【伝説の老舗】ホストクラブ『愛本店』の歴史や愛田武会長、現在の人気ホストまで徹底紹介!
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元祖ホストクラブといえば2021年で創立50年を迎えた、老舗ホストクラブ『愛本店/アイホンテン』。会長の愛田武はホストブームの火付け役として有名です。
ホストクラブの歴史を語るには、欠かせない伝説の老舗『愛本店』。創業まで軌跡と、創業者の愛田武会長、『愛本店』の歴史に刻まれた人気ホストたちを一挙にご紹介します！
ホストクラブ『愛本店/アイホンテン』とは?
日本のホストクラブの歴史に『愛本店』あり。
『愛本店』がなければ、現代のホストブームは生まれなかったと言っても過言でないほどの老舗です。『愛本店』のレジェンドを紐解いていきましょう！
愛本店は2021年で創立50年
現存する日本のホストクラブで一番の老舗である『愛本店/アイホンテン』。
毎年たくさんのホストクラブが、生まれては消えていく中、『愛本店』は創立50年。半世紀を生き抜いたレジェンド的存在です。
ホストの平均年齢は20代と言われる中、『愛本店』は30代・40代の人気ホストも現役で活躍しています。
芸能人やスポーツ選手、高齢のマダムなど、全体的にセレブに属する客層に支えられた品格の高さも売りですが、はとバスツアーや旅行会社との提携による新しい企画でも「安全に通えるホストクラブ」として人気です。
50年の経営裏には数々の経営難があった
ホストクラブ界のレジェンド的存在の『愛本店/アイホンテン』ですが、その50年の道のりは常に順風満帆だったわけではありません。
不況や社会情勢の変化の中、『愛本店/アイホンテン』は幾度も経営難に陥りました。特に2011年、愛田武会長が脳梗塞に倒れた年。
偉大なるビッグダディの不在によって売上は落ち込み、それによって所属するホストの数も30名と、現在のホスト数約300名の10分の1にまで減ってしまった時代もありました。
幾度の経営難を救うためグループダンディーが支援を名乗り出る！
閉店寸前の経営危機に手を差し伸べたのが、業界最大級グループの『groupdandy/グループダンディー』でした。
『groupdandy/グループダンディー』の支援を受け、『愛本店/アイホンテン』はかつての人気を取り戻しています。2020年に移転した新店舗の場所も、groupdandy傘下の『GMC/ジーエムシー』がかつて入っていた箱でした。
内装がとにかく派手!!
『愛本店/アイホンテン』といえば、昭和の栄光を感じさせる、きらびやかな店内が特徴です。ギラギラという言葉がふさわしい電飾やオブジェが店のいたるところを彩り、まさに豪華絢爛の一言。
海外のホテルカジノを思わせるシャンデリアや内装は、まさにセレブの世界を絵にかいたような存在感を放っています。
まさにレジェンドたる『愛本店/アイホンテン』。歌舞伎町の並み居るホストクラブのどこに行っても絶対に味わえない、非日常の異空間が、ここにはあるのです。
ダンスホールがある唯一のホストクラブ
『愛本店/アイホンテン』のレジェンドはまだまだこんなものではありませんよ！ホストクラブは、実はダンスホールから生まれたという歴史をご存知でしょうか？
女性の社交ダンスをエスコートする男性が集まる場所、それがホストクラブの発祥なのです。『愛本店/アイホンテン』は、昭和時代に全盛だったダンスホール、それが今も残る唯一のホストクラブなのです。
『愛本店/アイホンテン』の年齢層は幅広く、80代のマダムもホストとダンスをするために通っているそうです。昼の社交ダンスも開催しており、所属するイケメンホストたちは、週に1度、社交ダンスのレッスンを受けており、一緒に踊れるそうです。新店舗はダンスフロアがさらに拡大しています。
2020年6月に愛本店のビルが取り壊される
2019年8月に愛本店の建物が取り壊されることが決定し、新聞にも取り上げられました。理由は経営難などではなく、純粋な建物の老朽化から。
歌舞伎町の象徴たるホストクラブの店舗のラスト数カ月は、旧店舗を惜しむ人たちや、「伝説のホストクラブを一度見てみたい」という人たちが押し寄せました。昼は社交ダンスの会場として、土日昼間はカフェとして開放し、メディアでも話題となる盛況ぶりだったようです。
2020年8月『愛本店』新店舗に移転！
旧愛本店は、店舗面積は200坪という超大箱。広域な内装に加え、歌舞伎町内での好立地テナントが見つからず移転先探しも難航していましたが、経営支援をしてくれた『groupdandy/グループダンディ』傘下『GMC/ジーエムシー』の店舗跡地での再スタートが決定！
移転後も、旧店舗のオブジェやシャンデリアを使って『愛本店』らしいギラギラ感はそのままに。もちろん、愛田会長が1つ1つ手作りした照明やクリスタルも配置されています。さらに、旧店舗にはなかったVIPルームも登場し、ますますゴージャスさがアップデートされました！
伝説降臨！青汁王子こと『三崎愛汁』が入店していた！
2019年の夏、歌舞伎町の夏をもっとも暑くした男としてあげられるのは間違いなく、青汁王子こと『三崎優太/みさきゆうた』でしょう。
彼は8月下旬、突如愛本店へ入店。『三崎愛汁/みさきえちる』という源氏名で一週間満たない間に数千万円を売り上げ、愛本店を去りました。のちに移籍先のホストクラブでの売上を含み8000万円の売上を残し、歌舞伎町の伝説となります。
この一件を通して、一気にホストクラブ好きの女性に関わらず、ホストクラブに興味がなかった人に対しても、愛本店という名前を認知させる事となりました。
愛本店の社長/会長は?
『愛本店/アイホンテン』のレジェンドを生み出した男、愛田武会長。2011年に脳梗塞で倒れ、療養を続けていましたが、2018年10月25日に永眠しました。
現在のホストクラブのルーツは全て『愛本店』。現在の全てのホストクラブはいわば『愛本店』の子・孫にあたるようなものと言えます。
巨星墜つ。日本のホストクラブの歴史を作った愛田武会長の訃報に、多くの人気ホストたちがその死を悼みました。
現在は愛田武会長の意思を引き継いだ代表の『壱/いち』を中心に、現役幹部達が力を合わせて『愛本店』の繁栄に尽力しています。
愛本店の初回料金は?
元祖ホストクラブ、日本のホストクラブの歴史の始まりの場所に行ってみたくありませんか？『愛本店/アイホンテン』の初回料金は90分5,000円。さらに、愛本店のホームページを見ての電話予約なら、90分3,000円と大変お得（2021年12月現在）！電話予約の際に必ずホームページをチェックして、「HPを見た！」と伝えましょう。
焼酎またはブランデー1本がサービスで、ソフトドリンク飲み放題、チャーム付きとなっています。ソフトドリンクが飲み放題なので、お酒が飲めないという女性や車で来ている方も、安心して楽しめます。
愛本店のアクセス・住所
住所・アクセス：東京都新宿区歌舞伎町2-25-2荒生ビル4F Cフロア
電話番号：03-3208-6435
定休日：木曜日・1日
営業時間：店舗に直接お問い合わせください
愛本店の伝説を築いてきた歴代ホスト
ここまでは『愛本店/アイホンテン』のレジェンドについて語ってきましたが、その歴史を支えてきたのはホストたちです。
ここからは『愛本店/アイホンテン』の歴史を作り、歌舞伎町の伝説へと高めていったホストたちをご紹介いたします。
シャンパンタワーの考案者『流星/りゅうせい』・現在は？
ホストクラブの代名詞であり、キャバ嬢のバースデーイベント、一般人の結婚式の余興にも登場する「シャンパンタワー」。実は『愛本店』から始まったとご存知でしょうか？
シャンパンタワーは、人気ホスト『流星/りゅうせい』が考案したもの。
注文してもらったシャンパンをタワーにすることで、お客様の目でも楽しんでもらいたいというお客様ファーストの気持ちから生まれたそうです。
また『流星』は、かつてドラマにもなった人気ホスト漫画「夜王」のモデルとしても有名です。『流星』は、40代になった現在も現役ホストとして一線で活躍中ですが、『愛本店』からは退店。2021年にプレイヤーを引退し、groupdandy傘下『TOP DANDY V/トップダンディーファイブ』代表取締役社長に就任しています。
元祖ホストタレント『城咲仁/しろさき・じん』・現在は？
『流星』に続いて、『愛本店』を語るに欠かせないホストは、ホストから芸能人に転身したことでも有名な『城咲仁/しろさき・じん』です。
『愛本店』で5年連続ナンバー1の地位にいた『城咲仁』は、テレビ出演により、ホストクラブを知らない人にも名前が知られている存在でした。
現在は俳優をしたり、農場を経営する傍ら料理教室を開催したりと、料理をメインとした活動にシフトしています。料理教室は、かつて『城咲仁』のファンだった40代・50代のマダムが多いとのことです。
12年間ナンバー1‼︎伝説のホスト『零士/れいじ』・現在は？
ホストから経営者、俳優、実業家へと華麗なる転身を遂げたカリスマホストが、『零士(れいじ)』です。
『愛本店』の他、2012年に閉店した『ニュー愛』では、12年連続ナンバー1という不動の地位を守り続け、1999年に独立。
歌舞伎町にホストクラブ『Dios』をグランドオープンし、テレビではバラエティやドラマ、Vシネマや人気ゲームのCMに出演するほどの人気っぷりでした。
2004年に世界を代表する経済誌『フォーブス』に、 「年間1000万ドル売り上げる起業家」として紹介されました。
2015年に辞めた『龍主任』・現在は？
愛本店の華＆龍の組み合わせで人気だった『龍主任』。男らしさ全開のその姿は、包容力の塊。ユーモラスにも長けた人気ホストです。
オモコロの「華＆龍とディズニーシー店外デート」企画では、TDLのよくあるデートが、この二人組にかかるとたちまち捧腹絶倒なおもしろツアーに変わっていました。
そんな『龍主任』は2016年の12月に『愛本店』を辞めており、次の所属先は不明となっています。相方の『華/はな』は現在も『愛本店』で活躍中です。
2017年・2018年と2年連続売上ナンバー1『憲宝潤/さだとみ・じゅん』
『憲宝潤/さだとみ・じゅん』は、1980年生まれのアラフォーながら、2017年・2018年で年間売上V2を獲得した人気おじホスです。
世間的には30代40代のホストは引退の流れですが、『愛本店』では30代からがまさに本番。愛本店を愛するセレブ客を味方につけ、年間売上1億4000万という記録を叩き出しました。
現在は『エルコレ/L’s collection』の総本山『Latte/ラテ』に移籍しています。
歴代最高売上記録保持者『桐生/きりゅう』
2021年現在46歳の『桐生』は、愛本店の歴代最高売上記録を刻んだ人物。お酒を1滴も飲まずにトークとダンスだけで接客する凄腕の接客術の持ち主。売上は3ヶ月連続5000万売上というホスト業界例を見ないモンスター級のホストです。
20代向けのファッション雑誌の他、ダンス雑誌にも、社交ダンスのできるホストとして紹介される、まさに「おじホスの星」。
現在は独立し、桐生グループ代表『桐生 武』として活躍中。彼がプロデュースした『レジェンド愛』は、シャンパンコール等のパフォーマンスは一切なし・ダンスフロアあり・社交ダンスも楽しめるという大人の女性のホストクラブ。まさに故愛田 武会長の意志を受け継いだものと言えます。
愛本店で現在人気の有名ホストとは？
『愛本店』の歴史に刻まれたレジェンドホストに続き、ここからは今もなお『愛本店』を支え続けるスタープレイヤーたちを紹介いたします。
愛本店の代表を務める『壱/いち』
地元青森でホタルイカの漁師をしていたという『壱/いち』は、現在の愛本店の代表。青森から上京して以来、20年近く愛本店でホストを続けている「Mr.愛本店」たる存在です。
鳴かず飛ばずの新人時代に、ヒゲの脱毛がきっかけですっきりとした美貌になり売れっ子ホストに。その後は800万円もするロマネコンティをおろしてもらうという快進撃。2020年度は代表でありながら年間No.1を獲得しました。
2018年6月に代表就任し、今は愛本店の屋台骨として店を支えています。
ホスト神7の1人『渚 光/なぎさひかる』
『渚 光/なぎさひかる』はホスト神7にも選ばれたカリスマホスト。脇坂英理子や一ノ瀬恋が夢中になったホストとしても有名で、年間売上1億5000万、3年連続1億という記録を持っています。
Executive Playerとして自由出勤のため、会うためには要出勤確認。
ポケモンGOの廃ゲーマーとしても有名で、日本記録まで持っているガチ勢です。本人のSNSは9割がポケGOの投稿で、愛本店のTwitterでは 『渚 光/なぎさひかる』 の出勤情報だけでなく、誰得な渚光のポケGO戦績もリツイートされています。
元Jリーガーホスト『華/はな』は内勤として活躍中！
『龍主任』と仲が良く、「華＆龍」の組み合わせで愛されていた40代のおじホス『華/はな』。実は元Jリーガーという異色の経歴の持ち主です。
バラエティ番組「マツコ＆有吉 かりそめ天国」で、女芸人をメロメロにさせた手腕が話題になり、愛本店が自信をもっておすすめする「プロフェッショナルにおじホス」の1人です。
プレイヤーを引退していましたが、愛本店50周年を迎える2021年11月、『伝説のナンパ師』が1ヶ月限定でプレイヤーに復帰！見事その月のNo.1を獲得しました。12月からは内勤・GMに戻り、裏側からお店を支えています。
気になる情報はSNSからゲットしよう
ここまでご紹介した愛本店も実はSNSを沢山更新しています。多種多様なホストが活躍する愛本店のプライベートな更新にも目を通しておくとより一層、愛本店への愛が深まりますよ！
SNS①ツイッター
愛本店のTwitterでは、イベントの写真の他、在籍ホストの投稿のリツイート、提携するgroupdandyの情報などもチェックすることができます。
SNS②インスタ
他のホストクラブのインスタと異なり、店内写真のギラギラが目にまぶしいのが特徴。
愛田会長が愛した煌びやかな店内とともに、熟年ホストたちの写真を楽しめます。毎月のナンバー発表も一覧画像になっています。
まとめ
半世紀という長きに渡り、日本のホストクラブの歴史を牽引してきた『愛本店』。groupdandyの「まりも校長」こと巻田COOが、『ホストブームの源流』とも称した伝説の店です。
ホストブームを生み出した愛田武会長の死後、時代に合わせて形を変えながら、昭和の時代の面影を残すダンスホールは今も幅広い年代の客層に愛されています。
20代から40代、50代という、幅広い年齢層のホストの魅力を一度に味わえるのも、この 『愛本店』 の特徴です。ぜひ一度足を運んでみてください。
