【horeru初! 完全潜入取材】歌舞伎町ホストクラブ『ALIVE / アライブ』初回体験レポート

ホストクラブの初回を体験し、レポートをシェアする企画『#ホストセラピー』。第9弾の舞台は『ALIVE/ アライブ』様です。

今回の体験者はhoreru.com編集部員ヤマダ。ホストクラブには取材で数度しか行ったことのないアラサーです。今年の春から続くリモートワークの影響で人と会う機会が減り、最近ちょっと元気がない自覚がありました。

そんな折にいただいた『ALIVE』様からの潜入取材依頼……そうだ、ホストクラブに行ってこんな鬱屈とした気持ち、払い飛ばしてしまえ! ということでこの度は、horeru編集部員の目線で初回の感想をお届けいたします。今回は「取材」ということをホストさんは全く知らない状態で、潜入して参りました!

今回のお店は『ALIVE / アライブ』

──改めまして、今回お邪魔するのは『ALIVE / アライブ』様です! 『Group Anarchy/ グループアナーキー』から2018年にオープンした2号店で、コンセプトは『お客様がわいわい楽しくお酒を飲める』お店。店内は広く、2つのメインフロアとVIPスペースの3つに分かれています。斬新じゃないですか?

聞けば「役職付以外のホストも個性派揃いで、最近入店した新人含め、今すごくアツいお店」とのこと。ホストクラブの初回って新人さんから役職付きホストさんまでまんべんなく席に来てくれるから、これはヤマダも自分好みの人に出会えそうかも。 でもちょっとウェイウェイしてそうかも……? それでは早速行ってみましょう。

『ALIVE /アライブ』までの道のりとホストクラブに行くときのファッション

──10月某日、ヤマダはホスト初経験の女友達・Tちゃんを連れて歌舞伎町に降り立ちました。JR新宿駅から 『ALIVE』 までは徒歩10分、西武新宿駅からなら徒歩30秒!営業時間は20:00〜25:00です。西武新宿線に面したにぎやかな通りにありますので、初めてのホストクラブにはもってこいですね。

ところで前日までLINEで「何着ていこう! バッグは何にしよう! どんなイケメンがいるの? ウワー!」と騒がしく相談してきてくれていたはずのTちゃん。いざ待ち合わせ場所に行ってみると、結局でっかいリュックに超ナチュラルメイク&いつものお団子ヘアでした。

ヤマダは内心なんでやねん! とツッコミつつ、仕事で忙しい中来てくれたTちゃんに感謝しました。Tちゃんは普段は髪を振り乱してペンキまみれで絵を描く、アートペインター。パンツスタイルが多い中、スカートで来てくれただけでも十分です。

ヤマダの「はじめてのホストクラブ」POINT
ホストクラブには、肩ひじ張らない・自分らしいおしゃれをして行くことを推奨します! でもサンダルやジャージなどモラルに欠けた服装で行ってしまうと、入店お断りとなる可能性が高いんです。身だしなみをきちんと整えてお店に行きましょう!

『ALIVE / アライブ』に到着

──アビテビルの4階が、本日のお目当ての『ALIVE』です。エレベーターを降りてすぐ左手にお店の扉があります。ホストクラブのドアって意外とシンプルなんですよね。Tちゃんも思わず「ここ?」と確認していました。

勇気を出して扉を開けると、受付でいきなりイケメンがお出迎えしてくれます。「いらっしゃいませ。初回でしょうか?」と聞かれたので元気よく「ハイ、初回です!」と伝え、検温消毒、そして本人確認書類の確認をしてもらいました。

ヤマダの「はじめてのホストクラブ」POINT
ホストクラブに行くときは、免許証やパスポートなど顔写真付きの公的な本人確認書類を持参しましょう。これがないと、入店することはできません!

『ALIVE / アライブ』初回体験開始!

スタッフさん
『どうぞ、ご案内します。足元お気をつけください』

──本人確認が終わると、丁寧にメインフロアに案内されました。広い店内で隣の席とは間仕切りがあるので、他のお客様がいても気にならないような配慮がされているように感じました。

席につくとひざ掛けやおしぼりを渡され、飲み物のメニューを見せてもらいます。『ALIVE』では初回は90分制で、鏡月がひとり1本と、お酒を割るソフトドリンク(割もの)が飲み放題とのこと。飲み放題って……いい響きですよね……。

Tちゃんはウーロン茶、ヤマダはレモンティーを注文して待つこと少し。ついにホストさんが席に来てくれました。 Tちゃん、そろそろキョロキョロするのをやめて! もう初回体験が始まっちゃってますよ!

『100%一希』さん

100%一希
『ご一緒してよろしいですか。初めまして100%一希です! 「お酒の一希」と覚えてください!』

──『希望 光/のぞみ ひかる』さんとともに最初に席に着いてくれたのは、お酒とELLEGARDENが大好きな『100%一希 / 100ぱーせんといっき』さんでした。

人をすぐ信じるタイプ」だという一希さんは、これまでホストをしてきた中での失敗談を明るく話すことで、ヤマダの緊張を解いてくれました。さりげなく対面のヘルプ椅子からヤマダの隣りに席も移動して、さすがホスト! 光さんもTちゃんの隣りに来てお話していました。

100%一希
『ヤマダちゃんは失敗談とか、ある?』

ヤマダ
『あー……、失敗っていうわけじゃないんですけど、今ずっとリモートワークで人と会わない日も多くて、ちょっと気が滅入っちゃってるかもしれないです。あんまり仕事が捗らないんですよね』

100%一希
『そっか、人肌恋しいってこと?』

──ここでナチュラルにヤマダの手に触れる100%一希さん。 体温が500度跳ねあがったかと思いました。いいんですか一希さん。100%ホストですね一希さん。一気に来ますね一希さん!

もちろん反応を見ながらでしたが、「仕事モードへの切り替えが中々できない」と悩みを話すヤマダに

100%一希
『あなたのやる気スイッチはどこだ!』

と再びスキンシップを試みる一希さん、若干のオヤジっぽさは否めませんでしたが、少年のようないたずらっ子感がとてもかわいらしい方でした。

『翔 /しょう』さん


『もう2年くらいこのお店で働いています。一途なので。……あれ、シーンってしちゃった……俺、今日はもう喋んない方がいいかも(笑)』

──『壱 志煌/ にのまえ しこう』さんとともに次に席に来られたのは、ネコ好きホストの『翔 / しょう』さん。先ほどの1対1スタイルと違って、志煌さんと翔さんは2人で盛り上げるスタイルのようです。

壱 志煌
『僕は別に、最初はホストになりたいわけじゃなかったんですよ。お店もいくつかを転々としてきました』

ヤマダ
『でも、転々としながらもずっとホストを続けておられるんですね』

壱 志煌
『時間とともに、そういう自分を受け入れていったのよ』


『急に言い回しがロックミュージシャン(笑)』

──どちらかと言えば、志煌さんの濃いめのキャラを、翔さんがツッコむスタイルのようです。もっと翔さんのこともお聞きしてみましょう。

ヤマダ
『翔さんって自分では「何系ホスト」だと思いますか?』


『個性がウリの商売だからこそ、僕はあえて「個性がない」ことをウリにしています。お客様の好みに合わせられるというか』

──柔軟かつキャパが広くないとそんなことは言えませんよね。「あなた色に染まります」というタイプでしょうか。事実、インドアなヤマダともすごく話が合って、アニメやマンガの話題で盛り上がりました。

翔さんの趣味はお散歩で、朝晩問わずお家の近所を歩くことを習慣にしているそうです。コロナ禍で自宅でのリモートワークに飽き飽きしたヤマダも、もしかしたら翔さんとお散歩しながらお話できたら、すごく仕事が捗るかもしれないなぁ、なーんて想像してしまいました。

『まお』さん

──三番目にやって来たのは『まお』さんと『vivi/ ビビ』さんのおしゃれな金髪コンビ。ヤマダは二人のルックスに見とれてしまったのですが、それも束の間でした。

vivi
『なにこれ、なんて書いてあるんだろう? 「アイス 少」か! 「アイス」の文字の混み具合が朝七時半の品川駅! とくにこの「イ」がもうマイケル・ジャクソンの角度だよね』

──初回が始まる際に100%一希さんが残した一枚のメモ。これが引き金となり、まおさんとviviさんの電車トーク・初回スペシャルが始まったのです。お二人の卓越したワードセンスに、Tちゃんとヤマダは爆笑の渦に巻き込まれてしまいました。

vivi
『電車と言えば、混んでる車内で空席にあえて座らない人、ムカつくよね。「そこに座ってくれれば空間が空くのに!」って。改札でSuicaをダブルタップして阻まれてしまえって思う』

ヤマダ
『初めて聞きました、Suicaのダブルタップ(笑)』

vivi
『あと改札って、混んでるときに残高不足で通れない人とかいるよね。1回目はいいよ? でもなぜかその隣りの改札でもう一回試す人、いるじゃん? 「お前封鎖してんじゃねぇよ」って思う! 残高不足のときは床が開くシステムにしてほしい

まお
『下に落ちちゃうんだ(笑)』

vivi
『そのままシューっと下に落ちていって、券売機の前にスターン! で、チャージするの』

──Tちゃんもヤマダも笑いすぎて、まるで漫才を見ているかのような感覚でした。ここは本当にホストクラブなのでしょうか。実はイケメン芸人さんの養成所なのかもしれません。

まお
『なんでいきなり電車の話してるんだっけ?』

vivi
『アイスが満員電車に乗ってるからだよ! なんでか分からないけど、もうこのメモが山手線の車両に見える』

──このあとも電車トークが続き、我に返ったviviさんは「このメモでこんなに遊んだのは初めて」と信じられなさそうにつぶやいていました。

普段の初回ではどんな話をするのか聞いてみると、「だいたいしようもない話をしている」と口をそろえて笑うお二人。きっかけを見つけたらそれを掘り下げていくスタイルとのことで、それがこの日は「山手線」だったようです。

まお
『Tちゃんとヤマダちゃんが笑ってくれて良かった。俺らがゲラゲラ喋ってても、お客様はめっちゃ真顔だったなんてこともあるからね。一緒に笑ってくれたら話し甲斐があるね』

──初対面のお客様相手に気遣いつつも、お喋りし倒すまおさんとviviさんのスキルは本物でした。おなかいっぱい笑いたいときに会いたくなるナンバーワンです。

『韋吹 / いぶき』さん

──山手線トーク(?)で笑いすぎたTちゃんとヤマダの前に次に現れたのは、『恋 / れん』さんとふわっち配信の強者『韋吹/ いぶき』さん。韋吹さんはお酒が大好きだそうで

韋吹
『毎日記憶ないなって感じです!』

──とニッコリ。楽しくお酒を飲みたいとき、一緒にたくさん飲んでくれそうです。どちらかと言えば控えめな雰囲気の韋吹さんですが、やたらにヤマダと目が合うのは運命(さだめ)なのでしょうか、はたまた韋吹さんの戦略なのでしょうか。

さて、恋さんがTちゃんのスマホをちらっと見ただけで「画面が割れてる!」と指摘したことから(観察力がすごい!)、場の話題は最新のスマホやタブレット機器の話へ。韋吹さんはアドトラックに載るほどのふわっち配信者なので、やっぱり大切なツールであるスマホにはこだわっているようです。

──というわけで常に最新版のスマホを持つ韋吹さん、実は元・自衛隊という経歴の持ち主だそう。タブレットがほしいという話題の際には、自衛隊でよく活用していたという話を披露してくれました。……自衛隊ってどんなときにタブレットが要るの?

韋吹
『山の地形の確認をしてました!』

──確かに便利そう(笑)。でもどうせなら、もっと自衛隊時代のお話も聞けばよかったなと後悔するヤマダでした。ふわっち配信も見てみなきゃ!

『 道化師 / ぴえろ』さん

──この日最後にTちゃんとヤマダの席についてくれたのは、『RENREN / れんれん』さんと『道化師 / ぴえろ』さんでした。かつてhoreruのキャストページでお名前を一目見た瞬間から、ヤマダがずっと会ってみたかった道化師さん。さっそく質問してみました。

ヤマダ
『源氏名は、ご自分でつけたんですか?』

道化師
『 そうです、ちゃんと意味もあります! ピエロって漢字で書くと「化ける」っていう字が入るじゃないですか。だから、「あなたのタイプに化けられますように」って思ってこの名前にしたんです』

──おお……! こういう源氏名の裏話を聞くと、お仕事にかける思いを知ることができて胸が熱くなりますね。しかしそれにしても道化師さん、かわいらしい見た目に反して低めでよく通る声が、良い。と、ここで一撃が入ります。

道化師
『隣りで話しても大丈夫ですか?』

──100%一希さん以来の「お隣り」、来ました~! ナチュラルに距離を縮めてくる道化師さん、これはもう女性慣れしまくってますね、絶対。

道化師
『ホスト歴は1年くらいです。今21歳なんですけど、ホストになるまで人生で女の人と話したことはほとんどなかったです(笑)』

ヤマダ
『う、嘘だ……! どうしてホストになろうと思ったんですか?』

道化師
『痩せたら顔が変わったから。痩せたのは、まぁ色々あって……ねぇ、さっきから質問ばっかり! 僕はお姉さんのことが知りたいな』

──かわいい男子から良い声でこんなことを言われてしまっては、ヤマダもたじたじです。意外とグイっと距離を詰めてくる感じも、悪くない。いえ、良い。この後初回トークの極意を聞いてみました。

道化師
『はじめのうちは本当に女性と会話すらできなくて、「好きな食べ物なんですか?」とかひたすら聞いちゃってました(笑)。今は、初回の席では「8割語って2割聞く」というのを意識していて、最後の3分をお客様に逆に8割語ってもらうようにしています。ということで、お姉さんの好きなタイプは?』

──このあとガッツリ語らされたヤマダでした。まんまとヤマダのタイプに化けてくれた道化師さん、あなたには「かわいさ」以外の武器が沢山あってすごいです! お姉さん、応援せざるを得ないぞ!

送り指名は……『まお』さん& 『vivi/ ビビ』さん!

──こうして『ALIVE』の初回では、10名のホストの方々とお話することができました。楽しい時間はあっという間で、RENRENさんと道化師さんが去ると、スタッフさんが「いかがでしたか? 送りはどうしましょう」とにこやかに伝票を持ってきてくれました。

お会計をしながら、ヤマダは「送りって?」とキョトンとしているTちゃんに説明をします。

ヤマダの「はじめてのホストクラブ」POINT
「送り」……「送り指名」のこと。
ホストクラブの初回では、その日のお気に入りホストさんをもう一度呼ぶことができます。
少しだけまた席でお話ができ、最後は出口までお見送りしてもらえます。
送りは、永久指名になる「本指名」とはまた別です。
なので次にお店に来る時、初回で送りにしたホストさんを必ず指名しなくてはならないということはありません。

Tちゃん
『一番のお気に入り? じゃあ私はあの「山手線」の人が良いです!』

ヤマダ
『ちょっと待って、「山手線」だけじゃスタッフさんには絶対伝わらないから(笑)』

──というわけで、今回はまおさんとviviさんを送り指名させていただきました。

まお
『やっぱり電車がお好きでした?』

vivi
『あのメモで「送り」が取れるなんて……味、しめちゃいました』

個性派揃いの『ALIVE / アライブ』できっとお気に入りホストが見つかる!

──戻ってきてくれたまおさん、viviさんと、服の話や趣味トークでひとしきり盛り上がりましたが、実はこの日Tちゃんには、夜遅くからの会議の予定が迫っていました。

まお
『そうなんだ、お仕事大変だね。頑張ってくださいね』

vivi
『頑張ってね! 俺らも今から仕事だよ。というか今も仕事中なんだけど……山手線の話しかしてない(笑)』

──飲み直しができないにもかかわらず、仕事の応援をしてくれたまおさんとviviさんの優しさに胸キュンしながら、出口へ向かいます。

ヤマダの「はじめてのホストクラブ」POINT
初回でお気に入りのホストさんが見つかった際は、そのあとすぐに「本指名」に切り替えて遊ぶこと(「飲み直し」といいます)ができます。
多くのホストクラブでは、飲み直しの料金はお得な設定になっています。
この日まおさんとviviさんは、飲み直しができないTちゃんとヤマダを気遣って明るく送り出してくれました。

ヤマダ
『わぁ、こけそうになった!』

──出口まであと数歩というところで、うっかり段差に躓いたヤマダをまおさんがとっさに支えてくれました。キュンキュン倍増です! (ホストクラブの入り口付近に段差が多い理由って、もしかしてこういうシチュエーションのため……?)

vivi
『電車に乗るときは俺たちを思い出してね』

まお
『山手線はとくにね!』

──最後まで陽気なお二人に見送られて、Tちゃんとヤマダは『ALIVE』をあとにしました。

『ALIVE』に行くまでのヤマダの鬱々とした気持ちは、もうすっかり晴れていました。Tちゃんと帰り道を急ぎながらも、この日会ったホストさんたち一人ひとりを思い返しては、それぞれが個性的で且つみんな物腰が柔らかい、話しやすい方たちばかりだったなぁと、ヤマダは改めて気付いたのでした。

ホストクラブに何を求めて行くかは、人それぞれです。でももしも「なんだか元気がほしいな」「思いっきり笑いたいな」と思う方がいらっしゃれば、ヤマダは歌舞伎町のホストクラブ『ALIVE』を心よりおススメします。個性豊かなホストさんたちが、あなたの来店を待っていますよ!


『ALIVE / アライブ』を初回で楽しむには

○初回料金は?
90分 3,000円 (Tax・消費税込み)
※horeruプレミアムメンバーズなら、horeruが初回のご利用料金をあなたの代わりにお支払いします!

・鏡月1本と割もの飲み放題
・写真指名可
・場内指名は別途料金が必要です

○初回対応受付時間は?
20:00〜23:30

○予約は必要?
基本的に予約不要。
状況によっては、お電話にて予約が可能です。

◯持ち物は?
年齢の分かる顔写真付き身分証。
写真付きのものが無い場合も、年齢が分かるものプラスお名前が分かるもの(印字されたものに限ります)の2点があれば入店可能です。

◯初回でもプラスアルファで料金がかかることはある?
はい、あります。
・ビールなど初回メニューにないドリンクをご注文時は別途料金がかかります

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東京都新宿区歌舞伎町2-45-8 アビテビル4F

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