすぎな煽りは、ホストから「痛客」認定され、影で嫌われてしまうこともあるので注意ですよ。
今のお店で長く遊んでいたい人は、在籍するホストたちとの関係性も大事にしたほうがいいですから、あまり煽り過ぎないように気をつけておきましょう。
ヘルプだけを集中的に煽らない
担当には優しく、決して煽ることはないけど、ヘルプにはちょっと冷たい態度をとったり、無理にお酒を飲ませてしまう、ヘルプだけを煽るお客さんがいます。いわゆる“ヘルプいじめ”ですね。
実際にこういうお客さんは多く、「痛客」の定番はこういうタイプのお客さんです。これも度が過ぎると“痛客認定”はもちろん、あとで担当に報告されてあなたの評価が下がってしまうことになるので注意しておきましょう。
飲めないホストには無理に飲まさない
ホストだからといって、みながお酒に強いわけじゃありません。中にはお酒が苦手なホストもいます。
そういうお酒が苦手なホストを煽って楽しむお客さんもいますけど、マナーを重んじるならはこれも止めておきましょう。
ソフトドリンクを注文してあげると株が上がる
お酒に強いホストはとことん煽ってあげることで、お互いにWin-Winな関係になれ、逆にお酒が苦手なホストにはソフトドリンクを入れてあげることで大人の気遣いをアピールすることができます。
遊びの中にも礼儀や気遣いが垣間見れると、ホストたちからの評価も上がるので覚えておいてください。
友達同士で煽り合うのも盛り上がる
ホストクラブは楽しくお酒を飲むのが一番盛り上がるので、友達同士で煽り合うのも楽しいですよ。
とくに夜職をしているキャバ嬢は、それが楽しくてハマってしまうケースが多いです。彼女たちのお仕事は一般的な女性に比べるとかなり高給になっているので、一晩で100万単位のお金を使うことも珍しくありません。
あなたもお金に余裕があれば、友達同士でリッチな煽りをしてみてはいかがでしょう。
まとめ
ホストクラブでたくさんのお金を使ってしまう原因は“ホストからの煽りにある”と言っても過言ではありません。これだけ聞くと悪い印象が付きがちですが、その場が盛り上がり楽しめるので、お酒を入れる価値は十分にあります。
ホストとの楽しい一夜の過ごし方には色々あり、ホストを煽って楽しむのもまた一興です。あなたも自分なりの楽しみ方を見つけてみてくださいね。