【復活した伝説の現在】ホスト「鳳帝」を徹底追跡!!引退と復活が交錯する現在に迫る!!
THE KING OF ANARCHY。人気ホストからも「憧れ」と語られる伝説的存在が『鳳 帝/おおとり みかど』です。
売上・人気の両方で成功した稀有なホストでありながら、突然の引退。そして4年の沈黙を破っての、ホストクラブ完全新規店をオープン!
今回は鳳帝の引退・復活劇、そして彼のホスト哲学が詰まったグループアナーキーまでを徹底解剖いたします。
ホスト「鳳帝」のプロフィール
歌舞伎町に数々の伝説を残す『鳳 帝/おおとり みかど』。引退した今もなお、歌舞伎町ホストの間では神格化されています。
2012年に突然引退した売上2億円達成した伝説のホスト
現在ではそれほど珍しくない1000万プレイヤーですが、当時は偉業とも呼ばれる時代でした。
そんな中、『鳳 帝/おおとり みかど』は毎年のように年間売上1億円を達成し、全盛期にはその記録は年間1億9000万円という高みに!
人気絶頂でありながら、2012年の突然のホスト引退発表。「鳳帝がいないなら歌舞伎町にはもう行かない」と、ホストクラブ通いを引退してしまう女性客もいたそうです。2016年の『ANARCHY/アナーキー』のオーナーとしてのホスト業界の復帰は、伝説の再来として歌舞伎町を沸かせました。
ホスト「鳳帝」の軌跡
Hero’s Come Back!!
ホストの間で語られるカリスマ、『鳳 帝/おおとり みかど』の軌跡を辿っていきましょう!
伝説のホストクラブ『大阪アクア』でホストデビュー
『鳳 帝/おおとり みかど』がホストの世界に足を踏み入れたのは24歳の頃。当時の『大阪アクア』は、伝説のホストクラブと呼ばれるほどの人気店でした。
2005年「東西ホスト対決」で日本中から注目された大阪ホスト『楓十座/かえでじゅうざ』も在籍しており、『鳳 帝/おおとり みかど』入店時には「俺の後継者が入ってきてくれた」と語ったとのこと。日本一のホストだからこそ、未来のカリスマだと見抜くことができたのでしょうね。
その後、『鳳 帝/おおとり みかど』は4カ月で退店。25歳の時、歌舞伎町に進出を決めます。
冬月グループ出身
歌舞伎町進出のステージとして『鳳 帝/おおとり みかど』が選んだのは冬月グループでした。
700名以上のホストが所属し、雑誌モデルとしても活躍する人気プレイヤーも多数。日本で唯一年間売上3億の壁を突破した『渋谷奈槻/しぶやなつき』も在籍する巨大グループです。
この巨大グループの中で、『鳳 帝/おおとり みかど』は、毎年のように売上1億円を突破するNo.1ホストへと上り詰めます。2012年10月、突然のホスト引退を発表するまで、歌舞伎町の生きた伝説であり続けました。
引退後はアパレルブランドMEMHIM(メンヒム)のデザイナーとして活動
冬月グループが押しも押されぬ巨大グループに成長し、「プレイヤーとしてやりきった」と感じた『鳳 帝/おおとり みかど』は、30歳で引退。次は「やりたいことをやろう」と、アパレルの世界へ!
ホスト時代から個性あるファッションを貫いていた『鳳 帝/おおとり みかど』は、自身のブランド「MEMHIM/メンヒム」を立ち上げ、そのセンスを発揮します。
テキスタイルからシルエット、加工など、細部までこだわり抜いたスタイルは、なんと人気アーティストの衣装にも!ゴールデンボンバーの樽美酒研二やGACKT、ジェジュンの衣装にも選ばれた人気ブランドとなりました。このデザイナーとしての感性は、後のホストクラブの内装にも活かされています。
4年間のデザイナー経験の後歌舞伎町に戻ってきた
2016年、デザイナーとして成功を納めた『鳳 帝/おおとり みかど』は、プレイヤー当時ライバルだった『大珠/だいじゅ』と再会。かつてのライバルとタッグを組み、ホストクラブ経営の道へと進みます。
二人が描いたホストクラブ経営は、「一店舗集中型」。たくさん店舗展開をする「大手グループ」を作るのではなく、店舗数は少なくとも一店舗が高い売上をたたき出す「一流」を目指そうというものです。そのために、1人ひとりの個性・ブランディングを極め、1つ突き抜けたものを伸ばしてあげたい、と語っています。
鳳帝にとってのホストクラブ。それは、職場であり、人間形成の最後の学校のようなところであり、大人になる前の最後の青春の場。そんなホストクラブで、ホストの生き方、その先の生き方を教えたい…レジェンドたる彼の哲学は、グループアナーキーのホストたちへと受け継がれていくのでしょう。
現在はグループアナーキーのオーナーでプレイヤーとしては活動していない
『鳳 帝/おおとり みかど』と『大珠/だいじゅ』、二人のレジェンドホストの再会によって誕生した『ANARCHY/アナーキー』。2018年にはグループ化し、『大珠/だいじゅ』は後に誕生する『ALIVE/アライブ』のオーナーに就任します。
『ANARCHY』オープン当初の『鳳 帝』のポジションは、週5出勤で現場を支えるオーナー兼代表兼スーパーヘルプ兼アドバイザー兼、社畜(笑)‼伝説のホストが挨拶に来て、そのままヘルプについてくれるという豪華さで、かつてのファンだけでなく新規客も獲得。存在感強すぎるスーパーヘルプとして、若きプレイヤーたちを牽引しました。
『ANARCHY』オープンから1年半で1000万プレイヤー3人が誕生し、さらに10名以上が200万オーバーと、店舗売上も右肩上がり。『鳳 帝/おおとり みかど』と『大珠/だいじゅ』の二人のオーナーは、現在はグループの経営に専念しているとのことです。
鳳帝が伝説のホストと呼ばれている所以
その男、偉大にして異質。
人と同じものを嫌い、個性の光るファッション、営業センス、そしてホストとしての哲学を極めた男。だからこそ生まれた「伝説」。
その伝説たる所以をご紹介いたします!
①年間売上1億円は当たり前の2億円プレイヤー
今では珍しくない月間売上1000万ですが、鳳帝の時代の月間1000万はほとんどのホストが超えられない壁でした。
そんな月間1000万が珍しかった当時、『鳳 帝/おおとり みかど』にとっては年間売上1億円は当たり前。全盛期では年間売上1億9000万(ほぼ2億‼)を達成していました。
年間指名本数も約1800本という驚異的な本数(月平均150本)!当時のホスト業界では考えられない、まさに伝説級の数字です。鳳帝は、人気・売上ともに大成功を納めたホストと断言できます。
②誕生日(バースデーイベント)では4000万を売り上げた
月間売上1000万が「偉業」と言われた時代でありながら、『鳳 帝/おおとり みかど』はバースデーイベントだけで4000万を売り上げたという逸話も‼
歌舞伎町で桁違いの売上を誇り、個性際立ち華を感じさせる存在。彼の引退後は「鳳帝のようなカリスマ性のあるホストは今後現れないのでは」とまで囁かれたほどでした。
ホストにとって、これ以上にない誉め言葉ですよね。
③売れっ子でも細客にも丁寧な接客そしてサブ担のプロ
年間指名本数約1800本、年間売上約2億。その人気の理由は、彼の営業スタイルにあります。口コミによると、友達営業として人気が高く、その接客は太客・細客関係なく実に「丁寧」。
No.1ホストといえば重役出勤のイメージですよね。しかし、鳳帝の場合は「早い時間のほうがじっくり接客できてお客さんも満足できるから」という理由で、開店時には出勤し、しかも毎日同伴出勤していたとのこと。ガラケー全盛期の当時、メールは1日200通という驚きのマメさによって実現していたそうです。
また、本人の話によると、「サブ担のプロ」としての需要・売上が高かったとのこと。サブ担とは、一番のお気に入りではなく、他店にいる2番手・3番手のホストです。本来、色恋営業に比べ、友達営業で高い売上は難しいもの。しかし、鳳帝の顧客は、気軽な男友達感覚で遊びに来る女性が多く、その指名数で爆発的な売り上げを伸ばしていました。
④売れっ子でも天狗にはならない。同僚や後輩からも信頼されている
鳳帝は、売上2億円の超売れっ子ホストでありながら、謙虚な人格者であったことも評判でした。
女性客には太客・細客関係なく丁寧に接し、同僚・後輩からは悩みを相談され、信頼されていたそうです。オラオラした雰囲気を持ちながら、優しいジャイアン的な器の大きさで慕われていました。
直接の後輩ではないものの、カリスマ的人気を持つ『越前リョーマ』も彼に憧れていると語っています。引退した今も、人気ホストが憧れ、目指す存在。鳳帝は、そんな数少ないレジェンドと言えるでしょう。
“今”の伝説って何してるの?
多くの伝説を残してホストを引退した『鳳 帝/おおとり みかど』。
4年の沈黙を破っての復活劇、その後にも注目です。
アナーキーのグループオーナーとして熱量を持って経営中!!
鳳帝が名付けた『ANARCHY/アナーキー』とは、無秩序の意。ホスト時代の鳳帝は、歌舞伎町・ホスト業界全体のしがらみ・縛りを強く感じていたそうです。そのしがらみを脱し、いい意味で無秩序なものを作りあげたいという気持ちが込められています。
そしてその根底にあるものは「熱量」。どの業界でも数字に直結するのは「本気」の熱量です。
ほかの有名ホストグループの経営者と比べて、自分の足りないものを冷静に分析した上で、『だけど俺には「熱量」と「学習力」と「ストイック」がある。必ず超一流店、一流ホストを作る。』と決意表明しています。
“今”はとにかく勢いで仕事に専念中
価値ある場所に人は集まるもの。口コミで多いのが、『ANARCHY/アナーキー』のホストの個性の強さです。
鳳帝のマインドを受け継ぎ、同じストイックさと熱量を持つ逸材たち。そんな彼らに「伝えたり育てたりするのが自分の仕事」と邁進しているようです。
歌舞伎町に伝説を刻んだカリスマの「熱量」。彼の「本気の熱量」が、億の価値を生み出す日も近いはず。
ホスト「鳳帝」の公式SNSはあるの?
4年の沈黙を破ってのレジェンドの復活。その後~今までの経過を追えるのがSNSです!
Twitterを随時更新中!
ツイッターでは、『ANARCHY/アナーキー』開店準備の頃からの、鳳帝の決意・葛藤が山盛り!従業員を思う熱い気持ちとエールに溢れています。
「ホストがホストで終わる。そんな繰り返された歴史は終わらさなければいけない!その先も夢描いて、よし!」という、熱い決意が綴られた2016年。その後も圧倒的熱量は高まるばかりです。
最近の投稿では、従業員ホストたちに一斉にいじられるオーナーの図が完成しており、グループアナーキー界隈では過去の鳳帝の画像を貼り付けての日常ツイートが大流行!ホストたちに慕われるオーナー、素敵ですよね。
Youtubeにも動画が上がっているので注目
鳳帝自身はyoutubeでの活動をしていません。
HOST-TV.COMやナイトチューブでは、復活直後のインタビュー動画の他、現役時代のトーク動画も公開されています。
まとめ
4年の沈黙を破り、ホストクラブオーナーとして復活したTHE KING OF ANARCHY、『鳳 帝/おおとり みかど』の今。
どこのグループにも属さない、完全新規店としてのホスト業界再来は、まさに「ANARCHY=無秩序」。クリエイターとしての鳳帝の感性を存分に発揮した店舗も、歌舞伎町を騒然とさせました。
一店舗集中型で一流を狙うストイックさと熱量。そのマインドは彼の目指す「一流ホスト」たちに受け継がれ、新たな伝説を見せてくれることでしょう‼ 『ANARCHY/アナーキー』 は拡大移転も決定しています。