【愛本店×マグロハウス潜入取材!】超豪華なホストクラブでマグロを楽しむ異様な空間を大公開!

2020年の入居ビルの取り壊し決定や、元 “青汁王子” 三崎優太こと『三崎愛汁(みさき・えちる)』さんの入退店劇など、ホットな話題続きのホストクラブ『愛本店』。

今回は、その『愛本店』にて2019年8月15日に開催されたイベント「マグロハウス盆踊り」のレポートをお届けします。

マグロハウスとは

まずはじめに、今回のイベント・マグロハウスについて確認しておきましょう。豪華なイベント内容はホスト好き以外にも楽しめる内容となっています!

新感覚エンタメイベント


出典:マグロハウス公式HP

マグロハウスは2015年の年末に、渋谷のクラブで初めて開催されたイベントです。公式サイトによれば、「DJがプレイするハウスミュージックに合わせて、プロの解体師が巨大なマグロをさばく、新感覚のエンターテイメントイベント」。『愛本店』では2017年11月に初めて開催されています。

企画しているのは、PARTY CREATIVE COMPANY の Afro&Co.(アフロアンドコー)。実は「サクラチルバー」「バスタブシネマ」などなど、数々の話題をさらったイベントの仕掛け人です。

マグロハウスでは解体ショーを楽しんだ後、捌かれたばかりのマグロをその場で食べることができるのも大きな特徴。クラブ音楽目当てだけではなく、「マグロを食べに来た!」というお客さんも混在するのが面白いですよね。

最後のマグロハウス in 愛本店

出典:東スポWeb

今回は「3回目のマグロハウス in 愛本店!」というアナウンスが当初なされていましたが、イベント開催直前の2019年8月13日に突然、『愛本店』が入居しているビルの取り壊しと、それに伴う移転のお知らせが発表されました。つまり、これが「最後のマグロハウス in 愛本店」となってしまったのです。

そのニュースを受けて、イベント特設サイトにはチケットを求めるお客さんが殺到しました。結果、VIP席・一般席ともに全て前売りチケットが完売し、当日は約250名もの来場者が詰めかけました。チケット完売は3回目にして初だったそうです。

ホストクラブ『愛本店』

さて、それでは早速イベント当日のレポートに移りたいと思います。

新宿歌舞伎町・叙々苑第2ビル。その地下には、37年の歴史を誇る伝説のホストクラブ『愛本店』があります。フロア面積はなんと200坪で、現存する中では唯一、ダンスホールが残っているホストクラブです。

早速店内に潜入

『愛本店』は、その内装の豪華絢爛さでもよく知られるホストクラブ。事前に写真などでリサーチしていたつもりの筆者でしたが、やはり実際に目の前にしてみると、圧倒されるものがありました。

光あふれる階段

入り口すぐの飾り棚には愛本店の創業者・愛田武さんの写真。そして地下へと続く階段は、天井にカラフルなネオンが走り、磨き込まれた金の手すりが輝きを放ち筆者を出迎えてくれました。壁には愛本店在籍ホストの皆さんの写真が、ナンバー順に飾られていました。

輝かしい豪華な内装はまさに”夜の遊園地”

受付を済ませてリストバンドをもらい(クラブっぽい!)、一歩足を踏み入れるとそこはまるで、夜の遊園地でした。ミラーボールやシャンデリア、電飾が天井中に張り巡らされ、ゲストの目を楽しませてくれます。

DJブースが出現

本来ならここでホストの皆さんにエスコートしてもらうところですが、今夜の愛本店は「マグロハウス」。そう、ハウスミュージックが流れるクラブです。店内中央部にステージが設置され、DJとMCが早くもフロアを温めていました。

マグロ登場の予感

DJブースの前には、どこのホストでもクラブでもまず見かけることのない解体台。全く写真映えしないにもかかわらず、多くのゲストが珍しそうにカメラを構えます。内装と大漁旗のミスマッチ加減がすごいですね。

マグロハウスの泳ぎ方

店内のご紹介はひとまずこのくらいにしておいて、そろそろマグロハウスの実態に迫ってまいりましょう。
筆者はイベント開始時刻の18時ぴったりに入店しました。

開始30分で完全に温まり切る店内

さすがに18時のオープン当初はゲストもなんとなく遠慮して、後方に下がりがち……という空気が漂います。そんな中 MC・WoW キツネザルさんの強烈な一言でフロアの空気が一気に変わりました。

「みんな盛り上がらないとマグロ出てこないぞーーーーー!」

この瞬間ゲスト全員の心に火がついたことが肌で感じられました。結果、開始たった30分で店内はすでに大盛り上がりでした。こういう時は我を忘れて思いっきり踊るのが一番! ということで筆者もダンス開始です。

グルダンホストの皆さんがあっちこっちに点在する豪華さ

忘れてはいけません、このイベントの会場は老舗名門ホストクラブ『愛本店』。愛本店所属ホストはもちろん、親元のグループ『グループダンディ』所属のホストもお手伝いにいらしていました。ごく一部ですがそのご様子を紹介します。

ピュアピュアハイテンション盛り上げ番長・真友さん(愛本店所属)

逆光でごめんなさい……。

ピカピカの電球グラス(?)片手にフロアをあちこち移動してはゲストを沸かしまくり、とても目立っていたこちらのホストは『真友(まゆ)』さん! 実は真友さんは、マグロハウスがなければホスト業はやっていなかった方なんだとか。

2年前の2017年に、愛本店で開催されたマグロハウス。運営スタッフとして初めてホストクラブに足を踏み入れた真友さん。ホストとしての才能を見抜いたお店の皆さんからの熱烈オファーを受け、イベントのわずか二日後に体験入店を果したそう。

真友さんはその時「自分の天職を見つけた」と思ったそうです。当時勤めていた仕事を辞め、たった三ヶ月後には「愛本店ホスト・真友」が誕生し、今や売れっ子ホストとして、その名を轟かせています。

テレビでも話題のスダラー男児・将暉さん(TOP DANDY 1st 所属)

枚数撮ったんですが絶妙にピントが合っておらず……本当にごめんなさい。

俳優の菅田将暉さんにそっくりなこちらのホストは、TOP DANDY 1st の部長・『将暉(まさき)』さん。プライベートタイムを使って遊びに来られていたようです。満員御礼だったため一時入場を諦めたそうですが、「なんとか入れてもらえました」とにっこり。

他の多くのホストと違い、ゆっくりと言葉を落とすようにお話ししてくださる将暉さんは、声もイケメンでした。さすが人気ホストだけあって、その後もあちこちからゲストに声を掛けられ、記念撮影に応じる姿を目撃しました。

熱い思いをみなぎらせる愛本店代表・壱さん

筆者にしてはキレイに撮れましたよ! 右は愛本店ホスト 飛花(ひゅうが)さん。

『愛本店』の代表・『壱』(いち)さんからも今回お話を伺うことに成功しました。20歳の頃から17年、愛本店一筋でホストとして生き抜いてきた壱さんは、移転にかける思いをお話ししてくださいました。

「人生の約半分は毎日お店に来ていますから、店は第三の故郷のようなものです。この場所がなくなってしまうのはやはり寂しいですし、お客様にもそう言われます。移転先ではこの内装をできるだけ再現しつつ、より綺麗なお店を作りたい。」

「愛本店というお店とその歴史は、愛田会長からもらった宝物だと僕は思っています。そして僕たちはこの歴史を、会長を超えなければならないとも考えています。もちろん叶わないかもしれないけれど、目標は上に見ておかないと何もできませんから。諦めたくないし、自分に何ができるかを常に考えています。」

「愛本店は他のどこのお店も真似できないし、どこにも負けないという自負があります。ホストクラブに来たことがない方もぜひ遊びに来てみてください。絶対に満足していただく自信があります。」と沢山の熱い思いを語ってくださいました。

突如始まる盆踊り

壱さんのお話しの余韻に浸っていたその時、フロアから「マグロ」の三文字の言葉が聞こえた気がしました。慌てて筆者が様子を見に行くと、浴衣美女が登場し、オリジナル曲「マグロハウス音頭」ダンスのレクチャーが始まるところでした。

これを踊らないことにはマグロにありつけない


ということで6種類くらいある振り付けを丁寧かつサクサクと指導し、いきなり本番に持っていく盆踊りガールズとMC・WoWキツネザルさん。それでもなんとなーく踊れちゃう上に、とても楽しくなれるのがこの盆踊りのすごいところです。

遂にマグロ登場!

盆踊り後のフロアは興奮と空腹感が最高潮に達していました。ここでようやく、本当にようやくのマグロ登場です!

マグロハウス本番開始

普通のホストクラブではまず感じることのない、お魚臭が漂います。登場したのは、東京都中央区の居酒屋『おさかな本舗 たいこ茶屋』板前・『若大将』さんと『青大将』さんです。

ここからは軽快なトークと息ぴったりのチームワークで、マグロの解体ショーが展開していきました。この日彼らがさばいたマグロはなんと重量70キロ! 途中解体台から滑り落ちそうになる一幕があり、プロ解体師でも扱うのが難しい大きさだった事が伝わってきました。

解体されてゆくマグロ


キラキラの『愛本店』店内で、部位の説明を挟みながら、ハウスのビートに乗りながら、若大将さんたちの手により大きなマグロがどんどん解体されていく様は、マグロハウスにしか成し得ない異様な光景。

見守るゲストの皆さんも、命の尊さを目の当たりにした興奮と、もうすぐマグロが食べられる喜びとで不思議なテンションに突入です。

愛本店ホストの皆さんによるシャンコ

さて、マグロが解体されゆく中、そのすぐお隣では『シャンパンタワー職人』さんにより、美しい1台のシャンパンタワーが着々と作り上げられていました。

200万シャンパンタワーの大盤振る舞い

残念ながら全体像を写真に収めることはできませんでしたが、この日はなんと200万円分のシャンパンタワーが組まれました。人数にして130名分、使用したシャンパンは36本だったそうです。

愛本店ホスト集合

ここで『愛本店』ホストの皆さんが集まり、盛大なシャンパンコール が始まります。そういえばここはホストクラブだった! と思い出すゲストの方も多く、初めて間近に見る賑々しいシャンコに圧倒されていました。

やっとマグロに巡り会える

シャンパンコール が終わるとついに、マグロがゲストに配られ始めました。入店時渡されたリストバンドに書かれた数字順に(システマチック!)、マグロとシャンパンをもらいに行きます。

This is マグロハウス

マグロはフタ付きの清潔なパックに、ツマと袋入りの醤油と一緒に入れられていました。このパックとシャンパンを、ホストの方々から受け取ります。男前なホストからマグロをもらってドキドキするなんて、初めての体験でした。

フタ付きだから落としても安全

実は筆者は写真撮影に夢中になるあまり、食する前に一度パックを落としてひっくり返してしまいました。パックの内蓋が残念なことになっているのは、そういう理由です…。ですがフタ付きパックのおかげで、安全に美味しくマグロをいただくことができました。


ちなみに、落ち着いて写真撮影も食事も楽しめるのは、VIP席を購入した一部のゲストだけの特権でした。

マグロハウスのゲストはどんな人?

この日のゲストは、もちろん『愛本店』に普段から通っておられる姫も中にはいらっしゃいましたが、大多数が「はじめてホストクラブに来た」という方々でした。

もちろん男性客も

ご友人から誘われて遊びに来たという男性は、「内装の豪華さとクラブミュージックの音量に圧倒されてしまって、なんだかもう『すごい』という単語しか出てこない。でもとても楽しいしマグロも美味しい」と話してくれました。

通っているホストは『愛本店』だけ

また、普段ホストには行かないが唯一『愛本店』だけには通っている、という女性のお話も聞くことができました。この方は半年ほど前にご友人に連れられて来店してからというもの、月に一度ほどのペースで足を運ばれているそうです。

「老舗で男前のホストばかりで、無理にお金を遣わされるようなことも絶対ないし、自分の友人も安心して連れて遊びにくることができるお店だから」と、理由を語ってくださいました。

そして大団円を迎える

マグロ解体後は、アイドルユニット “9nine” のメンバー『佐武宇綺』さんや、『瀧澤賢太郎』さんによるDJタイムになりました。

会場の盛り上がりもピークに

マグロ欲もアルコール欲も満たされたゲストたちは、場の雰囲気にもすっかり慣れたのか、もう何に遠慮することもなく夢中でハウスミュージックに揺られていました。

影でホスト精神を十二分に発揮するホストの皆さん

この時、踊り狂うゲストの間をくぐり抜けるようにして、ホストの皆さんは積極的に空いたマグロのパックやグラスを回収してくれました。他にも汚れた床をさっと拭いたり、ゲストの安全に配慮した行動をさらっと取れるあたりが、さすが男前の集団です。

クライマックスはみんなで合唱

18時から4時間続いたイベントは、BEGINの名曲「オジー自慢のオリオンビール」を最後にみんなで合唱して、和やかに終了しました。フロアにいる全員が兄弟にでもなったような感覚、これはクラブイベントならではかもしれませんね。

帰りたがらないゲストの皆さん


イベント終了後は『愛本店』ホストの皆さん全員で清掃をしなければならないとのこと。しぶしぶ地上に出るもこの場を去りがたい気持ちのゲストさんが多かったようで、入り口周辺には小さな溜まり場ができていました。

「自分は男だから入れないと思っていたけど、イベントのおかげでこの伝説のホストクラブに来れた。本当に嬉しかった」照明業を営む男性は、購入したばかりの『愛本店』Tシャツを掲げながら教えてくれました。

愛本店は男性客も歓迎してくれるそうですよ、と筆者も他のゲストから聞きかじったばかりの情報を伝えると「エッそうなの!? じゃあまた来られるね」と笑顔を見せてくれたのでした。

おわりに

男性もこんな風に喜ばせてしまう力を持つ『愛本店』、恐るべし。
ハウスミュージックとマグロの解体とホストクラブが奇跡の共演を果たした「マグロハウス盆踊り」は、老若男女関係なく人々を楽しませる、唯一無二のエンターテイメントイベントでした。

そしてこのイベントの会場となった『愛本店』入居ビルの取り壊しは、2020年6月の予定です。もちろん移転先で『愛本店』の伝説は続くはずですが、まだ間に合うようならぜひ一度、この素敵なホストクラブへ遊びに行ってみてください。

愛本店HPはこちら

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