ホストの「オラオラ営業」とは?ハマりやすい人の特徴【寂しがり屋な女性は注意】
どっちがお金を払っているのかわからないような高圧的な態度でグイグイ押してくる「オラオラ営業」、あなたはお好きですか?
オラオラが似合うくらいカッコ良かったら許せるけど、勘違いホストは許せないと言う方もいらっしゃいますよね。
今回は、女性によって好き嫌いがはっきりわかれるともいうオラオラ営業について、掘り下げていきたいと思います。
ホストの「オラオラ営業」とは?
オラオラ営業とは、絶対的にホストの方が上の立場を取ることです。
「今日店来いよ」と言われたらお客側の事情なんて聞きません。都合が悪いと答えたら、「なんで俺が呼んでやってるのに来ないんだよ」とキレられてしまう、そんな関係性です。
このように、かなり強く「今日店に来い」と言ってくることだけをオラオラ営業と呼んでいるため、女性から見たら同じように強制力があっても「今日どうしてもお店に来て、お願い!」と言われる場合はオラオラではありません。
「オラオラ営業」にハマりやすい女性
何でお金払って命令されなきゃいけないの?私だったら絶対そんなのにはまらないと思われる方も多いと思います。
どんな女性がオラオラ営業にハマってしまうのでしょうか。タイプ別に分析してみました。
自分に自信がない女性
まず、劣等感が強く自分に自信がない女性です。今までの男性経験が少ない、もしくは男性経験であまりいい目にあってこなかった、こんな女性は強気の言葉にグラっとしてしまいがちです。
こういうタイプの女性は自分に自信がないので、もっとお店に行きたいけどあんまりしつこく行くとうざがられないかな?などと悩んでしまいがちです。
だから「今日絶対来いよ」と命令されるほうが気が楽なのです。グイグイ引っ張ってもらい、自分で決断しなくてもいいそんな関係に幸せを感じてしまいます。
寂しがり屋で常に誰かと一緒にいたい女性
ちょっと気が強く、クールに見られがちに以外と多いのがこのタイプです。美人でまわりから高嶺の花的な扱いを受けている女性も実はこのタイプだったりします。
寂しさを埋めるためにホストクラブに顔を出し、出会ったホストに素質を見抜かれてオラオラされます。「私はそんなことで喜ばないわよ」と思いながら、連絡が途絶えると寂しくなって自分から連絡を入れてしまうタイプです。
男性に対して献身的で尽くしてしまう女性
男性に命令されて、尽くすことに喜びを感じるのがこのタイプです。
いつも自分に強気なホストからふとした拍子に「俺にはお前しかいないんだから言うこと聞けよ」などと言われると、自分がこの人を支えてあげないとダメなんだと思い込んでしまいます。
オラオラ営業が下手で、人気のないホストであってもこのタイプの女性はかえってハマりやすくなります。
かまってほしいメンヘラ気味の女性
かまってちゃんのわがままなタイプの女性もオラオラ営業にハマりやすいタイプです。本気でホストがウザく思って冷たい態度をとっても、めげないのが特徴です。
ある意味面倒な相手なので、ホストはお金さえ引き出せればどうでもいい相手として本気で冷たい態度をとることもよくあります。依存度は非常に高く、本気でホストから愛されていると思い込んでしまうこともあります。
度を超えたオラオラ営業には注意が必要
一言でオラオラ営業と言ってもいろいろなタイプのホストがいます。
口調や態度はドSですが、実際はちゃんと女性客の状態を観察しながら態度を使い分けられるホストもいます。ナンバーを張っているような、人気があるホストに多いタイプです。
中には口調や態度だけでなく、本当に暴力を振るうホストもいます。もちろん、きちんとしたお店ではこういう振る舞いを許さないので、お店選びも重要です。
ドSなのと嫌がることを強要されるのは別
ドSでもきちんとしたプロ意識を持っているホストならば、本当に女性が嫌がることを強要しません。女性客側にMっ気がありオラオラを受け入れるタイプかどうかをきちんと観察しています。
オラオラ営業というのは実はリスクが高い方法です。
それを理解せずただやみくもにいばり散らし、女性が嫌がることを強制するのはただの勘違いホスト、暴力を振るうのはただの暴力ホストです。やみくもに高圧的な態度を取られた場合はさっさと切りましょう。
怖いと感じたら一歩引くことも大切
担当ホストがオラオラ系で、自分で買えないほど高いお酒を入れるように強要してきたらどうしますか? そこで言いなりになってしまったら、待っているのは自分の身の破滅です。
相手の要求が度を過ぎていて怖いと感じたら、一歩引いてお店に行くのをやめる勇気も大切です。許可していないのに勝手に高額なお酒を入れられたら、開けられる前にお店に抗議しましょう。
もしお店ぐるみで無視するようだったら、二度とそのお店には行かないほうがいいです。
永久指名制の場合は店替えがおすすめ
ちゃんとしたお店なら、勝手にお酒を入れることを許したりしません。風営法が厳しくこともあって、きちんとホストを管理しているはずです。
ホストクラブは一度決めた担当ホストを変えることができない永久指名制がほとんどのため、許容できないオラオラ営業をされても指名替えができません。また、もし担当を変えることができても、指名替えをしたホストがいる店には顔を出しにくくなります。
そのホストに会いたくなかったら、もうその店に顔を出すのをやめ、ホストのLINEはブロックするのが一番です。売掛金を踏み倒しているなどの事情がなければ、家まで押しかけてきたりはしませんからね。
「オラオラ営業」以外にも?ホストの営業スタイル紹介
今までオラオラ営業について解説してきました。
ホストクラブではこれ以外にも業界でのみ通用する名前の付いた、様々な営業手法が用いられています。ここからは、オラオラ営業以外の有名な営業手法についてもご紹介します。
疑似恋愛をする「色恋営業・イチャ営業」
ホストは女性客に愛をささやき、恋愛関係であるかのような錯覚を抱かせる営業方法です。
来店時もぴったりとくっつき、片手は必ず腰を抱くか太ももをなでるなど密着したスキンシップを取るのも特徴です。
女性側も「色恋営業」だとわきまえて疑似恋愛を楽しむ場合もあれば、本気で自分だけに特別な感情を持ってくれていると勘違いしていることもあります。さらに、思わせぶりに振る舞い、時には結婚をチラつかせる場合は「本営」とか「本カノ営業」と呼ばれます。
ワイワイはしゃぐノリのいい「友達営業」
あまり色っぽい雰囲気ではなく、男友達と遊んでいる感覚で楽しむのが「友達営業」です。
気のおけない男友達と飲んでいるようにワイワイと楽しめます。大学生や昼間普通に働いている女性が、この「友達営業」を好む場合があります。
恋愛感情が介在しない分、気楽に通い続けられますが、太い客にはなりづらいのが特徴です。ホスト側から見たら、面倒臭い事態にはなりにくいけれど、あまり売り上げに期待できないというデメリットもあります。
ネガティブな「病み営業」
メンヘラな女性はオラオラ営業にハマりやすいと書きましたが、逆にホスト側が病んでるアピールをするのが「病み営業」です。
「もう俺なんかダメかも、死にたい」などというLINEを送ってきます。面倒見がよく、尽くすタイプの女性は、心配で離れられなくなります。
他の卓についた時は結構元気そうだったりします。それを指摘すると「お前の前以外では無理してるんだよ」と言われるのがパターンです。
肉体関係を持つ「枕営業」
身体の関係に持ち込んで、より離れがたくさせるのが「枕営業」です。
女性客の方にも枕目的のお客がいます。その場合は積極的に女性側から誘いをかけることもあります。長く「色恋営業」を仕掛けてきて、さらに高額売り上げを目指すための次の一手として枕営業に持ち込むことがあります。
身体の関係ができたから自分は特別と勘違いしないようにしましょう。女性の側も、大切にされたかったら自分を安売りしないよう心がけ、軽い相手と思われないように振る舞うのが正解です。
まとめ
オラオラ営業はうまく使い分けるホストもいれば、オラオラ専門ホストもいます。女性客を気分良くさせてこそのホストですので、あまりに威丈高で鼻についたら関係を考え直すこともありです。
いくらオラオラ営業が好きな方であっても、暴力・暴言などには許容しないようにしましょう。ホストが無理強いをしない良心的なお店で楽しく遊ぶようにしてください。