【高時給バイトの感想は…怖い?】ホストクラブの体験入店を徹底レクチャー!業務内容〜お店のルールまでご紹介!
前編でご紹介した面接の次は、いよいよ後半、体験入店!体験入店料としてお金までもらえちゃうんだから、やる気に溢れたメンズはテンションダダ上がりですよね!
どんなことやるの?いきなり接客?シャンパンコールやっちゃう?…なんて一人で気分MAXになる前に、一度冷静になって!体験入店はただ体験するだけじゃないんです。
体験入店とは、このお店で自分がホストとしてやっていけるのか、男として成功できるステージかを見極める場。体験入店の内容をしっかり予習して、後悔のないお店選びをしましょう。
ホストクラブの面接を終えて体験入店スタート!
面接の流れや採用基準については、前編でご紹介した通り。採用担当にホストへの意気込みを話した後、いよいよ体験入店です!
体験入店前には仕事の説明がある!
ホスト未経験者にいきなりホールで接客させることはありません。
事前にお酒の作り方や接客マナー、お店のルールなどのレクチャーを受けます。
お店のルール・爆弾行為についての説明
夜の世界はトラブルが起こりがち。お客様への迷惑や店内のトラブル防止のため、お店で様々なルール・罰則が設けられています。
ホスト業界の用語「爆弾行為」とは、そのお店のルールを破ること。爆弾行為を行ったホストは、罰金を払わなくてはなりません。
遅刻や無断欠勤は社会人としても厳禁ですが、特に、店内で他のホストのお客様を奪うこと、ホスト同士の暴力行為は「爆弾行為」の最たるものです。
簡単な接客方法の説明
面接で礼儀正しさや、やる気を認めてもらえれば、実際に先輩ホストに付いてお客様のテーブルで接客させてもらえることもあります。
たとえ体験入店であっても、女性客にとっては店側のホストの1人。相手に失礼がない様に、事前に、女性との会話でNGなこと(年齢や職業などプライベートを聞く、無理に連絡先の交換を迫らない等)を教えてもらいます。
女性の気分を損ねず、地雷を踏まないようにうまく会話をするポイントも大事。聞き逃さないようにしっかり頭に入れておきましょうね!
お酒の作り方・テーブルマナー・業務内容についての説明
体験入店ですることはいわゆる「ヘルプ」のお仕事。
指名されたホストが接客に集中できるよう、お酒を作ったり、会話を盛り上げたり、灰皿を交換してテーブルを綺麗にしたりという作業が任されます。
指名されたホストとの会話をお客様が楽しめるように、陰ながらサポートするのがヘルプのお仕事です。
体験入店は高時給と日払い!平均は15000円前後!
なんと体験入店の後には体験入店料としてお給料がもらえちゃいます!
体験入店は1日数時間で10000円~15000円が平均ですが、お店によっては時給制だったり、3日程かけてじっくり知ってもらおうという店舗も。
体験入店の前に準備することは?
体験とはいえ、お客様にとっても店側のスタッフ。お給料がもらえる以上は「仕事」です。
できる男は準備も念入り。ホストライフのスタートとして、ビシッとキメていきましょう。
服装はお店の規定に従う!最近は私服が多い?
面接と同じく体験入店でまず悩むのが当日の服装。最初なのでスーツのほうが無難?と思っちゃいますよね。
スーツでかっちり決めるホストクラブもあれば、最近はネオホストのようなカジュアルファッションで接客するスタイルの店も増えています。
当日の服装は、事前にお店に確認しておきましょう。スーツがない場合は、スーツの貸し出しをしてくれるお店もありますし、ファッションセンスを見たいから私服で来て、というお店もあります。
お客様に失礼のない様にベストなコンディションで向かおう
体験なので多少の失敗はつきもの。「彼、今日体験だから」と先輩ホストがお客様に説明して、失敗もカバーしてくれるのであまり気負わず元気に行きましょう!
ただし、接客業かつ、お酒を飲む仕事なので寝不足で向かわない様に注意!
デビューのつもりが、飲んで気分が悪くなった…なんてカッコ悪いことのならないようにしっかりと体調を整えて挑んでくださいね。
体験入店の業務内容
服装も体調も気持ちの準備も十分に整ったところで、実際の体験入店の流れをご紹介します!
先輩ホストの指示に従いお客様の席に着く!
簡単なレクチャーを受けた後は、いよいよホールにデビュー!
失敗しないか、お客様に失礼がないか緊張しすぎてしまうかもしれませんが、そこは大丈夫!
必ず先輩ホストがついているので、失敗もしっかりカバーしてくれます。「今日が初めてなんで」「体入(体験入店)だから」とお客様にも説明してくれるので、お客様も「緊張してて可愛い♥」と大目に見てくれるかも⁉
お酒を作る・灰皿を変える・おしぼりを用意するなどの雑用がメインで接客
ヘルプホストとして立ち回るのが体験入店の主な内容。テーブルについて、先輩ホストが接客しやすいように立ち回るのがヘルプのお仕事です。
接客中に散らかってくるテーブル上を片づけたり、おしぼりを用意するという雑用や、お酒を作ったり等、事前に説明された業務をこなします。
運が良ければ指名されることも…?
通常、ホストクラブは「男本」と呼ばれるホストの写真一覧を見て指名する制度。指名されなかったホストは、ヘルプホストとして指名ホストのサポートにまわりお客様をもてなします。
稀に、ホストの写真ではなく店内で見かけたホストを「好みだからあの人!」と指名する通なお客様もいるとかいないとか。
手が空いてるホスト/従業員と話をする
ヘルプとしてテーブルにつかない時間は、他の先輩ホストからホストについてのいろいろな事を教えてもらいながら雑用をこなします。
上下関係の厳しい世界だから…と気負いすぎることなかれ。お店側も、これから人気が出そうな人材であれば入店してもらいたいのが本音です。
「ホストって楽しい!」と思ってもらえるよう、先輩ホストも楽しく会話をしてくれますよ。
体験入店終了。お給料をもらって帰宅
体験入店も過ぎてみればあっという間。体験入店の後は、お待ちかねのお給料です!
でもお給料をもらって終わりではありません。その日の体験を振り返ってみましょう。
ホストクラブの体験入店で入店を決めるポイントとは?
内装がカッコいいから、なんとなく雰囲気が良かった…なんて感覚で入店を決める人も多いのですが、せっかくの体験入店なら見るべきは「人」です。
夜の業界は厳しくつらいことも多くあります。心が折れそうなとき、迷ったとき、頼りになる人がいれば這い上がる力になります。
そのホストクラブの代表やオーナーが尊敬できる人か、先輩は頼りになりそうか。安易にお給料や規模、内装で選ぶのではなく、「この人ならついていける!」という人がいる店を選びましょう。
お店が合わなかったら他のホストクラブで体験入店をトライ!
お店の雰囲気を見て「合わないなー」と思ったら別のお店で体験入店するもよし。
体験入店も複数比較することで、1店舗だけでは見えなかったものが見えてくるかも?
人気ホストが退店後”体験入店巡り”をするほど主流な手段
有名ホストの場合。お店を辞めた後、次のお店を決めるために「体験入店巡り」をします。
いろいろな店からいい条件でオファーはあっても、本当に合っているかは目で見てみないとわかりませんよね。
有名ホストでさえ、自分にあうお店を探すためにいろんなお店を回るのは有名な話。ここはと思うお店があれば、いくつか体験入店してみましょう。
ただの日払い目当ては”体験入店荒らし”と見做されるので注意
ただし、体験入店料目当てでやたらに体験入店を繰り返すのも厳禁。お金目当ての体入は「荒らし」と見做されます。迷惑なのでやめましょう!
気になった店舗を3つほどに絞って、体験入店で最終的なものを見極めるのが良さそうです。
ホストクラブの体験入店の感想
ホストクラブってなんか怖いというイメージがありがち。
しかし、実際に体験入店をしたいろんな人の声を聴くと、ポジティブなものばかりなんですよ!
多くの人が”楽しい”と感じる環境
ホストはトークとお酒で女性を楽しませる仕事。しかし、ホスト側もその仕事を楽しめる人材が揃っています。
常に前向きで向上心が強い。女性の笑顔がうれしい。そんな先輩・仲間たちと競い、一緒に働ける時間を「楽しい」と思える人が、ホストとして成功していくようです。
お店側も、ホストが仕事を楽しみながら打ち込めるように、福利厚生を良くしたり、社内旅行やイベントを用意している店がほとんどです。
“怖い”というイメージは真逆
ホストクラブといえば先輩からの理不尽な暴力があるんじゃ…という怖いイメージがありますが、実際はありません。
暴力行為=爆弾行為とみなし、10万円以上の罰金など、厳しい罰則を設けているホストクラブが増えているからです。
酒をたくさん飲まされる”強要”されるイメージはもう古い
「ヘルプはとにかくお酒を飲まされる」「飲んでなんぼ」というホスト感は今は昔!
お酒が飲めなくても、トーク力でカバー。実際にお酒が飲めなくてもノンアル営業でNo.1で活躍するホストも多くいます。
「飲めなくても大丈夫」と求人募集に書いてあるお店もあるほど。お酒が飲めないからホストはできないという時代ではないのです。
歌舞伎町やミナミのホスト激戦区で一度体験入店をしてみよう!
歌舞伎町やミナミはたくさんのホストクラブがあり、常に新しい人材を探しています。
いろんなお店が体験入店を募集しており、学ぶことも多いはず。まずは行ってみてその空気を体験してみましょう!
まとめ
ホストクラブの体験入店の流れをご紹介いたしました。体験入店への心の準備になったでしょうか?
ホストクラブ=怖い、というイメージは今や昔。ホストクラブで働く雰囲気を楽しく知ってもらうためにあるのが体験入店なのです。
当日は気持ちと体調、服装の準備を整えて、体験入店を楽しんでくださいね!