【実録!ホストの花道!】元ホスト『香咲真也』とは?伝説ホストから焼き鳥屋に転身&過去の栄光から現在に迫る!
出典:ameblo
レジェンドと呼ばれるホストたち。栄光に輝いたその後は、事業家に転身したりホストクラブオーナーだったり、今も現役として活躍していたりと生き方は様々です。
伝説と言われるホストの1人、『香咲真也/かさいしんや』は、テレビ番組「実録!ホストの花道!」でも紹介された元No.1ホストです。
プロ野球選手の元妻をエースに持ち、人気ホストからホストクラブオーナーに、そして焼き鳥屋に転身した人物。激動のレジェンドホスト『香咲真也/かさいしんや』の栄光と今に迫ります!
『香咲真也/かさいしんや』のプロフィール
スーパーテレビの人気シリーズ新宿歌舞伎町「実録!ホストの花道」。
2005年に城咲仁や愛田武とともに紹介され、その知名度は全国レベルとなったカリスマホストの1人です。
本名・年齢・出身地は?
レジェンドホスト『香咲真也/かさいしんや』。早速プロフィールからチェックしていきましょう!
公開されているアメブロのプロフィールによると、1977年04月14日生まれの今年43歳。東京都出身です。
十七番地グループ、JOHコーポレーションの代表取締役で、本名は「常田 利幸」とのこと。常田 利幸で検索すると、経営している焼き鳥屋さんのメディア情報がたくさん出てきます。
生きた伝説!『Romance/ロマンス』のレジェンド
『香咲真也/かさいしんや』のブログによると、高校卒業後、お店を持ちたいという夢を持って専門学校に進学し、卒業後に20歳でホストの道に「寄り道」。
ホストブームの波に乗り、2000年頃は歌舞伎町の名店『Romance/ロマンス』のNo.1としてテレビにも出演。Romanceのレジェンドホストの歴史に名が刻まれました。
数々の伝説を生んだ店『Romance/ロマンス』とは?
『香咲真也/かさいしんや』が活躍した『Romance/ロマンス』は、創業1997年の老舗中の老舗。ホスト界の王道を往き、歌舞伎町のホストシーンを牽引してきました。。
創始者は伝説のホストの1人である『森沢拓也』。ホストクラブ業界では異例の給与システムを導入し、ホストの生活を安定させた立役者と言われ、彼の指導により『香咲真也/かさいしんや』ら数々のレジェンドホストが誕生します。
Romanceのレジェンドホストとは「月間小計1000万突破」もしくは「年間総売5000万突破」を達成した者だけに与えられる称号。今でこそ1000万プレイヤーは珍しくない時代ですが、SNSもなくホストのイメージも今と異なる2000年当時は1000万突破は並の記録ではなく、まさにレジェンド的存在だったのです!
23ヶ月連続No.1⁉『香咲真也/かさいしんや』の華々しい記録
伝説の1人『森沢 拓也』が一子相伝したホストとして、その才能を発揮する『香咲真也/かさいしんや』。2001年4月には23ヶ月連続No.1という歴史的大記録を残します。
指名本数は毎月100本以上、小計500万円の水準を下ることは一度もなく、他の人気ホストが1000万を売り上げた月でもNo.1を譲ることはただの一度もなかったそうです。
2002年4月には当時の歴代記録月間総売3300万を樹立し、第2次独立ブームと言われた2003年に独立。『香咲真也/かさいしんや』はホスト業界でゴールデンタイムの番組で密着取材された初のホストとして名を馳せることになります。
独立後、『A151』グループの社長に
27歳で独立した『香咲真也/かさいしんや』は、自らのホストグループ『A151/エーイチゴーイチ』を立ち上げます。
店の由来は「一期一会」から。反対から読んで「A151」と名付けたようです。
人気ホストは女性にモテてなんぼですが、ホストクラブオーナーは男にも慕われなくてはホストたちはついていきません。「優しく気が利き、面倒見がいい。同性から見てもついていきたくなる兄貴のような人」と慕われ、人気絶頂時の『A151』はホスト40名を抱える大所帯に!
オープン時「将来の夢は焼き鳥屋」と語っている
実はホストクラブ『A151/エーイチゴーイチ』オープンの時、『香咲真也/かさいしんや』は「将来の夢は焼き鳥屋」と話していたとのこと!
高校時代から自分の店を持つことを夢見て専門学校に進んだ『香咲真也/かさいしんや』。20歳~30歳のホスト時代を「寄り道」と語っており、ホストの仕事で接客業として大切なものを学び、開業資金を貯めていたようです。
そしてその夢は見事叶うわけですが、レジェンドとして刻まれるほどの栄光時代も香咲真也にとっては「寄り道」と言えてしまうのだから、レジェンドは見据える先が違いますな!
当時のエースは大魔神の元妻・佐々木香織
人気絶頂の『香咲真也/かさいしんや』のROMANCE時代からのエースと言われていたのが、大魔神こと、元プロ野球投手の「佐々木主浩/ささきかずひろ」の元妻・佐々木香織(清水香織)です。
「東大生が選ぶミスアイドルコンテスト」のグランプリにも選ばれた元アイドルで、2005年に離婚。榎本加奈子との不倫も理由の1つですが、佐々木香織のホスト狂いも話題となりました。
『香咲真也/かさいしんや』に入れ込みすぎ、貢いだお金は焼き鳥屋の資金になったとか…。元アイドルが大リーグで活躍するプロ野球スターの夫よりも入れあげてしまう、当時の『香咲真也/かさいしんや』にはそれほどの魅力があったのでしょうね。
テレビ番組「実録!ホストの花道!」で特集されたホスト
『香咲真也/かさいしんや』といえば、初のゴールデン番組で特集を組まれたホストです。
その番組「実録!ホストの花道!」には他のレジェンドホストたちも登場しています。
夕聖
高貴な顔立ちに白いスーツ、ピアノやバイオリンを弾きこなす姿は「星の王子様」とも呼ばれていました。
『夕聖/ゆうせい』は人気絶頂だった2005年の『A151』で、No.1ホストとして活躍し、『香咲真也』の最愛の弟分とも言われていた存在です。
その実力は、引退を考えていた『香咲真也』が自らの後継者と考えていたほど。しかし、『夕聖/ゆうせい』は突然退店し、『愛本店』の常務に就任。その後『ニュー愛』の代表、タレントとして活躍し、CDデビューや書籍も出版。現在は西麻布のプライベートバーのオーナーとして経営者の道に進んでいます。
瀬名和志
男くさい美貌に気障な話術。2005年に『ニュー愛』でNo.1を務めた『瀬名和志』も、「実録!ホストの花道!」で紹介されたレジェンドの1人。
ホストになる前はなんとお好み焼き屋の店長という経歴をもつNo.1ホストです。ドキュメンタリーでは、上客同士を争わせてしまったことを反省し、初心に帰るためにマンションを売り払い、新人ホストたちの入る寮に移住しています。
彼のすごいところはどんなお客様も大切にしていること。頑張ってお金を貯めて3カ月に1回だけ遊びに行くOL、そんなお客様に対してもぞんざいに扱わず、もらったプレゼントを大切にして誕生日を祝ってあげたというエピソードも残っています。このマメな気配りができるからこそのNo.1、ここまでされたら惚れ込むしかない!
城咲仁
知らない人はいない『城咲仁/しろさきじん』。『愛本店』で5年連続No.1に輝き、ピーク時の年収はなんと1億!
2005年に突然引退し、カリスマホストから芸能人に転身したことも話題となりました。その後、バラエティ番組に出演したり、テレビショッピングで料理をしながら食品販売しているうちにフードアドバイザーの肩書きで呼ばれるように…料理教室はマダムたちが押し寄せているようです。
2019年12月、古巣である愛本店に14年ぶりに1カ月限定でホスト復帰。「夜の1億円プレイヤー」の帰還は、歌舞伎町だけでなくテレビやメディアでも話題となりました。
現在の『香咲真也/かさいしんや』は?
2000年代のホスト史にレジェンドとして刻まれた『香咲真也/かさいしんや』。
その後、どのような活躍をしているのでしょうか?
『A151』は閉店
全盛期は40名以上のホストを抱え、バブル期のような盛り上がりを見せていた『A151』。
信頼していた後継者『夕聖/ゆうせい』の突然の退店や、売上低迷が続き、2007年頃閉店しました。
『香咲真也/かさいしんや』はホスト業界を経験したからこそ今があると語っています。接客業のノウハウを覚え、ROMANCEの森沢社長の導きのおかげで素晴らしい出会いがあり、「信用と信頼と絆」を得て今に至るのだそうです。
居酒屋チェーン十七番地を経営
売上の落ち込みがきっかけで、夜の世界から離れることを決意。今度は本名「常田 利幸」で、『A151』オープン時に語っていた「焼き鳥屋」の夢を実現します。
天真爛漫のビジネススタイルをモットーに「居酒屋チェーン十七番地」を展開。2018年は、焼鳥「十七番地」の他、居酒屋「赤燈」などのお店を、中野・下北沢エリアで7店舗と拡大しています。
料理の評判も良く、ホストとして「良いもの」をたくさん知ってきたからこその評価なのでしょうね。香咲真也本人もほぼ毎日どこかの店舗で出勤しているそうで、見かけたら気軽に「トッキー」と呼んでほしい」とのこと…いや、伝説のホストをトッキーとは呼びづらい。
結婚している
カリスマホストのその後で気になるのが結婚ですよね。引退後のホストがエースと結婚したという話も稀にあります。
香咲真也の場合、佐々木大魔神夫婦の離婚の原因とも囁かれているものの、結局清水香織とは結婚していません。
ただ、アメブロのプロフィールには「既婚」と書いてあるので、現在は結婚して実業家として家庭を持っているようです。
2019年5月十七番地を退職
香咲真也のFacebookの近況をチェックしたところ、2017年12月に「日本酒と魚と焼き鳥 高田馬場十七番地で新しい仕事をスタート」をし、2019年5月に「高田馬場十七番地を退職しました」とのこと。
あれ?退職?と思いきや、お店は現在も続いており、最近でも経営する居酒屋がメディアで取り上げられた際には、「JOHコーポレーションの代表取締役」として紹介されています。
1スタッフとして現場に出るのを辞めて、オーナーとして舵取りに専念しているのかもしれませんね。
2020年は手塚マキや城咲仁と新年会!
2020年1月15日、Smappa!groupの手塚マキオーナーのTwitterで、驚きの投稿が!香咲真也のお店で、「2000年代頑張ったホスト達と毎年恒例の新年会」の動画が公開されています。
香咲真也の他、手塚マキ、城咲仁、天草湘太郎、向井英二、由楽剛志、渚カヲル、ロミオという、一世を風靡したホストたちのとんでもなく豪華な顔ぶれに圧倒!
お店が違っても同じ時代を駆け抜けたホストたち。レジェンドのその後は様々ですが、意外な横のつながりがあるんですね。
『香咲真也/かさいしんや』のSNSは?
経営者に転身したホストは、あまりSNSに積極的ではないのが実際。『香咲真也/かさいしんや』はどうでしょうか?
Twitterやインスタは発見できませんでしたが、『香咲真也』と『常田利幸』の名でそれぞれFacebookアカウントが存在していました。
『常田利幸』は非公開、『香咲真也』のアカウントは、前述の2019年5月「高田馬場十七番地を退職しました」が最終投稿となっています。
注目すべきは友達リスト!『渚カヲル』(現ランディー・ヲ)や『手塚 マキ』『頼朝』『森沢拓也』など、時代を象徴するホストオーナーたちの名もあって、目を見張るばかり!
居酒屋十七番地のブログ「今日のうまいもん」
香咲真也がオープンした「居酒屋十七番地」のブログは、なんと香咲真也本人が毎回投稿しています。
2009年からスタートしたブログには、美味しそうな飯テロ写真や拡大していくお店の情報、時にはホストを辞めた理由、自分の人生を振り返っての様々な気持ちが綴られています。
最終更新は2018年10月。健康に不安があるような終わり方で締められており、なかなか不安を煽ってくれます。今年1月の手塚マキのTwitterでは楽しそうにみんなで笑っていて元気そうな姿が確認できました!
まとめ
ホストとして初めてゴールデン番組で特集され、2000年代のレジェンドホストの1人としてその名が上がるホスト『香咲真也/かさいしんや』をご紹介いたしました。
「実録!ホストの花道!」では歌舞伎町の栄光を掴んだ姿が全国に放送された20代。そして30代からは焼き鳥チェーンの気のいい店主として、居酒屋経営者として堅実な仕事でメディアで紹介されています。
香咲真也のお店は東京都内で複数展開中。レジェンドホストたちが集まって飲んでいる場所に、運良く出くわすこともあるかもしれませんね!