知る人ぞ知るバー『DRUNK / ドランク』突撃取材レポート【アフターにもってこいの大人な空間】
新宿の夜を彩るさまざまなお店をhoreru編集部が厳選してご案内!
今回ご紹介するのは新宿区歌舞伎町のバー『DRUNK / ドランク』です。
編集部が実際にお店を訪ね、居心地調査からマスターへのインタビューまで完遂して参りました。 それでは早速どんなお店なのかチェックしてみましょう。
新宿・歌舞伎町のバー『DRUNK / ドランク』
オスローバッティングセンターのすぐ近くに位置するビルにあるのが、バー『DRUNK / ドランク』。西武新宿駅から徒歩2分と激近激アツスポットです。歌舞伎町で遊ぶ日の2件目、3件目はこちらで決まりですね。
エレベーターで3階に上がると、バー『DRUNK / ドランク』はすぐそこです。会員制と扉に書いてありますが、「気にせずご来店ください!」とマスター。
『DRUNK / ドランク』の店舗情報
アクセス:西武新宿駅 徒歩2分
住所:東京都新宿区歌舞伎町2丁目39-2 三幸ビルB館3F D室
連絡先(LINE ID):nw5573
営業時間:0時頃OPEN
定休日:水曜深夜
料金:メニューを参照ください / チャージ1,000円・消費税10%
落ち着いた雰囲気のアダルトな店内
店内は広すぎず、でもゆったりと落ち着ける広さです。カウンター9席とBOX席がひとつあり、一人でもカップルでも、何人かで連れ立って行ってもOK。
カラオケ完備のほか、ボードゲームも各種用意があります。初めてお店に行く方も、これで皆で遊べば仲良くなれること間違いありません。もちろん、聞き上手なマスターにこっそり相談事をしに行っても良いでしょう。
クールな雰囲気のマスターは○○○好き!
マスター
『ご注文を伺います……炭酸が苦手? じゃあオススメはテキーラ・サンライズですね!』
一杯目から綺麗なカクテルをすっと提供してくれたマスターのお名前はタクミさん。マスターは細身で187cmと背が高く、一見クールなタイプに見えます。ですがお話してみるととっても笑顔がやわらかく、親しみやすさ満点な方なのだということがすぐに分かります!
そんなマスターを早速質問ぜめにし、色々と聞き出してみました。
開店は2019年6月
マスター
『僕とこのお店のオーナーは20年来の仲なんです。僕とオーナーは元ホストなんですが、僕はホストを辞めたあと別のバーに5、6年ほど勤務し、去年からこの「DRUNK」を始めました。「DRUNK」は6月で1周年を迎えます。』
編集部
『それはおめでとうございます! 元ホストとのことですが、ホストからバーテンダーになられた理由はありますか。』
マスター
『単純に、お酒がすごく好きなので携わっていたくて。バーテンなら好きなお酒を飲みながら仕事ができると思っていたんですが、実際はそううまくはいかないですね(笑)。本当はビールが好きなんですが、自分からお客様に「ビールを飲んでも良いですか」って聞けないんです……。』
編集部
『そういうお悩みがあるんですね……。この記事を読んだお客様が、マスターにビールを飲ませてくれますように。ところで、ホストになったきっかけも気になります!』
マスター
『当時、地元の友達と歌舞伎町のコマ劇前を毎日フラフラしていたんです。そうしたらホストに声をかけられて、そういう道もあるのかと気付いて。で、その人に連れて行かれたお店はちょっと働きづらそうだったので、友達が在籍していた違うお店で働き始めました(笑)。』
『そこから別のお店に移って、しばらくホストをしていました。辞めようとしたときオーナーに「本気で頑張った?」と言われたことが僕のターニングポイントになりましたね。もう名前も覚えてないけど古い喫茶店で、何時間も話し込んで……今でも忘れられない思い出です。』
編集部
『マスターとオーナーの絆の深さが伺えます……! そんなこんなで、今のマスターがあり、『DRUNK / ドランク』があるというわけですね。』
『DRUNK /ドランク』は相談室?! マスターの元に集う人々
──常連客の中にはマスターが元ホストだと知る方も多いとか。お話を聞いてみると、やはりホストをしている方やそのお姫様のご来店もあるとのことでした。しかもしょっちゅう相談事を受けているようです!
折角なので、マスターのもとにはどんなお悩みが集まるのかをお聞きしてみました。
ホストクラブに通う姫とのエピソード
マスター
『まあ正直、女性が一人でお越しになるときは担当(=指名しているホスト)さんの愚痴が多いですね(笑)。「わたしがこれだけしてるのに、担当は応えてくれない」とか「ここを直してくれない」とか「もう会いたくない」とか。』
編集部
『わお。元ホストさんとしてはなかなか複雑なのでは……?』
マスター
『うーん、でもだからこそ皆そういう愚痴をこぼしてくれるんでしょうし、僕もアドバイスできるんですよね。悩んでいる女性には「とりあえずシラフで一度話してみたらどうですか」とアドバイスしています。後日良い顔をして結果報告をしてくれると、僕も嬉しいです。』
編集部
『ええ話や! そのお姫様は、担当さんとお酒抜きでもじっくり話し合える関係になれたんですね。他にもなにか、エピソードはありますか。』
マスター
『常連の女性客からの相談で多いのは、「今から最近出来た担当を連れてくるから、良いホストかどうか見極めてほしい」というものですね。』
編集部
『ええー! そんなこともあるんですね。でも客観的な意見がほしいときには良い手かも……?』
マスター
『そうかもしれませんね(笑)。詳細は伏せますが、連れてこられたホストさんの立ち居振る舞いとか礼儀正しさをさり気なく観察して、あとで依頼人の女性客にアドバイスしたりしています。』
ホストのお悩み相談も
編集部
『びっくりしました。でも聞き上手でこの業界も長いマスターのアドバイスなら、信頼できますね。逆に、ホストさんから相談を受けたりはなさらないのですか。』
マスター
『それもしょっちゅうですよ! お店の愚痴とか、売上の悩み相談とか。それこそ元ホストとして、僕ならではのアドバイスをさせてもらったりしています。どんなお客様に対してどうしたいのかを聞き出して、それぞれに提案をしている感じです。』
編集部
『おお、やはりそうなのですね。例えばどんな相談に最近乗りましたか。』
マスター
『うーん、「こんなお客様がいるんですけどどうしたらお店に来てくれますか」とか、「どうしたら売れますか」とか……。』
編集部
『そういった基礎的といいますか、根本的な悩みこそ、皆さん誰に聞いたら良いか分からなかったりしますよね。そんなものも気軽に相談できるマスターの存在、すごく貴重なのではと感じました。』
マスター
『ま、僕が基本的に何を言われてもされても怒らないから話しやすい、というだけじゃないですかね(笑)。僕、最後に本気で怒ったのがいつだったかもう思い出せないくらいです。安心して皆がいろんな話をできるお店にしたいなと思っています。』
『DRUNK / ドランク』の未来予想図
編集部
『どこまでも良心的なお店だなと感じました……! お店をやっていて大変なことなどはありますか。』
マスター
『大変なことかぁ……。僕、お酒好きですしお店が楽しいですし、しんどいと思うことはないんですよね。年を取ることだけがしんどいかもしれません(笑)。でもそれくらいです。お酒を飲んで、みんなで同じ空間でわいわいできるときが楽しいです。』
編集部
『マスターはマスターが天職なんですね。今後の展開などお考えのことはありますか。』
マスター
『具体的にいつというわけではまだないのですが、お店の拡大移転か、もしくは店舗を増やしたいと考えています。なので、自分のほかにお店を任せられる人を探したいですね。』
編集部
『これはつまり、マスターのもとで修業ができるチャンスということですね。編集部員が立候補したいくらいです。読者様からのお問い合わせを是非お待ちしています……!』
バー『DRUNK / ドランク』の自信あり! なメニュー
お得な飲み放題メニューのご案内です。
焼酎が2時間飲み放題で、なんと女性なら3,000円・男性なら5,000円! チャージ料金込でこの料金です。30分ごとに1,000円の追加料金で延長も可能ですよ。
ただしマスターは焼酎よりもビール党なので、読者様は是非、飲み放題時間中もマスターにはビールを勧めてください! 編集部との約束です。
まとめ
夜0時頃から明け方までリーズナブルにお酒と会話を楽しめる、新宿区・歌舞伎町のバー『DRUNK / ドランク』をご紹介しました。元ホストのマスターがにっこり出迎えてくれるこちらのお店は、バー初心者・ホスト初心者さんでも大歓迎されますよ。
なかなか他ではアドバイスを求めがたいような相談事も、まずはマスターにお話してみましょう。じっくり話を聞いてくれた上で、素敵なヒントを教えてもらえるかもしれません。
普段料理の提供はないそうですが、「年末は年越しそば」など季節ごとのイベントもあり。ぜひ公式twitterをチェックしてみてください。ちなみに7月3日はマスターのお誕生日なので、ばっちり覚えて毎年お祝いしちゃいましょう!