【悩みも困難も、仲間がいれば飛び越えられる】『BLACK DIAMOND CLUB』義勇×『CLASSY』サラン 1,000万突破記念インタビュー
2022年4月度、group BJ ONE’S CREATION からまた新たな1,000万Player たちが誕生しました。
一人目は『CLUB CLASSY / クラッシー』から『サラン』。ノンアルコール営業ながら1,000万突破をはたした実力者ですが、ネット上にはあまりたくさんは情報が載っていない、どこかミステリアス感漂うイケメンです。
そして二人目は『BLACK DIAMOND CLUB』の『義勇 / ぎゆう』。人気 YouTuber グループ『ドルキチ』のメンバー『ぎゆまる』としても活動しており、ひときわ明るくにぎやかな存在感ある男前です。4月度は1,400万売上・ONE’S CREATION No.1 という華々しい成績を叩き出しました。
知名度も実力もあわせ持ちながら、ともに役職にはついておらず、1,000万突破までには2~3年を要したという点で共通するこの二人。今回はズバリ「1,000万までの道のり」というテーマで対談していただきました。女性読者にはもちろん、とくに最近ホストを始めたというかたにも必見の内容です。それでは早速どうぞ!
──義勇さん、サランさん、この度はよろしくお願いいたします! お二人は挨拶程度の会話しか今までしたことがないと伺いましたので、まずは自己紹介から始めていただいても?
義勇
では僕から……初めまして! 『BLACK DIAMOND CLUB』の義勇です。23歳です。出身は大阪で、19歳くらいのときに建築の仕事の関係で東京に来ました。
サラン
勝手なイメージですけど、義勇さんはすごくテンションが高いんだろうなって思ってました。
義勇
テンションはちょっと、というよりめっちゃ高いかもしれないです。今、めっちゃ抑えてます!(笑)
──テンションは是非全開でお願いします(笑)。ではサランさんも自己紹介をどうぞ!
サラン
はい、『CLUB CLASSY』のサランです。出身は広島です。僕は17歳の時に転校で東京に来ました。今27歳です。
──見えない! 失礼ですが、Twitter などで写真を拝見していてもっとこう……バブみのあるかたというイメージでした。ですがお会いしてみると、落ち着いた大人の雰囲気が漂っています。
サラン
バブみですか(笑)。正直 SNS がめちゃめちゃ苦手で「とりあえず絵文字とか使うもんなのかな?」と思っていて、それでバブみが増してしまっているのかもしれないです。
──いえいえ、失礼しました。せっかくなのでお二人の得意なことなども教えていただけませんか?
サラン
得意と言っていいのか分からないですが、僕は経済や歴史がすごく好きです。最近だとウクライナの話をお客様としたこともありましたね。
──えっ! お客様とそんな話になるんですか?
サラン
そうですね、「NATO(北大西洋条約機構)ってこういうものだよ」って解説したり……ちょっと変わってるかもしれないです(笑)
義勇
『BLACK DIAMOND CLUB』にはいないタイプかも!(笑) 僕の得意なことは、お店で従業員との男性同士ならではのノリに、全力で応えるということだと思います!
──YouTube チャンネル『ドルキチ』での義勇さんはまさにそんな感じですよね。
義勇
そうですね、ドルキチはまさに! 見てくださってありがとうございます!
──義勇さんは昔からネアカというか、周りとの交流を好むタイプだったんでしょうか?
義勇
どうなんでしょう。確かに学校でも、楽しんでいるグループには積極的に参加したいなと思っていましたし、逆にグループに入りきれていない人とも、一緒に話して楽しませようとしていたような記憶があります。
──うわあ、一番モテるタイプですね。
義勇
いやいやいや、そんなことはないと思うんですけど。全員に楽しんでほしいとは、いつも思っています。
──ムードメーカーでいらっしゃるんですね。
男前に変われる仕事、それがホスト
──お二人とも、ホストになられた経緯は?
義勇
僕は20歳くらいのときに、YouTube でホストを見かけて、すごく失礼なんですけどめっちゃカンタンそうだなと思って……。そこで興味を持ったのと、当時は何もホストの知識がなかったので、歳を重ねたらできなくなるのかなとも思いました。それで、できるうちにやってみたいと考えたのと、やっぱりカンタンそうだなって思って。
──今2回言いましたね(笑)
義勇
めっちゃカンタンだと思ってました。
──今、ホストになられて3年ほど経たれるわけですが、実際はカンタンでしたか?
義勇
いや難しいですね! なんというか、見た目はカンタンそうなんですけど実は全然そんなことなくて、すごく難しい日々でした。
最初は「とりあえず飲んで騒いでおけば売れる」って思ってたんです。でも実際は、お客様に対して誠心誠意気持ちを伝える仕事で、決して「楽してウェイ」という感じで接待するものではないと分かりました。失礼がないようにすごく勉強しましたし、イメージが一気に変わりました。
──楽な仕事だと思ってやってみたら、とんでもなかったわけですね。サランさんはどうでしょう。
サラン
僕も元々ホストに興味があったんですけど、最初は不動産投資とか保険のコンサルに近いお仕事をしていました。それで、お金のことは分かっていましたし経済の勉強もしていたんですが、人との接し方が分からなくて。正直、昔は一匹狼みたいだったんです。
ホストって色んな学歴の方がいらっしゃって、極論を言えば学校を卒業していなくても、ちょっと癖がある人でも昔ヤンチャしていたような人でも働ける、入り口が広い仕事だと思うんですよ。そういう人とも接してみたいと思ったのが、この仕事を始めたきっかけです。それが25歳のときでした。
義勇
へええ!
──ご入店して、それまで接してこなかった人たちと関わるようになって、いかがでしたか?
サラン
人見知りなので、最初は本当に申し訳なかったんですが、キャストともあんまり喋れなかったです(笑)。でも今は「かなり丸くなった」とか、「いい方向に性格が変わったね」と言われます。
──おお。それは、なにかきっかけがあって変われたんですか?
サラン
というよりは、お仕事をしながら徐々に気づいていけたと思います。この仕事は一匹狼ではダメなんだなって。
──お二人とも、ホストのお仕事をきっかけに意識が大きく変わってこられたのですね。
『サラン』のノンアル営業の秘訣は
──そして色んな経験を積み重ねて、今回お2人とも初めて月間売上1,000万を突破されたということで。改めましておめでとうございます! 実感のほどはいかがですか。
サラン
僕は実感はまだそんなにないですが、やっと突破できたという安心が大きいですかね。
──安心、そうなのですね。突破時のクマちゃんの設置タワーもお写真で拝見しましたが、とてもかわいかったです。
義勇
僕も見ました! めちゃくちゃかわいかったです!
──でもサランさんは、普段からお酒を飲まずに営業しているんですよね。
義勇
えええ?
サラン
そうですね。あのクマちゃんタワーも、ちゃんとシャンパンでできていますが、てっぺんだけノンアルにして僕はノンアルシャンパンをいただきました。
義勇
めちゃくちゃすごいです! どういう風に営業されているのか気になります。
サラン
単純に、僕がお酒がめちゃくちゃ弱い体質なので、それは素直に伝えています。伝えて、理解してくれるお客様しかいないという感じです。
ご指名いただいている中にはもちろんめちゃめちゃお酒が大好きなかたもいるんですけど、僕の前では基本的には、僕のペースに合わせてノンアルしか飲まれないんですよね。
──それで月間売上1,000万を突破してしまわれるんですからすごいですね……。義勇さんは突破時の心境はいかがでしたか?
義勇
やっと突破できての安心もありましたが、僕はちょっと、遅すぎたなという感じですね。
──ですがいきなり1,400万突破で管轄ナンバーワンご獲得でした。嬉しくはなかった、ですか?
義勇
それが全然嬉しくなくて。皆さんのおかげで取らせていただいたタイトルなので、嬉しい・嬉しくないというのもおかしいんですけど。
ただ『BLACK DIAMOND CLUB』のたお代表だったり、『CLASSY』の鳴代表や侑李主任、『THE GENTLEMEN’S CLUB』の天音シン代表代理は、1,000万を毎月ずっと売り続けてるんですよ。今の時代、一発1,400万突破でバーンと売るよりも、「〇ヶ月連続1,000万」だったり「年間1億」という数字が注目されます。
そういう人たちを目の当たりにしているので、自分はまだまだというか、これを継続してないと意味がないんだなとすごく思います。だから今回の1位は本当にたまたま取れた、すごい人たちがいっぱいいる中でマグレで行けたものなんだと思っています。
──これからの方が大事なんですね。
義勇
そうですね。一回じゃ意味ないなって思います。
サラン
僕も『CLASSY』で働かせていただいて、従業員全員が本当に強いなと実感させられています。誰が1,000万を売ってもおかしくないし、すごい人たちは毎月のアベレージが高いので、僕もこれから本当に毎月上げていかなければと思います。
──うーん、「安心」とはおっしゃりつつも、これからなかなか大変そうなのですね。
義勇
あはは、本当にそうですね!
ひとりで抱え込む必要なんかない
──ホストを始めてから1,000万突破までに、お二人とも2~3年かかられたと伺いました。その間、悩んだことはありますか? 極端な話、もうこの仕事を諦めようと思ったりとか……
義勇
あります、全然ありますよ。そういう不安は常にあります。
──あのう、それってどうやって乗り越えるんでしょう?
義勇
うーん……、(サランさんに)どうやって乗り越えてますか?(笑)
サラン
僕は、辛いと思うことは実はそんなになかったんですけど。1度だけ、僕のバースデーイベントの直前に、いろんなことが自分のキャパを超えてつらくなってしまって、鳴代表に「もう無理かもしれません」と電話をかけたことがあります。
義勇
えっ!
サラン
でもそのときに代表に前向きな言葉をたくさん頂いて、「もうちょっと頑張ります」ということで落ち着いて、本当にそれから頑張ることができて今に至ります。鳴代表の言葉は本当にありがたかったですね。
義勇
めちゃくちゃ良い話ですね! 僕は、暴走しちゃって止まらなくなることがよくあるので……たお代表や界主任、ゆうたりん主任や後輩たちに、毎日営業後に「今日僕のどこがダメだった?」とか「どこを直した方がいいと思う?」とか、聞いています。みんな冗談抜きで真剣に答えてくれるので、自分の本当にダメな部分とか、逆に良いところも学べることが多いです。
──最近一番刺さったアドバイスはなんですか?
義勇
僕、初対面の方には「誠実さ」みたいなことを意識してけっこう真面目に話していたんですが、それが「あんまり面白くない」と言われました(笑)。「義勇さんは僕たちに接するみたいに、テンションが高い方が良いかもしれないですね」と。なので、失礼が無いように意識しながら、もっと自分を出して行くことを最近意識しています。
──本当に本音で意見交換し合っておられるんですね。
義勇
どの従業員も真剣に答えてくれます。たお代表なんて、看板でも変顔をしていてふざけているイメージかもしれないですけど、従業員の悩みは本気で聞いてくださって適切なアドバイスをくださるんです。やっぱりそれが、乗り越えられた理由かなと思います。
サラン
めっちゃ良い話ですね……!
必見! 『義勇』先生のSNS講座
──ところで先ほどサランさんが「SNS はちょっと苦手」とおっしゃっていました。義勇さんは……
義勇
割と好きな方かもしれないです! たお代表がすごく SNS 好きなので、それを真似するようにしたりしています。
──おお。そんな義勇さんから是非、ミニSNSアドバイスをいただけませんか。サランさんは SNS のどういった部分が疑問なのでしょう?
サラン
そうですね、Twitter だったらどんな文章を書けばいいのか、Instagram だったらどんな写真を載せればいいのか、というのがやっぱりよく分からなくて。
義勇
サランさんの Instagram はシャンパンとかタワーの写真が載っていて、バリバリのホスト感がありますよね。ああいうのはすごくかっこいいなと思います。ですが僕の場合は例えば、ストーリー機能をつかってブランディングができると思いますね。「この人、この時間にこういうことしてるんだ」と見てもらえるというか。
サラン
ああ~!
義勇
Twitter でも、例えば「早起きしてます」って言っても、既に指名してくださってるお客様だったら「この時間に LINE が来るな」とだいたい分かっていただけるんですけど、そうではないかたには信憑性がないですよね。でも朝起きた瞬間にツイートすれば、「この人こんな早い時間に起きて行動してるんだ」とか、自分を知らない人へのブランディングができるんじゃないかなと思います。
サラン
1日の投稿数とか、投稿する時間帯は決めていますか?
義勇
そうですね、時間はゴールデンタイムみたいなものがあると思います。僕は朝の7~8時、12~13時、17~18時、あと営業終わりすぐという風に大体決めています。
あと、SNSでは最近僕は「マッチョキャラ」でやっています。全然マッチョじゃないんですけど(笑)、そういうことをやっていると「なんかこの人マッチョキャラなんだ」と徐々に認識していただけるんです。
世の中、ホストもイケメンも、お酒が飲める人も面白い人もいっぱいいるんですけど、「キャラ化してる人」ってあんまりいないんじゃないかなと思うんですよね。たお代表は強烈なキャラクターがあって、僕はもう芸能人レベルだと思っているんですが、僕もそういう個性がほしくて、ドルキチや筋肉キャラで自分を見せています。SNS は本当に「見せ方」だと思います。
──自分のしたいようにアピールできる場なんですね。サランさん、いかがでしたか?
サラン
勉強になりました……! ありがとうございます!
焦らずに全力で上を目指す
──お二人の今後の目標はなんでしょうか?
サラン
『CLASSY』は本当に強いお店なので、まずは上位ナンバーを維持できるように頑張ります。もちろん、いつかナンバーワンを取りたいです。あと、役職もまだないのでそこを目指したいですね。
義勇
僕も今の成績を維持したいですが、やっぱり目標は毎月売上1,000万を継続することや、年間1億円ですね。それからせっかくトラックも走らせてくださっているので、もっと『BLACK DIAMOND CLUB』の名を広めたいですし、ドルキチももっと知ってもらえれば嬉しいなと思いますね。
──いつかドルキチメンバー全員でトラックに載る、なんていうこともあるかもしれませんね……?
義勇
はい、めちゃくちゃ載りたいですね!
──実現を楽しみにしています。最後におひとりずつ、メッセージをどうぞ。
サラン
まずはお姫様に、毎月ありがとうございますという感謝を伝えたいです。それから、僕は『CLASSY』がめちゃめちゃ好きで、『CLASSY』が圧倒的No.1の店舗でいてほしいので、従業員のみんなとはこれからも切磋琢磨して、意識を高く持って一緒に頑張れたらいいなと思います!
義勇
僕も、お姫様にはいつも感謝しています! それから従業員、とくに JKC 挑戦中の後輩たちへ。
編集注:『JKC』……ホストクラブグループ・group BJ の最大イベントのひとつ。「Junior King Cup」の略。店舗の枠を超え、入店1年未満の group BJ 新入店者たちが月間売上金額で競い合うイベント。
JKC のときってみんな高い目標を設定すると思うんですけども、無理しちゃうこともあるんじゃないかと思うんですよ。結局無理しなかった人が、多分勝つんですけど。僕なんて当時めっちゃ無理しちゃったから、JKC 時代のお姫さまは今誰もいないんです。
サラン
ええー!
義勇
今それを振り返って、申し訳なかったな、今だったらそんなことないのになとすごく後悔しています。だから、後輩のみんなには焦らずに目の前のことを全力でやってほしいです。
もちろん目標が高いことはすごく大事なんですけど、その目標に見合った行動が必要で、ホストはとくに行動しないと意味がない。そこに気づいて、JKC の期間で良い成長をしてほしいです。あんまりこういうことは普段言わないんですけど(照)
サラン
素敵ですね。
義勇
ありがとうございます!
──お二人とも真摯でお仲間想いなんですね。素敵なインタビューになりました。これからも是非頑張ってください。ありがとうございました!