ホストが本名を教えてくれる心理は?女性もホストに教えるべき?【源氏名とは】

ホストの多くはお店で本名ではなく「源氏名」を名乗っています。そのためお客さんがホストの本名を知る機会は少なく、本名を教えてもらうと少し特別感を感じるという方も多いでしょう。

しかしホストが本名を名乗らない理由、また一部のお客さんに本名を教える理由にはどんなものがあるのでしょうか。

この記事ではホストが本名を教えてくれる心理、また源氏名のつけ方に関して紹介しています。ホストクラブ好きの方はぜひチェックしてくださいね。

ホストが本名を教えてくれる心理

ホストの多くは本名とは別に「ホストとしての名前」つまり「源氏名」を持っています。まだ知り合って日も浅いお客さんに対して本名を教えてくれるホストは非常に少数派です。トラブル防止のため源氏名をつけている、というホストの場合本名を教えてくれないこともあります。

しかし一部のホストはお店に来てくれるお客さんに対して、自分の本名を教えてくれることがあります。
ここからはホストがお客さんに本名を教える目的について解説していきますので、ホストとの距離を縮めたいという方はぜひチェックしてくださいね。

お客さんからの信頼を得るため


普段源氏名で仕事をしているホストが隠している本名を教えることで、お客さんからの信頼を得ることができます。

お客さんの中にはホストに対して「信頼できない」というイメージを持つ方も多く、そういった方に対して自分を信頼してもらうという意味合いで本名を教えることもあるようです。

ホスト自身を信頼してもらえれば、今後の関係性もより良いものとなります。本名を教えられたら「今後も長くお店に来て欲しい」という意図があると考えてもよいでしょう。

特別感を演出する営業のことも多い

本名を教えてもらえるのは特別なこと。トラブルにもつながる本名の公表はなるべくホストにとっても避けたいものです。そのためホストが本名を教えるのは、今後の売上につながる営業として教えるという場合がほとんどだといえます。

ここからはホストで一般的な営業の種類について解説していきます。どの営業でも本名を教えられる可能性がありますので、本名を教えてもらってもそのことはあまり気にしないようにしましょう。

まるで恋人のような色恋営業


まずはホストの中で最も一般的な色恋営業です。色恋営業とはお客さんをまるで恋人のように扱い、好意を示す営業スタイルのこと。お互いに名前で呼び合えば、より恋人気分を感じられますよね。

色恋営業の場合お客さんはホストとの疑似恋愛を楽しむことになりますが、ホストの営業が上手いとどんどん深みにはまり、気づいたらホストに本気で恋をしていた…というケースもたくさんあります。

飲み友達のような友達営業


ホストの中で最も難しいと言われているのがこの「友達営業」です。友達営業は友愛営業と呼ばれることもあり、仲のいい友達同士のようにお酒を飲んだり、ご飯に行ったりする営業のことです。

しかしお客さんがホストに対して恋愛感情を抱きやすいことを考えると、この「友達」と言う距離感をキープし続けるのは非常に難しいといえます。

そのためこの「友達営業」をするホストは少なめですが、「飲み友達が欲しい」という気持ちでホストクラブに行く人にとってはメリットの大きい営業スタイルだと考えられるでしょう。

私だけが特別!?本命営業


多くの営業方法がある中で一番強力だと言われるのが「本命営業」。本命営業とは本当の彼女のように接する営業スタイルのことで、本名を教えるのもまさにこの営業のひとつですね。

ホストの中でも本命営業は定番で、お客さんに「自分はホストの彼女だ」と思い込ませるためならお店全体で口裏を合わせて協力することもあります。

また、本命だと思わせるためお客さんの親に挨拶をするホストまでいますので、営業だと見抜くのは非常に難しいと言えるでしょう。

そもそもホストはなぜ源氏名をつけるの?

なぜホストは源氏名をつけるのでしょうか。ただお客さんに名前を呼んでもらうだけなら本名でもいいはず。しかしほとんどのホストが源氏名をつけていることを考えると、本名以外の名前を名乗ることに何らかの意味があると言えるでしょう。

ここからはホストが源氏名をつける理由について解説していきますので、「ホストについてもっと知りたい」という方はぜひチェックしてくださいね。

「ホストとしての自分」を作るため


ホストが源氏名をつける理由として大きいのは「ホストとしての自分」を作るため。やはりホストのお仕事をしっかりとこなし、売り上げを伸ばしていくためにはお店にいる間「ホストとして」振舞うことが大切。普段の自分とホストとしての自分を上手く切り替え、よりお仕事に集中できるよう源氏名をつけるというホストも多くいます。

源氏名は、ホストにとっての制服のようなもの。職業によっては「制服を着ることで仕事モードになれる」という人が多いように、ホストも「源氏名を名乗ることでホストモードになれる」という方が多いのです。

本名だとトラブルになることも


自分を鼓舞するために源氏名をつける方も多くいますが、トラブル防止のために本名を名乗らないという方もいます。最初から本名を名乗ってしまうとお客さんに住所などがすぐにバレ、トラブルに発展する可能性もあります。

特に色恋営業をしょっちゅう行うホストには恋愛関係のトラブルがつきもの。自分や他のお客さんが危険な目に合わないよう、本名など自分のプライバシーに当たるようなことはお客さんに一切明かさないというホストもたくさんいます。

ホストの源氏名に込められた意味は?

源氏名に込められた意味は様々ですがきちんと意味を込めて源氏名を決めるよう、先輩からアドバイスを受けるホストも多いようです。今後のホスト人生の中でお客さんに呼ばれ続ける大切な名前となるので、新人ホストにとって源氏名決めは非常に重要なことだと言えます。

しかし、何か大切な意味がありそうな源氏名…気になる名前の方がいればそのホストに直接聞くのが最も手っ取り早いと言えますが、源氏名の意味について大まかに知っておきたいという方は以下をチェックしてみてください。

漢字や響きでキャラクターをイメージさせて自己PRの役割


源氏名をつけるときに、お店での自分のイメージに合った名前を付けるホストも多くいます。元気で明るいイメージなら「陽」「光」の字を入れたり、かっこいい系のなら「竜」「斗」などの字を入れるなど、ホストにとってアイディアはたくさんあります。

最近はカタカナやアルファベットを源氏名に付けるホストも多く、「カイト」や「ATHUSHI」など様々な源氏名があります。漢字のイメージや響きの印象によってお客さんからのイメージも変わってきますので、好きなホストの名前からどんなイメージを受けるかを意識して見るのもよいでしょう。

お客さんに気軽に名前を呼んでもらえるように


本名を名乗るのもいいけれどもっとお客さんに呼んでもらいやすい名前がいい、と考えるホストも多くいます。

そういった場合「椿」「春」など漢字一文字の名前にしたり、「祐」など短めの名前にするケースが多いです。

また、あだ名をつけやすい名前をあえて設定するホストもいますので、やはりホストにとって源氏名に対する考えはそれぞれだと言えるでしょう。

インパクトのある名前ならお客さんも覚えやすい


源氏名をつけるうえでお客さんに一回で覚えてもらえるような、インパクトのある名前をつけたいと考えるホストも多いもの。

ホストはお客さんと最初に会うとき名刺を渡しますが、もし源氏名が面白い名前であればそこから会話も弾みますし、名刺を見返した時思い出してもらえる可能性が高くなります。食べ物の名前から元ネタのわからない謎の名前まで、ホストの世界にはいろんな源氏名が存在しています。

他のホストと差別化をするためにも、源氏名のインパクトは非常に重要なのです。

尊敬する先輩に付けてもらうことも


特に自分自身につけたい源氏名が無いという場合、尊敬する先輩に名前を付けてもらうこともあるようです。

しかし先輩にお願いするとお酒の勢いで非常に個性的な名前を付けられるケースもありますので、他の人に名前を付けてもらうのを避けるホストもいます。

しかし尊敬する先輩からもらった名前は非常に貴重なもの。他人から見た自分のイメージを表す名前だともいえるので、気に入る名前をもらえれば今後ますますホストの仕事を頑張れるはずです。

お客さんもホストに本名を教えるべき?

ここまでホストの源氏名についてご紹介してきましたが、ホストが本名を教えてくれたらお客さんの方も本名を教えるべき?という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

しかしホストクラブではどれだけ常連になっても基本的にお客さんの方から本名を名乗る必要はありません。ホストクラブに通っていることを周りの人に知られたくないという女性も多いので、ホストの方もあえて本名を詳しく聞いてくることはないでしょう。

身バレしたくない・不安なら教えなくてもOK


ホストに名前を聞かれても、身バレしたくない、なんとなくホストクラブで名前を教えるのが不安…という方は本名を教えなくて大丈夫です。

ホストの方も無理に本名を聞き出すことはありませんので、なんとなく本名を教えるのに抵抗がある…という場合は代わりの名前を教えましょう。

しかし連絡先交換の時点でうっかり本名がホストに分かってしまうこともあります。「どうしても本名を知られたくない」という方はLINEなどの名前を分かりにくいものに変え、連絡先交換を行うようにしましょう。

下の名前だけやニックネーム・呼んで欲しい名前を教える


ホストに本名全部を教えるのが不安…という方は下の名前だけ教えたり、ニックネームなどホストに呼んで欲しい名前を教えるようにしましょう。

やはり今後ホストと会話するうえで呼ぶ名前がないのはいろいろと大変ですので、何か呼びやすい名前を事前に決めてからホストクラブに行くとスムーズです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ホストは様々な意味を込めて源氏名をつけていますが、本名を教えてもらえるのはとても貴重なこと。

また、ホストにとって源氏名は非常に大切なもの。それぞれ意味を込めてつけられた名前も多いので、次お店に行くときには担当ホストに源氏名の由来を聞いてみるのもよいかもしれませんね。

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