ホストクラブの「クリスタル」の意味とは?特徴と種類まとめ【値段一覧】

ホストクラブには数多くのお酒が用意されており、それぞれのお値段も幅が広いことで有名です。そんなお酒の中には、通称「クリスタル」と呼ばれる超高級なお酒が存在しています。

クリスタルと呼ばれるお酒とは一体どのようなものなのでしょうか?

ホストクラブの「クリスタル」ってなに?

ホストクラブの「クリスタル」とは、1本数百万〜するお酒のことです。例えば「リシャール」や「ルイ13世」がクリスタルのお酒として有名ですね。

お酒の名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、ではなぜ「クリスタル」と呼ばれているのでしょうか?

バカラ製のクリスタルガラスで作られたボトルのこと

「リシャール」や「ルイ13世」が「クリスタル」と呼ばれる理由は、バカラ製のクリスタルガラスのボトルに入っていることからそう呼ばれています。

クリスタルガラスというのは、材料に「酸化鉛」を加えられガラスの透明度・光の反射率・屈折率が高く、まるでクリスタルのごとく透明に輝く一級品です。

高級なお酒は中身だけではなく、その容器にも高級な由縁があるわけですね。

ボトル自体が超高級品

バカラ製のクリスタルボトルは加工するために熟練された高等な技術を要し、品質チェックの厳しさも相まってボトル自体が超がつくほどの高級品です。

バカラで製造されたボトルのおよそ4割は品質チェックの段階で落とされてしまうそうで、品質への並々ならぬこだわりが伺えます。

ちなみに、300mlのバカラ製タンブラーが1つ2万円ほど。さらにサイズの大きいグラスやボトルになるとお値段もさらに上がるのは言うまでもないですね。

高級なお酒はなぜクリスタルガラスを使うのか?

それにはちゃんとした理由があり、クリスタルガラスの表面構造がお酒本来の旨味や香りをさらに引き立ててくれるからです。

クリスタルガラスの表面には目では見えないミクロ単位の凸凹があり、そのくぼみにお酒がとどまることで味に変化が生まれるのだそうです。

実際にクリスタルボトルのお酒をグラスに注いでみると、トロトロッとゆっくり流れるのが見てとれます。高級なお酒はその旨味や香りをさらに引き立てるために、ボトルにもこだわっているというわけですね。

クリスタルボトルの特徴は?

続いては、クリスタルボトルの特徴について紹介していきたいと思います。

有名なブランデーの最高級ラインやビンテージのブランデー

「リシャール」「ルイ13世」「ヘネシー」「カミュ」を始めとする、有名なブランデーは、その中身も一級品ですが、容器にはクリスタルボトルが使用されています。

上記のお酒は「メーカー最高級ライン」と呼ばれ、各界の著名人、社長クラスへの贈答品、あるいは高級クラブで卸されるお酒として定番です。

また、上記とは違い、年代物のビンテージブランデーや数量限定の「ビンテージブランデー」にもバカラ製のクリスタルガラスが使われています。

普通に購入しても数十万〜数百万円

ホストクラブや高級クラブでクリスタルボトルを卸すととんでもない額になるのは想像がつくと思いますが、普通に購入しても数十万〜数百万円します。

例えば通販サイトで「リシャール」を購入すると大体30万円前後くらい。卸メーカーから直接仕入れればもっと安くなりますがそこまで差はないでしょう。

ホストクラブではクリスタルのお酒は超高額なお値段になっていますが、そもそもの仕入れ値が高価な訳ですから高い理由も少しは納得できますね。

お酒好きへのプレゼント・贈答品として人気

ホストクラブや高級クラブでよく飲まれるクリスタルですが、それ以外だと上でもお伝えしたように各界の著名人、社長クラス、もしくは大のお酒マニアなどの贈答品として人気なようです。

個人へのプレセントとしてはかなり高級品ですが、好きな人にはたまらない、そんな一品なんです。

ホストでクリスタルボトルを頼むといくらくらい?

クリスタルボトルについてご紹介してきましたが、ホストクラブでクリスタルボトルを注文すると果たしていくらくらいになるのでしょうか? そのお値段について調査してみましたので参考にしてみてください。

リシャールは200万円〜250万円

「リシャール」は200万円〜250万円が相場です。リシャールはクリスタルボトルの中でも割と定番な部類で、高級ホストクラブに行くと注文しているお客さんを見かける機会も多いと思います。

リシャールはこんなお酒


正式名称は「ヘネシー リシャール」、ヘネシーの中でも最高級品との呼び声高い有名なお酒です。

リシャールは製造方法にもこだわっており、自社で100年以上に渡り熟成させてきた原酒を“100種類以上”ブレンドさせた奥深い味わいが楽しめる一品です。

ルイ13世は150万円〜180万円

「ルイ13世」は150万円〜180万円が相場です。こちらもお酒の銘柄としてはかなり有名な部類ですね。どこのホストクラブでも用意されているかと思います。

ルイ13世はこんなお酒

世界を代表するブランデーとして有名なルイ13世は、深く濃厚な味わいが特徴のお酒です。樹齢100年以上のタンニン豊富なオーク樽にて50年〜100年ほど寝かせるため、バニラのような独特な甘い香りも楽しめます。

ブランデーや度数の高いお酒が苦手な人でもストレートで楽しみやすいと言われています。

ロイヤルバカラは130万円〜150万円

「ロイヤルバカラ」は130万円〜150万円が相場です。こちらは独立系家族経営大手コニャックメーカーであるカミユ社のブランデーですね。ホストクラブでは「飾り」「ロイバカ」と呼ぶこともあります。

ロイヤルバカラはこんなお酒

ロイヤルバカラは“芳醇なスミレの芳香”、“まろやかで上品な口当たり”が特徴的なお酒です。

ロンドン国際ワイン&スピリッツ コンペティションに3回出場し、3回とも金賞を受賞しており、「世界最高峰のコニャック」と評価されています。

「ブランデーなんてどれも一緒」と思っている人は、口にする機会があればぜひ他のブランデーと飲み比べてみてください。

トラディションは80万円〜100万円

「トラディション」は80万円〜100万円が相場です。ほかのクリスタルボトルに比べると少しリーズナブルになっていますが、それでも決して安くない高級酒です。

トラディションはこんなお酒

トラディションは150年もの歴史を持つ古酒として有名です。独特な味と香りに世界中で愛され、今日のトップブランドとして君臨し続けています。

また、クリスタルボトルのデザインも秀逸でデキャンタとして飲み終わった後でも楽しめたり、空のボトルが高値で取引されるほどの人気と価値です。

ブラックパールは1000万円〜3000万円

「ブラックパール」は1,000万円〜3,000万円を超えるかなりぶっ飛んだ額の超高級酒です。世界中に卸されていますが、そもそも数量限定生産なため入手することすら困難なお酒です。

ブラックパールはこんなお酒

ホストクラブ価格だと1,000万円〜3,000万円ですが、通常価格でも300万円近い超高級酒です。滅多にお目にかかれる代物ではないですが、最近だと「PLATINA本店」に在籍する「ROLAND」さんがブラックパールを頂いたそうです。しかも“ノーコール”で。

ちなみに、発売当初の定価は100万円〜でしたが、あまりの入手困難にプレミアがつき、気がつくと相場300万円以上に跳ね上がっています。お目にかかれただけでもかなりラッキーなお酒かもしれません。

お店によってお値段はバラバラ

ホストクラブでのクリスタルボトルのお値段についてご紹介してきましたが、これらはあくまで相場であり、青天井のホストクラブではさらに高額だったりとお店ごとにお値段はバラバラです。

トラディションはクリスタルボトルの中でも安い方ですが、それもお店によっては200万円したりすることもあるので、注文する際には忘れずにお値段をチェックしておきましょう。

ホストクラブでクリスタルを入れるタイミング

お金を湯水のごとく使える人は別として、普通の人がそう安々と入れてあげられるお酒ではないですよね。

でも「彼のために思い切って奮発したい! 」そういう人は以下のタイミングを狙っておろしてあげると、きっと、いや、確実に喜んでもらえるはずです。

誕生日や特別な日に入れると喜ばれる

ホストの誕生日に開催される「バースデーイベント」や「昇格祭」、あるいは売上を競うイベント時にクリスタルボトルを入れると確実に喜んでもらえます。

お客さんがホストのことを思ってクリスタルを入れてあげたのと同じくらい、必ずホストもお客さんへ感謝をしてくれますよ。

というより、クリスタルを入れてくれるほどのお客さんは稀なので、クリスタルを1本入れてくれるだけで特別なお客さんとして扱ってくれるはずです。

ホストにとってもクリスタルは憧れのお酒

バブル最盛期の頃であれば1本数百万のお酒は頻繁に卸されていましたが、今の時代そういったお金の使い方をするお客さんはめっきり減りました。

ホストにとってクリスタルは憧れの存在です。

簡単に入れてもらえないお酒だからこそ、それを入れてもらえるようなホストになる。そういったホスト個人のモチベーションを上げたり、「いつかは俺もクリスタルを…」と憧れを抱いてしまうお酒のようです。

まとめ

ホストクラブの「クリスタル」についてご紹介してきましたが、注文するにはなかなか敷居の高いお酒ではないでしょうか。

ホストクラブにはクリスタル以外のお酒も数多くあり、個人の予算に合わせて注文を選ぶことができます。

金銭的に余裕のある人、お気に入りのホストに喜んでもらいたい、そういう人はクリスタルを入れてあげることを検討してみてはいかがでしょう。

クリスタルを入れたアナウンスが掛かると、店内はおそらく騒然とするはずですよ!

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