【独占インタビュー】”TOP DANDY OSAKA “誕生秘話─再結集するホスト達─

歌舞伎町にて20年以上も業界トップに君臨し続けているTOP DANDY。その圧倒的人気店が2020年春、大阪ミナミに進出することを発表しました。

しかし、今回電撃発表されたTOP DANDY OSAKAは、ただ新しくお店をオープンするだけの話ではなかったのです。業界最優良店TOP DANDYが大阪に進出する背景には、胸アツ過ぎる誕生秘話が隠されていました。この物語はまさに某人気漫画、シャボンディ諸島編での一味そのもの!!

TOP DANDY OSAKAは、いつか合流することを誓い合ったホスト達が、数年間他店で切磋琢磨し、約束の日を果たす事が出来た待望のホストクラブでもあるのです。

そんな、夢と希望、そして友情、努力、勝利?、全てが詰まったTOP DANDY OSAKAを語るべく、お店を代表するお二人に独占インタビューをさせて頂くことになりました。

蘭 / らん さん

TOP DANDY OSAKA 代表。2015年groupdandy年間売上9位。TOP DANDY 本店入店から最速のナンバーワン記録保持者(記録:入店から2ヶ月)。

百瀬 潤 / ももせじゅん さん

TOP DANDY OSAKA 主任。1,000万player。2016年他グループ年間売上組数No.1。2018年groupdandy年間売上No34・「ORANGE」年間売上No.1。

TOP DANDY OSAKA誕生の裏には

──この度はオープンおめでとうございます!早速ですが、TOP DANDY OSAKA様について詳しく伺っていきたいと思います。聞けば大阪から東京へ、数名のホストさんが同じ苗字を背負って散り散りになっておられたのが、この度再集結されるとか。

蘭さん:
『はい。僕がまだ大阪にいる頃に一緒の店舗で働いていた”潤”と、あと”ヒカリ”というメンバーがいるんですが、 僕はそれまで大阪でしか働いた経験がなかったんです。いつか自分で店を出したいと思っていて、そのためにはどうしても歌舞伎町で働いてみたいなと思っていて。』

『「歌舞伎で一旗あげていつか俺が店を出すから、合流して一緒に働こうね」と約束をして、散り散りになりました。僕とヒカリが一緒に東京に出て、あとから潤も歌舞伎町に来ました。』

潤さん:
『 大阪で半年一緒に働いた後、蘭さんは東京に出てしまったんです。僕はまだ半年の経験値で歌舞伎に行くのは怖かったし、家庭の事情もあってその時は大阪に残りました。』

『別れ際、「バラバラになるけれど、お互い力をつけて漫画のワンピースみたいにまた合流して、そのときは最強のチームで最強の店を作ろう」と誓ったんです。』

蘭さん:
『 ワンピースの麦わらの一味に憧れてたんです。笑』

──憧れてはいても、本当に実行できる人なんてそうそういないですよ……。

蘭さん:
『ちなみにバラバラになった僕らは、“百瀬”という苗字を源氏名で使ってホストをしていました。 ORANGEでも2人新しく百瀬が誕生しています。』

──バラバラになって信頼できる仲間を増やす…憧れを超えて2年後のルフィそものじゃないですか!笑

──少し深掘りしたいのですが、東京では蘭さんは同じお店ではなかったんですよね。それはなぜなのでしょうか。もしかして喧嘩でも……?

蘭さん:
『喧嘩はしたことがないですね!今まで一回もないです。大阪で一緒の家で暮らしていたときも、喧嘩はなかったですね。』

『 ただ潤が東京に来たとき、ORANGEというお店は走りたてだったんです。立ち上げの段階から関わることで得られるものがたくさんある、将来僕が出店する時に活かせると思って、あえてTOP DANDYではなくORANGEを勧めました。ヒカリがいたというのも理由の一つです。』

──すべては将来の出店を見据えてのことだったんですね。

百瀬潤が心打たれたホスト”蘭”

──ところで潤さんは大阪時代、たった半年で蘭さんについていくことを決心したワケですが、理由はなんだったのでしょうか?

潤さん:
『僕はあんまり人に憧れを持たないタイプなんですけど、蘭さんはホスト力はもちろん、人間力というか……包容力ですかね。とにかくしっかりしてるんです。あと同じ家に住んでいたのもあって、いつも一緒に遊んでいました。』

──なにか蘭さんとの思い出はありますか?

潤さん:
『これは本当によく覚えているんですが、初めて連れて行ってもらったのは海遊館でした、入店祝いで男五人で海遊館。(笑) それが本当に楽しくて嬉しくて。以来僕も、入店祝いは必ず海遊館に連れて行くという事をしてましたね。』

蘭さん:
『この業界、昼職の友達とはなかなか時間が合わないので……。従業員とは仕事ではもちろん仕事仲間だけど、プライベートでは友達や家族のようにしたいなと思っていて、それが功を奏したのかな?(笑)』

──功、奏しまくってます! 蘭さんと潤さんの仲良しっぷり、とても素敵です。

groupdandyのパイオニアとして大阪へ

──ところで、大阪に出店するというのはいつから決まっていたのでしょうか。

蘭さん:
『 2018年の夏頃ですね。TOP DANDYの社長との面談で将来のことを話す機会があり、出店の話になりました。そのとき大阪に行きたいと直訴したら、その後会長との話で「全国展開の先駆けとして、大阪でやってみるか!」となったんです。』

『僕としては、もし歌舞伎町での出店だったらすんなりうまくいく図がもう見えていました。だけど、過去に例のない、誰もやったことのない事をやりたいという気持ちがあって、groupdandyは関西進出はまだだったので、そのパイオニアになりたかったんですよね。歴史に名を残したいという思いもありました。』

──その2018年の夏から1年半ほどの間、何か心がけていたことなどはありますか

蘭さん
『やっぱり目指すのはTOP DANDY本店のようなお店なので、TOP DANDYで吸収できることは日々しようと意識していました。あとはお店の運営を見ているなかで常々「自分だったらこうしたいな」と思うところはメモして、ゼロからお店を作る準備はしていましたね。』

──大阪での出店を伝えられた時、潤さんはどのような心境だったのでしょうか?

潤さん:
『正直、蘭さんは東京で出店すると思っていたんですよ。なので最初に話を聞いたときは「わ、まじか」と思いました。』

『ORANGE入店時から「蘭さんが店を出すときはついて行く」という話を実はしていたんですが……。ある程度の地位をORANGEで確立しても、グループがあまりに大きくてすごい人たちがいっぱいいる中で、自分は全然目立ててないなという意識もあったんです。』

『そんな思いの中だったので、蘭さんから話を聞いたときは、このままgroupdandyに居続けること、大阪にまた戻ること、本当にゆっくり考えました。でも、結局「大阪でグルダンの名を背負って働けるなら、働くしかないな!!」という結論に至りました。』

──待望の出店の中にもいろんな葛藤があったんですね。

本店を超える『TOP DANDY OSAKA』に

──TOP DANDY大阪は、どんなお店にしたいですか。

蘭さん:
『まずミナミで名実共に一番にしたい。いずれはTOP DANDY本店も超える店にしたいと思っています。』

──大阪は東京よりも単価が低いと一般的に言われていますが、その上でTOP DANDYを超えると。

蘭さん:
『最近は東京のホストもお客様も大阪に行くことが増えているので、数年後には流れが変わるんじゃないかと思っています。新幹線で2時間半の距離も関係なくなるんじゃないかと。大阪だからとか、東京より人口が少ないからというのは、弊害ではなくチャンスでしかないですね。』

──なるほど! オープンがとても楽しみになってきました。オープンは春頃の予定なんですよね。

蘭さん:
『はい。内装はTOP DANDY本店のデザイナーが手がけます。こんなイメージです。』(イメージ図を見せてくださる)

──すごい! 高級ホテルみたいですね。綺麗で高級感のある内装。一見してホストクラブと分からないくらいです……。お客様はもちろん、ここで働くホストさんもテンションが上がりそう。

潤さん:
『何それ! 僕まだ見てない……!笑』

──先に拝見してしまってすみません……。潤さんとこの記事の読者の皆さまは、店内公開までのお楽しみということで!

ホストの採用基準は”アツい志”だけ

──ところでTOP DANDY OSAKAのキャストさんはどの様に集めるつもりなんですか?

蘭さん:
『キャストは、TOP DANDYから大阪に数名行きますが、あとは現地でこれから募集して採用します。』

──採用されるためには、やっぱりお酒が飲めないとダメなんでしょうか

蘭さん:
『いえ、そんなことはないです。僕自身、体を鍛えるのが好きなので、ボディメイクのために飲まずに売っていた期間もあります。』

『もちろんホストと一緒にお酒を飲むのが好きという女性がいることは承知の上ですが、僕たちはお酒を売っている訳ではない。男を売っているんです。TOP DANDY本店でも実際、ノンアルで営業しているホストもいっぱいいますよ。』

──ノンアル営業をしていて、飲む営業をしているホストから陰口を叩かれたりしませんか……?

蘭さん:
『昔だったらありましたね、飲んで当たり前という風潮だったので。でも今はノンアルでやっているホストが増えたし、みんなその効率のよさとか、ホストの本来の目的を考えるようになったんですよ。』

蘭さん:
『ホストがお酒を飲む目的と言ったら、単価を上げたい、女の子と一緒に飲んで楽しい気分にさせたいなどあると思いますが、それってノンアルでもいいんじゃないかという話です。』

『好きで飲んでる方は、それでいいと思いますが、もともと体質が受け付けないなどの事情もある方がいると思います。TOP DANDYはお店全体でそういう認識でいますね。僕はノンアルコールビールをいただいて酔ってました笑』

──ホストを始めるのが不安な方も、こんな蘭さんのもとで働けるなら安心ですね! 蘭さんのお店ではお休みなどあるのでしょうか?

蘭さん:
『TOP DANDY OSAKAの休日は週休二日予定です。無駄な時間を省いて拘束時間を短くしたいので。クリーンに25時まで営業の短時間集中で、100パーセントのサービスを提供したいと思っています。僕自身、旅行が好きなので、余った時間で皆といろんな所に行けたらいいなと思っています。全力で稼いで全力で遊ぶ、というのが信条です。』

──お二人は、お休みの日や自由な時間はどのように過ごされていますか。

蘭さん:
『筋トレしたり、旅行、読書、あとは従業員と遊ぶことが多いです。従業員とジムに行ったり野球観戦したり、温泉に行ったり、サウナで語ったり。裸の状態で言ったことってなぜか結構みんな守るんですよね。笑』

潤さん:
『僕は仕事人間みたいですけど、お客様とご飯に行ってることが多いです。あとは僕も従業員とご飯に行ったり、ジムに行ったり、犬と散歩したりしてます。』

──すごい充実度ですね。ホストさんってもっと自由な時間がないイメージでした。これなら学生の方でもホストと両立してできそうですね。

蘭さん:
『学生で結果を出してるホストは何人もいます。でも結果を出す子は、本気で仕事をしにくる子だけですけどね……。なので、TOP DANDY OSAKAではもちろん、学生さんでも大丈夫です。ちなみに寮も完備しているので、大阪に引越してくる方も大歓迎です。』

ホストを通じて得たもの

──ご自身がホストになってよかったと思うことはどんなことですか。

蘭さん:
『そんなのいっっっぱいあります!自分の頑張り次第で給料が天井なしに上がる、自由な時間が多い、普段出会えない人に出会える。例えば芸能人とか……。』

潤さん:
『あと、いろんな仕事をしている人に出会えます。だからいろんな業界の話ができて、吸収して、人間力や観察力、言葉では到底表すことのできない、その他、感覚値での成長を養う事ができるのが、ホストの魅力でもあります。』

蘭さん:
『そう、その時間が自分を育ててくれます! 出会いが今の自分を作ってくれたんだよなってつくづく思います。』

──ホストって見えない所にも魅力が沢山詰まっているんですね!

TOP DANDY OSAKAでホストになりたい方へ

──それでは代表・蘭さん。TOP DANDY OSAKAでホストになろうか迷っている男性に向けて、最後にひとことお願いします。

蘭さん:
『僕は日本一と言われるTOP DANDY本店で働いてきました。今TOP DANDYは絶頂期ですけど、もちろん過去には今ほどではない時代もありました。そこから今のレベルに上り詰めた過程を僕は見ているので、日本一のお店がどうやって作られたかというのを体で、頭で知っています。』

これが僕の一番の他のホストには無い強みです。日本一の作り方を、売れる術を知りたい方は、是非僕と一緒に働きましょう。

編集後記

TOP DANDY最高幹部の座に位置し続け、日本一の店で売れっ子たちを多数輩出したホスト・蘭さん。そのそばで彼を慕い続け、自身も店舗ナンバーワンの実力保持者である百瀬潤さん。

業界トップのグループで、確立された地位を保持しながらも気さくなお二人の人となりに、驚きと安心感を覚えました。真のトップホストは、誰に対してもどんなときも、穏やかでまっすぐな志を持っているのでしょう。

彼らが作り出す新店TOP DANDY OSAKAは、大阪ミナミを揺るがす存在となるはず。採用情報やオープン情報の詳細発表が待ち遠しいですね!新天地での百瀬一味に乞うご期待です。

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