【キャバクラのウイスキー】ボトルやブランデーの違いとは?お酒の作り方や人気ウイスキーの銘柄も紹介
ウイスキーはキャバクラで注文できるお酒の1つです。ハウスボトルとして楽しむ人もいれば、高級ウイスキーをキープボトルにする常連さんも。
お客様にスムーズにお酒を勧めるためにはお酒の知識は必須です。今回はウイスキーの銘柄や飲み方、お酒の作り方などをご紹介いたします。
スナック、クラブ、キャバクラではどんなお酒があるの?値段は?
お酒をあまり飲まない女の子でも、キャバクラなどの水商売で提供されるお酒は、基本的な知識を持っておくべきでしょう。
細かい蘊蓄はいらないので、大まかな種類の飲み方は知っておきたいです。
キャバクラではウイスキーか焼酎が多い
キャバクラではチャージ料金(基本料金)の中に、各種ドリンクが飲み放題含まれています。
飲み放題メニューのメインは焼酎とウイスキー。これを割って飲むための割り物(緑茶、ウーロン茶、炭酸、ソフトドリンク等)も含まれています。
ウイスキー・焼酎はストレートで飲むにはアルコール度数が高すぎるため、割って飲むことが多いです。割り方は、氷の入ったグラスに、グラスの底から指2本分の高さまでお酒を注ぎ、氷を1~2個足し、さらにミネラルウォーターを足してグラスの9分目くらいの量にします。
シャンパン・ワインはボトルキープできない
常連さんの場合、ウイスキーや焼酎はお店に預けてキープボトルとして通う人も多いです。単価の高いキープボトルを入れてもらうということは、今後も通う意志がある証拠。キャバ嬢としてはうれしいですよね。
逆に、ボトルキープできないお酒もあります。シャンパンやワインなど、長期間保存できないお酒は一度開けたらその日に飲み切らなくてはならないからです。
シャンパンやワインでの乾杯は華やかな雰囲気になるので、バースデーのイベントの時は人気のお酒となっており、オーダーも入りやすいです。
キャバクラで定番のウイスキー銘柄・相場は?
飲み放題メニューに入っている以上、定番のウイスキーの銘柄は覚えておくべき!
味わいや相場を覚えておくと、お客様の好みやお金の使い方に合わせてピッタリなお酒を勧めることができるので、接客もスムーズですよ。
ハウスボトルやキープボトルによって違う
ハウスボトルは基本料金で飲めるボトルです。ウイスキー、焼酎がハウスボトルのラインナップに入っています。
飲み放題なので、提供されるお酒はどれもリーズナブルなもの。
お客様にゴリ押ししない程度にキープボトルを入れてもらうのも、キャバ嬢の腕の見せ所です。
ハウスボトルの定番「ジャックダニエル」
ハウスボトルで出されるウイスキーの銘柄は「ジャックダニエル」や「サントリー角」が定番です。
そのままの瓶で出してくるお店もあれば、高級感漂う化粧ボトルに入れて提供するお店もあります。詰め替えているだけで中身はリーズナブルなものです。
高級ウイスキーはキープボトルに
逆にキープボトルは価格帯高め。高級ボトルを買い取って、お店に預ける形をとり、何回かお店に通ってゆっくりと楽しむお酒です。
お値段は5000円~高いものでは10万円、100万を超すボトルもあるのだとか⁉同じ銘柄でもお店によって価格が変わってきます。
話が盛り上がってきたらさらっとキープボトルをおねだりできるよう、高級ボトルの値段と銘柄は覚えておきたいですね。長く通ってもらうことも大切なので、相手のお財布具合を計りながらのおねだりをしましょう。
注意:ブランデーとウイスキーは別物!
お酒は飲むけど、ブランデーもウイスキーもどちらも嗜まないという女の子は勘違いしがち。
両者ともボトルの形も色も似ており、アルコール度数の高い蒸留酒ですが、実はブランデーとウイスキーは全くの別物なんです!
ウイスキーは穀物が主原料
トウモロコシや麦芽など、穀物を主原料にした蒸留酒がウイスキーです。
麦芽から作られる「モルトウイスキー」が人気で、ゆっくりと時間をかけて製造されたウイスキーを「シングルモルト」と呼びます。
高価なウイスキーはシングルモルトの製造のものが多いです。
ブランデーは果実が主原料
ぶどうやリンゴなど、果実を原料にした蒸留酒がブランデーです。
フランス原産で、ぶどうを原料にしたウイスキーの種類に、コニャックやアルマニャックがあります。
甘い香りの口当たりの良さは、キャバ嬢にも飲みやすいと言われています。
キャバクラの高級ウイスキーの価格・種類・飲み方を紹介
ここからはキャバクラで注文が多いボトルや、一度は注文されてみたい人気の高級ウイスキーを覚えておきましょう。
簡単に知識を持っておくだけでもお客様からは「この子わかってるね!」と思ってもらえますよ~。
①山崎12年、18年
日本が誇る四台サントリーウイスキーの1つ「山崎」。日本最古のモルトウイスキー蒸留所「山崎蒸留所」で作られた国産ウイスキーです。
その熟成した年数により価格や希少価値が異なり、山崎18年は、山崎12年の倍近い値段に跳ね上がるようです。
クセも程よく押さえられ、誰でも飲みやすいのが特徴です。3万円程度のものから、高いものでは10万円以上という価格設定になっています。炭酸で割るハイボール、水割り、ロック、ストレートで味わうお客様もいます。
②響/ひびき
品薄で希少価値の高い「響」は、日本だけでなく海外でも大人気のウイスキーです。
製造方法も独特でこだわり抜いて作られたため、最初の一口目はストレートで味わうのが良しとされています。
価格相場は安くて2万円~8万円、高価なものは50万円以上!熟成期間の長いものは、入荷も難しいお酒です。
③白州/はくしゅう
シングルモルトに分類される「白州」。
1994年に誕生し、現在は製造中止となっているためその希少価値はますます高まっています。お店で入荷されたら、飲みたい!というお客様も多いです。
価格は3万円~お店によっては超高額ボトルになることも⁉
④シーバスリーガル
1万円程度で購入でき、キャバクラ初心者もオーダーしやすいのがこちら。
すっきりと上品な味わいが特徴で、スモーキーさが好まれています。
「シーバスリーガル」とは、「堂々としている」という意味があるそうですよ。
⑤竹鶴21年
希少ウイスキーとも呼ばれる「竹鶴21年」。
ボトルではなくショットで少しずつ提供する店もあるそうです。お値段は3万円台~お店によってはさらに高額に。
注意:アルコール度数の高い蒸留酒は飲ませすぎないように!
ウイスキーはアルコール度数の高い蒸留酒なので、お酒を作るときに「濃いめ?薄め?」と好みを必ず確認し、多く入れすぎないようにしましょう。
お客様がダウンしてしまうほど酔わせてしまうと、接客が良くないという評価になり、次の来店をしてもらえないかもしれません。
まとめ
キャバクラで提供するウイスキーは、それほど種類は多くないので、お店においてある銘柄と価格は頭に入れておきましょう。
お酒に強くない、ウイスキーが苦手という女の子でも大丈夫です。知識だけは入れておき、トーク力でスムーズにお酒を勧めてあげられるといいですね。