【ホストクラブ用語】水商売で使われる『チャンスボトル』とは?ホストクラブをより良く楽しむ方法と注意点を一緒に徹底解説!
ホストクラブでは、お酒を飲みながら楽しくおしゃべりが出来ます。もちろんそれはお酒が飲めなくても、ホストクラブを楽しむこともできます!
しかし、通になればなるほど、分からないホスト用語が登場することも…。
今回はホストクラブ用語「チャンスボトル」について、そしてホストクラブを楽しむべく、お酒の基礎知識、ホストクラブでの楽しみ方などをご紹介します。
チャンスボトルとは?
あまり聞きなれないホストクラブ専門用語「チャンスボトル」。チャンスボトルの意味は、残りのお酒が少なくなっているボトルのことを指します。
お酒が残り少ないと何故チャンスなのか?
ホストクラブ側はキープしているボトルが空っぽになれば、新しいボトルを注文してもらう事ができるのでチャンスボトルと呼んでいます。
新しくボトルが入ることで、直接的にホストクラブ側の収売り上げに繋がります。そして新しいボトルがキープされれば、次回また来店してもらえるのです。
様々な注意したい点は?
前述の通りチャンスボトルの様な状況になった場合に注意しておきたい点などは、やはりホストクラブにもあります。
続いては、ホストクラブで遊ぶ上で注意した点についてご紹介していきます。
売掛(ツケ)が使える
ホストクラブで使ったお金を当日に払うことなく、後日払うことができる制度を売掛、通称ツケと呼んでいます。
売り上げを伸ばし成績をあげたいホストから、お酒などの注文を頼まれることもあります。まだまだ遊びたいと思ってしまった時なども同様。
そんな時は手持ちがなくても、後日支払うという約束のもと売掛で支払っておくことができます。
時間が経つにつれお金を払いたくなくなってしまう…
ホストクラブで遊んでいる時は、雰囲気も盛り上がりお酒も入っているので「まあいっか!」と気持ちが大きくなり、お金をたくさん使ってしまうこともあります。
売掛で支払いをし、お酒が抜けてからあとあと冷静になって考えると「お金を払いたくないな。」なんて気持ちが湧いてくることもあるようです。
楽しい気分を盛り上げられる、便利な売掛ですが後日後悔することがないよう、使うお金は事前に決めておきましょう。またホストクラブで遊んだ分は、その日のうちにできるだけ支払っておきましょう。
クレジット払いが出来る為金銭感覚が軽くなる
また売掛だけでなく、クレジット払いにも注意する必要があります。クレジットカードはホストクラブでの使用だけでなく、どこでも手持ちがなくても使える魔法のカードです。
クレジット払いもお金の行方が見えないので、簡単に使ってしまうとあっと言う間に大金を失ってしまいます。
現代のクレジットカード社会では、クレジットカードが使えなくなると困ることがたくさん。ホストクラブだけでなく、生活にも支障が出てしまいます。最大限の注意が必要です。
ホストクラブで飲めるお酒の値段や種類は?
おしゃれなお酒から一般的なお酒まで、実はたくさんのお酒の種類があるホストクラブ。気になる値段も合わせてご紹介していきます。
一般的に売っているお酒は意外と多く頼める!
実際にホストクラブで多く扱われている、一般的なお酒についてご紹介します
『ビール・チューハイ』
居酒屋やスーパーなどにもあり、お酒の多くを占めているビールやチューハイ。ホストクラブにもグラスに注がれて販売されれています。
市販されているチューハイは120円前後ですが、ホストクラブでは1杯1000円前後です。巨峰味やレモン味を常備していることが多いようです。
一方120円から200円で市販されているビールは、ホストクラブでは1000円から2000円ほどで販売されています。スーパードライやキリンゼロなどが多いようです。
『焼酎(JINRO・鏡月など)』
ホストクラブでは焼酎をボトルで販売しています。ボトル売りの中では、JINROや鏡月が最安値となっているお店が多いようです。
市販価格は700円前後です。ホストクラブでは5000円から10000円ほどで販売されています。近年女性からの人気も高くなりつつあります。
この焼酎ボトルは水やロックで、またはソフトドリンクなどの割ものと一緒に飲みます。ボトルキープしておけば次回来店の際に飲むことも可能です。
高級で珍しいお酒もたくさん楽しめる!
ホストクラブに置いてある、日常生活であまり飲む機会が少ない、高級感あるお酒についてご紹介します。
『シャンパン』
高価なイメージであり、ホストクラブっぽい飲み物と言えばシャンパンではないでしょうか。スパークリングワインのことを、シャンパン別名「泡」とも呼ばれています。
シャンパンの値段はお店により様々、ピンキリです。一番安いもので1万円からで、カフェ・ド・パリやポンパドールなどがあります。
一度は耳にしたことがあるドンペリは、5種類あり8万円から飲めるものもあれば80万円を超えるものもあります。
『ワイン』
実はホストクラブにも、おしゃれな大人のイメージがあるワインも多くの種類が常備されています。ゆっくりと飲むことができ、落ち着いた時間を楽しみたい方にオススメです。
グラスワインとして1杯から販売されており、値段は1杯3000円前後です。ボトルを注文したいという場合、安いものは1本1万円から販売されています。
お店により常備されているワインの銘柄は様々で、100万円以上するロマネ・コンティや、最高級ワインであるドン・ペリニヨンなど数100万円を超える珍しいワインも置いてあります。
『ブランデー』
ブドウから作られワインをさらに熟成させることで作られているお酒、ブランデーはワイルドなイメージがあると思います。
あまり飲まれる機会が少ないブランデーも、ホストクラブには常備されています。安いものでも50,000円、高いものだと1,000,000円以上とこちらも値段はピンキリです。
市販価格も10,000円を超えて販売されています。ブランデーをホストクラブで注文すると、「◯◯いただきました!!」とテンション高く掛け声を入れてもらえます。
『カクテル』
おしゃれでいろいろな味がミックスされているカクテルは、ウォッカやジン、ラムやテキーラなどをベースにソフトドリンクやお酒で割り作られています。
カクテルの価格は1杯1000円ほどで販売されています。価格が安いので、とりあえずホストクラブへ行ってみたいという方にもオススメです。
『飾りボトル』
出典:instagram
ホストクラブには飾りボトルと呼ばれる、テーブルに置くことで華やかに見せるためのリキュールがあります。お店でキープできるので、行くたびに席に置くことができます。
見栄えをよくしたい、周りのお客さんやホストにもすごいと思われたい、そんな方ほどたくさん飾りボトルを所有しているようです。
こちらも価格やデザインは様々で、入れ物の作りによっても変わります。シンデレラの靴をイメージしたボトルが一番安価で、15,000円ほどからあります。
お酒が飲めない・元々飲めない場合は?
お酒が飲めない場合、どうすればホストクラブを楽しむことができるでしょうか?
自分は飲まない
お酒を飲むことができない場合でも、注文したお酒はホストが飲みます。ヘルプや指名のホストを合わせると、ボトルでもあっという間になくなるようです。
ホストクラブで楽しめる豪華なシャンパンタワー、シャンパンコールもお酒を1滴も飲むことなく楽しむことは可能です。しかし注文したお酒の代金は支払わなくてはいけません。
またお酒を飲むことができなくても、サービス業のプロであるホストが繰り広げるトークや、日や月代わりで行われているイベントなどでしっかり楽しむことができます。
アルコールを薄めて作ってもらう
ストレートで飲むビールなどは薄めることができませんが、チューハイや焼酎、ワインなどに関しては割って飲むことができます。
お酒があまり得意でない方も、「薄めで作ってください」と注文することが可能です。アルコールを薄めたお酒ならば、お酒が苦手な方でも飲みやすくなります。
カクテルもお酒を薄めることでより飲みやすくなるので、お酒が苦手な方にオススメです。
ソフトドリンクを頼む
お酒を飲むことができない方やお酒を飲めない方も、安心して飲むことができるソフトドリンクも常備されています。
ソフトドリンク一杯の値段は1000円ほどです。カクテルやチューハイなどの値段と変わらない価格で、販売されています。
お酒にこだわることなく、ホストクラブでも飲みたいものを自由に頼めるので、無理なく楽しむことができます。
正直に断るのも大事!
お酒が苦手な方にも、お酒を飲んでもらうことを仕事にしているホストたちは、お酒を勧めてくることもあります。
せっかくだから、売り上げを伸ばしてあげたいからなどと気負う必要はありません。またお財布と相談することも大切です。
楽しい時間を過ごすことも大切ですが、後日後悔しない程度に楽しむことも大切です。正直に断ることでいやな気持ちなく、次回また楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
チャンスボトルの状況でも嫌なら断る事も大事!
チャンスボトルはホストにとって売り上げにつながるため、「次入れようか」と言われてしまいます。しかし金銭的に難しい場合や嫌な場合、まだ次のボトルをいれなくても大丈夫。
次回来店の時にボトルを入れるからと約束すれば、ホストも喜んでくれます。また来店した時、先に今日使える予算をホストに伝えておくと良いでしょう。
無理やり高額な金額を使うことなく、不安に悩まされることなく予算内でホストクラブを楽しむことができます。
まとめ
ホストクラブには欠かせない「お酒」ですが、上手に付き合うことでホストクラブをより一層楽しむことができます。
また高額な支払いに追われることがないように、自分の収入や支払額のバランスををしっかり確認した上で、ホストクラブを利用するようにしましょう。
チャンスボトルに惑わされず、自分のペースでお酒とホストクラブを楽しむ様に工夫しましょうね。