【キャバ嬢の悩みのタネ】キャバクラに『ノルマ』はある?どんな『ノルマ』があるの?
キャバ嬢にとって『ノルマ』は最大の悩みのタネ。特にキャバクラに入店したての女の子ならなおさらです。
キャバクラにおける『ノルマ』っていったい何?キャバクラの『ノルマ』の種類や、達成させるための対処法などもくわしく解説します。
キャバクラの『ノルマ』とは?
キャバクラにおける『ノルマ』とは、売り上げや指名本数・同伴本数など、月ごとに決められたことを達成する制度のことです。
『ノルマ』はお店ごとに異なります。お客さんの来店数が少ない日曜日や月曜日などに、最低でも月に一度は同伴するように決められているキャバクラもあったりと、ルールはさまざまです。
キャバクラに『ノルマ』がある理由
キャバクラに『ノルマ』がある理由は、大きく2つあります。まずひとつ目は、お店の売り上げを安定させるためです。
この考えは一般的な企業などと一緒ですね。キャバ嬢も場所は変われどほぼ営業職なので、もちろん達成すればお給料にもしっかり反映されます。
そしてふたつめの理由は、キャバ嬢たちのモチベーションアップのためです。なにか目標などがあれば、誰でもやる気スイッチ全開になりますよね。そういった理由であえてノルマを設けているお店が多いようです。
『ノルマ』が達成できないとどうなる?
『ノルマ』はキャバ嬢たちのモチベーションアップとなる反面、『ノルマ』がなかなか達成できないキャバ嬢にとっては、非常にストレスとなります。
というのも『ノルマ』が達成できなかった場合、高額な罰金が課せられてお給料からどんどん差し引かれてしまったり、時給が下がって最低ランクになってしまうことがあるからです。
具体的なキャバクラの『ノルマ』の種類
キャバクラには、さまざまな『ノルマ』が存在します。実際にはお店ごとにノルマの種類も数も違いますが、以下で紹介する5つの『ノルマ』は一般的にキャバクラで採用されているノルマです。
これからキャバクラで働こうと考えている女の子は、しっかりと覚えておきましょう。
①出勤ノルマ
キャバクラでいう「出勤ノルマ」は、1週間に最低○日出勤しなければならないというルールのこと。
多くのお店では、アルバイトの場合はだいたい週3回以上、レギュラーの場合は週5回以上という『ノルマ』を設けていたりします。
決められた日数をしっかり出勤していればクリアできる『ノルマ』なので、新人キャバ嬢や指名の少ないキャバ嬢でも余裕で達成できます。
②売上ノルマ
「売り上げノルマ」は、月に最低○万円以上の売り上げを達成しなければいけないというルールのこと。
最低売上金額や目標金額は、お店ごとやキャバ嬢ごとに違います。売れっ子になればなるほど、目標金額が高く設定される傾向にあります。
入店1〜2ヶ月目の新人キャバ嬢は、売り上げがさほど見込めないので「出勤ノルマ以外は無し」という良心的なお店もあり!
ボトルの数で勝負したり、指名本数で稼ぐなどキャバ嬢によって、売り上げの伸ばし方は自由です。
③同伴ノルマ
「同伴ノルマ」とは、月に最低○回は同伴するというルールのこと。厳しめだと、週に最低1回は同伴ノルマを課すキャバクラもあります。
さらに、お店が暇な日曜日や月曜日は、「強制同伴デー」という『ノルマ』があるお店もあり。
さらに細かくいうなら、お店の前で待ち合わせをしてそのまま来店してもらう「店前同伴」や、同伴の約束をせずに食事などに行き、その後同伴してもらう「賭け同伴」というものもありますよ。
④場内ノルマ
「場内ノルマ」とは「本指名」からではなく、フリーのお客からその場で指名してもらう「場内指名」を月に○本達成する、といったノルマのこと。
お店によっては「1日に最低1本は場内指名を取ること」「1ヶ月で最低10本は場内指名を取る」など厳しめな場合もあります。
とはいえ、最初から「本指名」をもらえるキャバ嬢はいません。新人ならまずは「場内ノルマ」を達成できるように自分磨きや魅せ方を頑張るべき。
⑤イベントノルマ
キャバクラでは、周年祭やクリスマス、ハロウィンなど、年間を通してたくさんのイベントが開催されています。そんなイベントの際に課せられるのが「イベントノルマ」です。
具体的には「イベントの際にチケットを○枚売る」「イベントに○人お客さんを呼ぶ」などです。
イベントはお店にとってもキャバ嬢にとっても売り上げが爆発的に上がる大切な日。そんな大切なイベント時に出勤しなかった場合には、罰金が発生します。さらにお客さんを呼べなかったらプラスで罰金があるなど、イベントに関しては超厳しめです。
『ノルマ』を達成させるためには?
キャバクラで働いてビックチャンスをつかみたいなら、『ノルマ』は必達です!
とはいえ「ノルマが多すぎて、私には無理かも…」と思っていませんか。以下の3つのポイントをおさえることが、『ノルマ』達成の秘訣です。
①出勤日数を増やす
『ノルマ』を達成させるための基本中の基本は、まず出勤日数を増やすことです。当たり前のようですが一番大切なこと。
出勤日数を増やして、たくさんのお客さんを掴むチャンスを広げましょう。「あの子毎日頑張ってるな」と、お客さんの認知度を高めることが得策です。
②マメな営業をこころがける
昼職もそうですが、キャバ嬢にも営業力は不可欠です。バリバリの営業マン並みに、マメな連絡を心がけましょう。
よほど入れ込んでいる場合でない限り、お客さんがキャバ嬢に「同伴どう?」「食事でもどう?」と連絡してくることは、そうそうありません。
マメにLINEをしたり、たまには声が聞きたいからと電話をしてみましょう。向こうから連絡が来たら即レスするのもポイントですよ。
③時にはおねだりも大事!
「甘え上手」はキャバ嬢にとって最大の武器!たまには甘えて、願いを叶えてもらいましょう。
どうしても困ったときは「実はノルマがあって〜、達成しないとダメだから助けて欲しいの」と素直におねだりしてみましょう。
「あなただから特別にお願いしてるの」というプレミアム感を漂わせるのがポイントです。
『ノルマ』を達成させる自信のない女の子は?
それでも「営業力もないし甘え上手でもない。私にノルマ達成なんてムリ〜」という女の子は、以下の2つがおすすめです。
『ノルマ』が緩いキャバクラで働く
キャバクラの中にも『ノルマ』がそこまで厳しくないお店もたくさんあります。どうしても『ノルマ』に縛られて働くのが嫌なら『ノルマ』のない、もしくは緩いキャバクラで働くのがベストです。
面接や体験入店の時に、そのお店ではどんな『ノルマ』があるのか、しっかり確認しておきましょう。
キャバクラ派遣で働く
お金を稼ぎたいから、昼職のほかに副業としてキャバクラでも働きたい!という女の子も多いはず。
とはいえ、昼職と掛け持ちしながらキャバクラの営業って、マメに連絡なんてできなかったり、同伴する時間もなかったりと想像以上に大変です。
そんな女の子は、営業やノルマが一切なしの「キャバクラ派遣」に登録し働くというのもありです。少なくともノルマストレスからは解放されるはず。
まとめ
どんなトップクラスのキャバ嬢でも、最初から楽々ノルマを達成していたわけではありません。長い下積み時代がありました。営業力と接客力を磨き続けた結果が今なんです。
なんだかんだ言ってもキャバ嬢に大切なのはたった2つ。笑顔と包容力です!『ノルマ』に負けずにビックチャンスを掴み取ってくださいね。