【キャバ嬢送迎】キャバクラの「送り・迎え」って何?メリット・デメリット、注意点を紹介
夜の世界で働く上で、終電を気にしながら働くのは結構ストレスですよね。
キャバクラには「送りドライバー」という仕事もあり、お店によっては自宅までキャバ嬢の送迎をしてくれる店舗もあります。
キャバクラの送迎を利用する場合のメリットとデメリットをご紹介いたします。
キャバクラの送りドライバーって何?
そのままズバリで、キャバ嬢を自宅までお取り届けてくれるお仕事です。サラリーマンの夜の副業でこの「キャバ嬢の送りドライバー」をする人もいます。
そもそも「送り」「迎え」って何?
キャバ嬢の自宅まで迎えに行き、出勤時間までに店に届けることが「迎え」。キャバ嬢の勤務終了後に、自宅まで送り届けることが「送り」です。
キャバ嬢1人だけの送迎ではなく、あちこちを経由しながら複数のキャバ嬢を送迎します。
委託ドライバーとどう違うの?平均給与は?
委託ドライバーとは配送ドライバーや宅配ドライバーのこと。
送りドライバーはキャバクラと契約し、キャバ嬢を送迎するドライバーです。店によって差はありますが、基本的に日給制で1日5,000円~7,000円程度。高い店であれば1万円前後のお店もあります。実労働時間は3~4時間です。
車は自分の持っている車で、ガソリン代が別途支給の店もあれば、日給に含まれる店もあります。
送りドライバーは違法?合法?
人を送り届けるタクシーの場合は二種免許が必要ですよね。キャバクラの送りドライバーは普通自動車免許を持っているだけでOKで、二種免許は不要です。
二種免許がないドライバー車に乗って大丈夫?違法じゃないの⁉と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
タクシーは乗客からお金をもらう旅客業務のため免許が必要です。キャバクラの送りドライバーの送迎はキャバ嬢からその都度お金をもらっておらず、旅客業務に該当しないのです。
昼職の人が副業バイトで送りドライバーをすることも
1日3~4時間で日給5,000~7,000円なら、なかなか割のいいアルバイトです。
昼間にサラリーマンやアルバイトをしている人が、副業として送りドライバーをしていることはよくあります。
採用条件は免許を持っていることと礼儀・マナーが身についていること。キャバ嬢が気持ちよく働いて帰れるように、店側も考えて採用しています。
送りドライバーってきついの?
送迎するだけ、といえばシンプルですが、向き・不向きはあります。
キャバ嬢が気持ちよく過ごせるよう、挨拶・マナーが身についていることも重要です。
長時間運転をすることが苦手な人や、道に詳しくない・道を覚えることが苦手な人には厳しい仕事になります。
送りドライバーを利用するメリット・デメリットを紹介!
キャバ嬢として働いていると、仕事上がりに電車に乗って帰るのが億劫なときもありますよね。送りドライバーにお世話になりたいと思うこともあることでしょう。
ここでは送りドライバー利用のメリット・デメリットを確認しておきましょう。
メリット①時間・交通費が節約できる
送りドライバーのお金はお店がドライバーに支払っています。
キャバ嬢からドライバーに支払う必要はないため、公共交通機関を利用するよりも短時間・低コストになります。
メリット②飲みすぎも暗い夜道も安全で安心
キャバ嬢のお仕事でお酒を飲みすぎた後、1人で夜道で帰るのは不安も大きいです。
送りドライバーは自宅まで送り届けてくれるので、この不安は解消されます。
メリット③お客様に自宅がバレない
電車で1人で帰る場合、乗り換え等でうっかりお客様と出くわしてしまうことも⁉熱心なお客様に自宅がバレてしまうのは、余計なトラブルも起こりそうですよね。
送りドライバーであれば自宅までしっかり送り届けてくれるので、帰りにお客様と一緒になってしまうトラブルもありません。
メリット④終電を心配する必要がない
送りドライバーが利用できれば、終電を気にして仕事を切り上げる必要はありません。
うっかり終電を逃してしまい、自腹を切ってタクシーで帰るのも大変です。
送りドライバーのいるお店なら、時間を気にせずラストまで働くことができる上、交通費も節約できます。
メリット⑤天気や気温に左右されない
雨の日や雪の日、真夏の暑い夜、真冬のビル風が吹く中、駅や自宅まで歩くのはつらいですよね。
ドライバーの送迎なら、足元が濡れる不安もなく、快適な車内で過ごすことができます。
注意点・デメリット①お店の悪口が報告されてしまう?
送迎ドライバーはメリットばかりではなく、人によってはデメリットもあるんです。
仕事明け、疲れた体でうっかり「あの客、〇〇だった」なんて独り言や、電話がかかってきてお客様や店の悪口を言ってしまう時は要注意。
ドライバーはお店に報告義務があります。店に伝えてほしくないことも伝わってしまい、お店との関係が悪くなってしまうなんてこともあります。
注意点・デメリット②風紀をしている場合
キャバ嬢がお店のボーイといつも一緒に帰っている場合。業界のタブーとも言われる「風紀」が疑われます。
キャバ嬢がお店のスタッフと付き合うことは、禁止されている店が多く、「風紀」と呼ばれています。
風紀が疑われる場合、ドライバーはお店に報告しなければなりません。
こんな人が向いてる・向いてない?事故歴や運転歴も重要
キャバクラの送迎ドライバーは、キャバ嬢を安全に送り届けることが仕事。
しっかりとした運転の実績があり、事故歴もなく、街や道に詳しい人が好まれます。
送りドライバーの1日の仕事の流れと内容を紹介!
キャバ嬢の送迎ドライバーは、家→店、店→家だけでなく、目的地に送り届けることもあります。
送りドライバーがどんな働き方をしているか、キャバ嬢として知っておきましょう。
勤務スタートは深夜0時から
店から送る場合、仕事のスタートは0時以降です。
お店の裏口近辺に車で待機し、閉店後、キャバ嬢たちが乗車するまで待ちます。
キャバ嬢の乗車予定やどこまで送迎するかで違う
乗車するキャバ嬢は1人だけではなく、複数を送り届けることになります。
お店と契約しているドライバーの人数が少ない場合は、ドライバー1人で何度か往復しなければなりません。
どのキャバ嬢をどの順番で送り届けるかは、トラブルにならないように店側が決めることが多いです。この場合は店が決めることなので、「自分の方が後なの⁉」とキャバ嬢同士でもめないようにしましょう。
深夜3時ごろ勤務終了
コンビニに寄ってほしい、寄るところがあるから〇〇で降ろしてほしい、というキャバ嬢もいることでしょう。
全てのキャバ嬢を目的地に送り届け、だいたい深夜3時ごろに仕事終わりとなります。
キャバ嬢も気になる⁉実際の送りドライバーに口コミ・評判調査
自宅まで送ってもらうのだから、どんなドライバーがいるのか、どんな気持ちで働いているか知っておきたいですよね。
送りドライバーとして働く人たちの口コミを調査しました。
重要なのはお店選び
複数のキャバ嬢を送る際、車内でキャバ嬢たちが明け透けな話をすることもあります。
その環境に迫力を感じて辞めてしまう人もいれば、質のいいキャバ嬢が揃っている店のドライバーは楽しんで続けている人もいるとのこと。
キャバ嬢と同じくドライバーもお店選びが大切なんですね。
思っていたより楽で、メリットも大きい
夜の仕事なので体力的にきついのではと身構えていたものの、やってみると自分に合っていてお給料も満足という人も多いです。
深夜に働くこと、運転すること、道を覚えることが苦痛ではない人には向いている仕事なのでしょう。
女の子との雑談も慣れてくるので、送りの最中に気の利いた会話で楽しむドライバーさんもいるようです。
まとめ
キャバクラの送迎ドライバーは、利用する側もメリットの大きいサービスです。
終電を気にせずに働き、気持ちよく帰れるのはうれしいですよね。