【朝のキャバクラ】朝キャバとは?夜キャバや昼キャバとの違いは?朝キャバならではの働き方やメリットとは?
今キャバクラ業界で話題となっているのが「朝キャバ」や「昼キャバ」。キャバクラが夜だけのお仕事だと思っているなら古いかも。
今回は「朝キャバ」や「昼キャバ」の実態について徹底調査。働き方やメリット・デメリットについてもくわしく解説します。
「朝キャバ」とは!?
キャバクラの働き方に改革を起こしたシステムが、今話題の「朝キャバ」や「昼キャバ」です。
今までキャバクラには縁のなかった女性たちでも働きやすい工夫がされていて、東京都内のみならず全国で「朝キャバ」や「昼キャバ」を展開するお店が急増中です。
「朝キャバ」の特徴
「朝キャバ」とはその名の通り、朝働くキャバ嬢のことを指します。
開店時間は朝の4〜5時頃。閉店時間はお店によってバラバラで、正午くらいに閉まるところもあれば、夜キャバが始まる直前の夕方の17時ころまで営業しているお店もあります。
また、オープンから必ず出勤しなければいけないわけではなく、6時出勤、7時出勤などバイト感覚で出勤できるお店もたくさんあります。
「昼キャバ」の特徴
「昼キャバ」の開店時間は午前10〜12時ごろ。閉店時間は夕方の17時頃なので「昼キャバ」も含め「朝キャバ」と呼んでいるお店も多いです。
一般の昼職の女性たちと働く時間帯はほぼ一緒なので、昼職からキャバ嬢に転身する時も比較的スムーズに働き始めることができます。
「夜キャバ」の特徴
「夜キャバ」とは、みんながよく知っている「キャバクラ」のこと。
夜の19〜20時ごろにオープンし25時くらいに閉店するのが、「夜キャバ」いわゆるキャバクラのスタンダードでした。
なかには、ホストなどの同業者やお客さん狙いで、22時頃にオープンし朝方の5〜6時ごろまでやっているお店もあります。
「朝キャバ」ならではの働き方
「朝キャバ」で働く人は、いわゆる「夜キャバ」で働くキャバ嬢と決定的な違いがあります。
「朝キャバ」で働くキャバ嬢たちは、実際にどんなライフスタイルなのでしょうか。くわしく見てみましょう。
実家暮らしの学生
「朝キャバ」では、実家に住む大学生や専門学校生などが働いているパターンが多いです。
1人暮らしの学生ならともかく、実家暮らしで夜な夜な外出していては、水商売をしていることが親バレしてしまう可能性が高いです。
親バレせずに効率よく高収入を得るのに「朝キャバ」は都合が良いと言えます。
普通の主婦
普通のパート勤務のよう短時間だけ働いて、家族にバレることなく収入を得られることから、普通の主婦が「朝キャバ」で働くパターンも非常に多くなってきました。
小さいお子さんがいるシングルマザーでも「朝キャバ」なら保育園などにも預けやすいですし、何よりも短時間で他のパートよりも高収入を得られるというのが、最大の魅力のようです。
彼氏持ちの女の子
彼氏持ちの女の子の間でも、彼氏にバレることなく高収入が得られる職場として「朝キャバ」は非常に人気があります。
「夜キャバ」の場合だと、夜に不在がちになってしまうため彼氏に浮気を疑われてしまう可能性もあり危険です。
「彼に内緒で朝キャバしているが全然バレない」という子も多いですよ。
「朝キャバ」で働くメリット
「朝キャバ」には「夜キャバ」にはないメリットもたくさんあります。ひとつずつ見てみましょう。
①シフトの融通が利きやすい
「夜キャバ」と違い「朝キャバ」はシフトの融通が利きやすいのが特徴です。
たとえばですが、「夜キャバ」の場合、HPなどの募集欄に「週1~OK」などと書いてあっても、実際にそういうお店はごくわずかです。
特に歌舞伎町や六本木などの繁華街の高級キャバクラはノルマなどが厳しいため、結局のところたくさん出勤する必要があります。
「朝キャバ」の場合ノルマは少なく、短期集中で1日に働く時間を長くしてがっつり稼ぐ、なんてことも可能です。
②同伴&アフターをしなくてすむことが圧倒的に多い!
「朝キャバ」には「夜キャバ」のような同伴ノルマなどはほぼ存在しません。
朝の時間帯に「同伴」などは難しい、という理由からだと考えられます。
また閉店後のアフターに関しても、まだまだ電車が走っている時間帯であることを考えると、そうそう誘ってくるお客さんもいないでしょう。
③ヘアメイクをしない店も多いので余計な出費がかからない!
「朝キャバ」ではヘアメイクを強制しないお店がほとんどです。
もちろん朝や昼から空いているヘアメイクサロンもあるので、自主的にセットをしてくる女の子もいますよ。
1回のヘアメイク金額は、だいたい1,000~2,000円なので、ヘアメイクは自分でやれるという人なら、その分節約できますね。
④派閥があるお店は少ない
「朝キャバ」は「夜キャバ」に比べると圧倒的にノルマは少なく派閥などが起きにくい環境です。売り上げを競うという感覚がないので働いている子たちは比較的のんびり。
一般のバイトと同じような感覚で気軽に働いているので、いざこざやトラブルが起きにくいのも「朝キャバ」の魅力ですね。
⑤出勤後に友達と遊びに行くこともできる!
「朝キャバ」なら、正午や遅くても夕方には仕事が終了するので、出勤後に友達と遊びに行くことも可能です。
「夜キャバ」なら、終了時間に他のお店は空いていないので無理ですが、終了後はショッピングや食事・飲みに出かけたりなど、昼職の子と同じように楽しめるのが魅力ですね。
デメリットもあるので注意!
何かとメリットの多い「朝キャバ」ですが、もちろんデメリットも存在するので、よく考えてから入店するかどうかを決めましょう。
「夜キャバ」と比較した時の「朝キャバ」のデメリットをくわしく紹介します。
①時給が「夜キャバ」に比べて低い
「朝キャバ」の給料体制はおもに時給制。一般のアルバイトよりもちょい高いくらいかなという感じです。
たとえばですが、大衆店の「夜キャバ」でも時給3,000円くらいが相場ですが、「朝キャバ」の時給は最低1,500円程度。「夜キャバ」の約半分くらいと思っておいてください。
始発がまだ走っていないオープン時〜朝7時くらいまでなら時給が若干(500円位)アップするお店もあるらしいですが、効率的にがっつり稼ぐにはやはり「夜キャバ」が有利です。
②プロ意識が高い女の子は少ない
「朝キャバ」は学生や主婦層が多く、授業の合間や育児の合間で働いている人がほとんどです。
そもそも「がっつり稼いで有名になりたい」とか「キャバ嬢で高みを目指したい」という欲は薄いので、プロ意識が高い女の子は少ないと言えそう。
「朝キャバ」でもしっかり頑張れば高みは目指せますが「キャバの道1本で本気で頑張りたい!」と思っている子には少々物足りないかも。
③客層が悪いお店もある…
「朝キャバ」の客層は、同業者が圧倒的に多いのが特徴です。仕事が終わる明け方ごろにやってきて飲み直すパターンですね。
また、酔っぱらったまま来店するお客さんも。酔った勢いで暴言を吐くような人が多いのもデメリットです。
逆に普通のサラリーマンは通常ならば出勤して仕事が始まる時間帯。サラリーマン層はやはり少なめです。
まとめ
「朝キャバ」は家族や恋人にもバレずらく効率よく高収入がもらえる仕事として、やはり学生や主婦層からも人気の職業でした。
とは言えデメリットがあることも事実。働きたい女性の弱みにつけ込んで低時給で働かせるといった事例もあるので注意しましょう。
事前に優良店であるかどうかをしっかりと見極めた上で、自分に合った「朝キャバ」を見つけてみてくださいね。