【採用基準は一般常識⁈】ホストクラブの面接の流れをご紹介!応募方法から持ち物・志望動機まで徹底解説!
ホストクラブの面接なんて全員採用に決まってるでしょ、なんてバイト感覚で突撃するのは愚の骨頂!実際は「面接落ち」もあるんです。
採用担当も見るところを見ているもの。売れっ子からそうでない人まで、多くのホストを見てきたからこそ、面接の時点で「こいつは売れる!」というのがわかるのだとか。当然最初の印象で、店側のブランディングも変わってきます。
採用担当に「できる男」だと思わせるためには最初が肝心。第一希望のお店で気持ちよくホストライフをスタートできるよう、ホスト応募方法から当日の持ち物、面接対策までの秘策をご紹介いたします!
働くホストクラブの選ぶ基準とは?
ホストデビューは最初のお店選びが肝心。お店のプロデュースや経営方針によっては、貴重なホスト人生が無駄になりかねません。
どこも同じだからと適当に決めず、自分なりのマストポイントを見つけておきましょう!
新人、未経験が活躍してるホストクラブ
大手ホストクラブでは様々な教育制度が整っています。マナー研修、一般常識、イケてる男に見えるための服装指導、SNS講座などを徹底し、「未経験からでも売れる」マニュアルを確立しています。
人材育成に力を入れているお店=未経験の新人でも一流ホストになれる近道。入店数カ月の新人がナンバー入り・話題になるお店は、それだけ教育が徹底しているという証拠です。新人の接客であってもお客様が満足できる品質、だからこそリピーターが集まる人気店になるのです。
入店数カ月の新人ホストがナンバー入りするほどのホストクラブ。すなわち、従業員を大切に育てる優良店と考えてOKです。
開店して間もない新しいホストクラブから選ぶ
教育制度がしっかりしているのが大手のおいしいところですが、逆に人気ホストも多いだけに、ランキング上位に食い込むのは至難の業。
大手の分厚い壁を前にくすぶっているよりは、まず大手以外のところでNo.1のハクをつけるのも戦力の1つです。「新規店」と呼ばれる店で上位ランカーの実績を持てば、その先の道も自然と開けてくるでしょう。
開店したばかりの新しいホストクラブの魅力は、そのフロンティアさ。No.1がいないなら、看板ホストがいないなら…自分が看板になればいい!人気ホストが新規オープンしたお店なら、人気ホストから直接売れるノウハウの指導を受けるチャンスです。
歴史が深い老舗ホストグループから選ぶ
人気ホストが独立開店しても数年で閉店してしまう、というのはホスト業界ではよくある話。ホストとしては一流であっても、経営者としても一流とは限りません。売掛回収できず、資金繰りによってはあっという間にお店がなくなってしまうことも…。
浮き沈みの激しいホスト業界で、長年生き残っている歴史ある「老舗」は、安定した経営を続けている証拠。安心して選ぶことができますよね。
老舗ホストクラブも小規模から日本最大級グループまで様々。有名老舗店では、未経験から1000万プレイヤーを育て上げたり、他店の人気ホストの電撃移籍という華々しい話題も事欠きません。福利厚生も手厚く、ホストの定着も良いとされています。
手厚い給料
ホストの求人で一番気になるのが給与システムですよね。
固定給が高ければお客様がつくまでの新人時期も生活は安定します。最近は最低保証給制度を導入する店も多く、入店から1~3カ月保証する店もあれば永久保証という超太っ腹なお店も。
また、売れっ子ホストの豪華ライフを裏打ちするのが「売上バック」。バック率が高い店を選べば、お客様の指名が増えてきたときの収入は倍増です。
ホストクラブの面接までの流れ1.面接時に用意する持ち物・身だしなみ
いざ面接!…その前に持ち物や服装チェックは大丈夫?
ホストとは第一印象が全てです。最初からつまづかないようにここでおさらいしておきましょう。
面接時の持ち物
一般企業の面接と違う点は、実は履歴書重視ではなく、面接時のコミュニケーション重視。
ホストとは見た目と人間力で勝負する職業。面接での会話が重要視されるのです。
履歴書は不要というお店もあるので、事前に店側に必要な持ち物を確認しておきましょう。ちなみに身分証明書は必須なので注意。
履歴書は何を書く?志望動機は?
履歴書不要の業界で、あえて履歴書を提出させるお店もあります。ポイントは字の上手い下手ではなく、履歴書を「見る相手のことを考えて」読みやすく記入しているか。ホストは相手を思いやる仕事ですから!
また、スポーツの経験や、過去に意外な経歴・職歴を持っていれば、それをお店側がブランディングに使うこともあります。ホストの個性を活かし、売れるトリガーを作るのはお店の仕事!
そしてなにより、ホスト業界では「絶対に勝つ!」「上に行くんだ!」という向上心が成功の秘訣。自己PR欄では向上心ある人間だというアピールをしておきましょう。
面接時の服装
一般企業みたいにビジネススーツで行くべき?バイト感覚でジーパン&Tシャツでいいの?と迷いますよね。そのホストクラブの特色によって様々なので、面接前に確認しておきましょう。
重要視されるのは清潔さ。サンダルや短パンなど、ラフすぎる服装でお客様に不快感を与えるホストは論外です。
スーツや小綺麗な服装で行くのが無難ですが、ネオホスト系や個性派で売っているようなお店の場合は、ファッションセンスを見る場でもあります。
面接時の髪型
意外に盲点なのはヘアスタイル。ホストはかっこよさで勝負する職業なので、清潔に洗っただけのノーセットはNGです。
採用担当は、一番最初に身だしなみをきちんと整えてきているかをチェックしています。自分が一番かっこいいスタイリングで挑みましょう。
お店によっては面接だけのホストクラブも!
前述でもご紹介しましたが、履歴書は重要視せず、面接だけというホストクラブも多いようです。
というのも、ホストはトーク力・人間力勝負。履歴書に書いてあることでお客様を喜ばせることができるかはわかりませんよね。
丁寧な言葉遣いで話せているか、挙動不審な受け答えになっていないか。対面で話したときの対応を見ることを重要視しています。
ホストクラブの面接までの流れ2.応募時のマナー・応募方法
ホストクラブは一般企業と違い、応募方法も独特。
営業時間も考慮して、採用担当側の負担にならない気づかいを見せることも大切です。
電話の時間には気をつけよう!
まずそのお店の営業時間を確認しましょう。営業時間中の電話は、営業妨害になってしまうためNGです。
狙い目は営業していない昼頃~営業時間前。お店に迷惑がかからない時間帯を選んで電話しましょう。
電話での会話はもちろん丁寧に
ホストは接客業。面接と同様、電話でも丁寧な会話ができるかで相手は判断しています。
最初の印象から悪くならないよう、タメ口や「~っす!」は厳禁!ハキハキと元気に、礼儀正しい丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。
ライン・メールなどからも求人を募集している
いきなり電話は緊張しすぎて怖い…という方は、メールやラインでも求人募集しているお店は多いです。
求人HPにメールアドレスやラインIDが記載されているので、問い合わせてみましょう。
メールやラインでも最初の印象が大切です。ホストの営業ではないので、いきなりスタンプで挨拶せず、丁寧な言葉で誠意を見せましょう。
ツイッターからのDM
ホストクラブによってはツイッターのDMからでもOKというお店もあります。
幹部や採用担当のホストが「ホストに興味のある人はDMください」とツイッタープロフィールに記載している場合も。
応募前に気になったこと、ちょっとした質問をしてみて、お店の実際の雰囲気や面接時の注意点を聴いてみるのも良さそうですね。
疑問点があれば質問してみよう
給与システムや福利厚生、罰金、ノルマなどの働き方については、面と向かっては聞きにくいこともありますよね。
気になった点は電話やメールで質問してみましょう。案外思っていなかった条件が出てくることもあります。
「こんなつもりじゃなかったのに~」とお店選びでつまづかないよう、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
ホストクラブの面接までの流れ3.実践編
一番気になるのは「実際に面接で何聞かれるの?」ですよね。
ここからは気になるホストクラブ面接編のレクチャーです!
面接で聞かれる内容
定番の質問は「将来の夢」「なぜホストになりたいのか」です。
とにかく1番を目指して争うホスト業界。厳しい世界だけに夢がなければ頑張れないし、生き残るためのハングリー精神も必須です。
「お金が欲しい」「モテたい」という理由でも十分!あなたのやる気を、自分の言葉で伝えてください。
面接の所要時間
所要時間は1時間前後です。
一般企業にも言えることですが、ホスト業界でも時間厳守。面接に指定された時間の5~10分前にはお店に到着しているようにしましょう。
ホストクラブの採用基準とは?
採用担当に「こいつは売れる!」と思わせればすでに勝ったも同然です。
しかし、ホストの面接でも落とされることはあります。その判断基準は何でしょうか?
丁寧な話しが出来る・一般常識がある人
接客を売りにお店をやっている以上、丁寧な話し方ができることは最低ライン。採用面接の段階で丁寧な会話ができない人は落とされる可能性大です!
お客様は水商売をやっている女性もいれば、企業家のマダムまで、様々な女性が来店します。
「売れている」ホストは相手を不愉快にさせない丁寧な話し方ができることが大前提。ブサイクだから不採用、イケメンだから採用というわけではありません。
清潔感ある身なりと顔
一般企業での常識と同じく、面接官はまず清潔感があるかどうかをチェックします。
ホストはトークを売りにしているのはもちろんのことですが、清潔感ある身なりができない人はホストとして論外。
確かにイケメンの顔採用はもちろんあります。しかし、常識がない人間には接客は不向き。よほど神がかったルックスでない限りは落とされてしまうので注意しましょう。
コミュニケーション能力・トーク力が高い
顔がかっこいいから売れるとはかぎりません。話していて面白い、女性を楽しませるトーク力があるのは重要です。
笑顔で明るく話す、静かな口調でも相手の目を見てわかりやすいように伝えるなど、コミュニケーション力が高い人は採用されやすいです。
逆に相手を馬鹿にするような口調や横柄な態度、受け答えが満足にできない人は落とされる可能性が高くなります。
野心家・向上心がある
売れるホストの共通点は、野心家や、努力出来る人、向上心がある人。
お酒を飲んで女の子と話すだけという「楽な仕事」にも見えるホストですが、その裏ではストレスに耐え、マメな営業や顧客管理、自分磨きと、人並み以上の努力が必要とされています。
ホストクラブは欲している人材は、向上心のある人。スポーツに打ち込んだこと、サークル活動など、自分が努力したエピソードなどを用意して置くといいでしょう。
常識や清潔感がないと落とされる可能性大。一般企業だと思って面接に供えよう!
世間から観たホストクラブはまだまだアンダーグランドな世界。ホストに常識なんていらないでしょ、言葉遣いや恰好もラフでいんじゃないのと思う方も多いのですが、そんな甘い世界ではありません。
この業界で真に「勝てる」「生き残っていける」人間は、礼儀正しさ、トーク力、向上心、どれも一定の水準を超えた人だけなのです。
一般常識も清潔感ある身なりも、どこの一般社会に置いて必要不可欠な事なので、一般企業だと思って面接に挑みましょう!
まとめ
ホストクラブの面接も、基本は一般企業の採用面接と同じ。清潔感、礼儀、言葉遣いはどれも難しいことできなく、常識の範囲のことができれば問題ありません。
また、ホストクラブの面接当日、または後日に体験入店をして、その後に合否判定という流れになります。面接当日に体験入店があることも覚悟して、服装・心の準備をしておきましょう。
面接が終わればいよいよ体験入店。一体どんな経験をするのか、続きは体験入店編で!