【キャバ嬢の引退】水商売を上がる理由やタイミング、引退後の活動は?元No.1キャバ嬢たちの引退後も紹介
キャバ嬢やホステスが引退することを「夜を上がる」「水商売を上がる」と言います。
お水の花道とも言われるキャバ嬢ですが、いつかは引退しなければならないもの。これからキャバ嬢をスタートする女の子にとっては、辞める理由や時期、引退後の生活は知っておきたいですよね。
今回は引退したキャバ嬢たちの引退理由や、引退した有名キャバ嬢たちのその後の活動を調査しました!
キャバ嬢・ホステスの引退後、何をするの?
キャバ嬢として「売れる」時期はとても短く、20代前半までと言われています。
このため、20代後半~30歳くらいで引退するキャバ嬢がほとんどです。
夜の世界は将来が不安?
水商売で働く多くの女の子は、自分の将来に少なからず不安を感じながら働いています。
高時給のお仕事は魅力的なので、辞めるタイミングがわからず、気づいたら年齢とともに売上が落ち込んできた…でも昼間の仕事をしたことがないからどうしたらいいかわからない、というのはよくあるパターンです。
短い社会勉強の場!引退までの目標を立てる
偏見も多いキャバ嬢という仕事です。しかし、考え方を変えれば、若いうちから貴重な社会経験ができる仕事。昼間の仕事ではまず出会えないような幅広い年齢・職種の男性と出会い、話をするという経験は稀有なものです。
若いうちしか働けないキャバ嬢ですが、この若い時期だからこそ経験し、吸収できる知識があります。目上の男性と会話ができるだけの知識や度胸、マナーや美しさはどんな仕事にでもプラスになることでしょう。
賢く働き、その経験を自分の人生の糧に。引退までに「こういうことができる女になっておく!」「いくら貯蓄したら辞める」など目標を立てておけば、充実したナイトワークを送れますよね。
「あの時水商売辞めて良かった」と思えるタイミングがある
18歳からキャバ嬢デビューした子や、大学生アルバイトからそのままキャバ嬢になった女の子は、将来への不安から辞めるタイミングを失ってずるずる水商売から上がれない人も多いです。
昼間の仕事の経験がないため、昼職になる勇気も持てない。どうしたらいいかわからないという不安を抱えている女の子も少なくありません。いつまでも働ける仕事ではないので、辞めるタイミングを見極めるのも重要。
「25歳になったら辞める」「ある程度貯蓄ができたら昼職に切り替える」と決めておき、タイミングを逃さないようにしましょう。
水商売を上がった後に何をするか考えることも大切
漠然とした理由で辞めるのは不安なので、具体的に引退してから何をして生計を立てていくかという計画をしておくことも重要です。
起業資金や学費を貯める手段として、期間・目的を決めてキャバ嬢をしている女の子もいます。
昼間の仕事はキャバクラ以上には稼げないことが多いので、キャバ嬢時代にしっかりと貯蓄して、引退後は昼間の生活を送るという堅実な女の子も。この場合、金銭感覚が夜の世界に染まってしまわないようにコントロールすることが必要です。
キャバ嬢・ホステスの引退の理由
それでは具体的にキャバ嬢は何をきっかけに引退するのでしょうか?いくつかの引退理由を続いてはおさえていきましょう。
結婚・妊娠
多くのキャバ嬢は結婚・妊娠を機に辞めることが多いです。
元々彼氏がいて、彼氏との結婚を機に引退だったり、お客さんと恋愛関係になって結婚するキャバ嬢もいます。
中にはお店のボーイと恋愛関係になって辞めるというパターンも。キャバ嬢の従業員との恋愛は禁止されていますが、禁止された職場恋愛って燃えるんですよね…。
クラブ門の『門りょう』は人気絶頂で引退・結婚!
『門りょう/もん りょう』は大阪北新地の元No.1キャバ嬢として有名な存在。資生堂神戸大丸店を3ヶ月で退職し、18歳でキャバ嬢に。『クラブ門/もん』というお店で働いていたので、『門りょう』という源氏名になったそうです。
高級シャンパン・アルマンドを日本一売り上げた功績から、通称「アルマンド姉さん」とも呼ばれ、その人気は、男性だけでなく一般人の女の子のファンもつくほど。2017年10月、28歳の時に結婚を期に引退し、そのバースデーイベントは伝説とも呼ばれるほどの盛大なものでした。
旦那さんとなった人は元お客さん。お子さんにも恵まれましたが、1年半の結婚生活にピリオドを打ちます。現在はシングルマザーであり大阪のキャバクラ経営企業「エースグループ」の副社長として活躍しています。
失敗・不安と向き合えず退職
キャバ嬢は人気商売。指名をもらうことで収入とキャバ嬢としての価値を高める仕事です。
このため、指名を失うことの不安も尽きません。
指名を得ることと、今のお客さんの気持ちを繋ぎ止めておく努力に疲れてしまい、引退を決意するキャバ嬢も多くいます。
No.1争いに疲れ、ダメな自分から立ち直れない
また、有名キャバクラ店ほど、ランキング争いは苛烈を極めます。
キャバ嬢は、実力勝負でありながら運も味方する世界。相当な努力をしているにも関わらずナンバー入りできない、No.1になれない、後輩にナンバーを抜かれてしまったなど、悔しさに涙を流すことはザラ。
そんな毎月のナンバー争いに病んでしまう人も多くいます。また、真面目なキャバ嬢ほど「努力しているのに結果が出せない自分はダメな存在なんだ」と自分を追い込んでしまう子もいるのです。
お酒が飲めない・肉体的につらい
昼夜逆転の不規則な生活に加え、夜な夜なお酒をたくさん飲む仕事は体にも負担が大きいものです。
肝臓を傷め、健康上の問題で辞めざるを得ないキャバ嬢もいます。「飲み営業」で売っていきたいキャバ嬢は、休肝日を設けるなど、お店と話し合って調整することで長く働くことができます。
しかし、お酒が飲めないとキャバ嬢としてやっていけないわけではありません。後述の『愛沢えみり』のようにお酒が飲めなくても、自らの接客術を駆使してNo.1として活躍しているキャバ嬢もたくさんいます。
夢の起業を果たす!
起業のため、自分の夢を叶える学費のためにキャバクラで資金を貯める目的の人もいます。
よくあるのは、ネイリストになりたいので開業資金を貯めたい、ネイルの学校に行きたいのでその学費を貯めたいというパターンです。
夢を持っている女の子はキラキラして、お客さんも応援したくなるもの。目標に向かってモチベーションも維持できるので、キャバ嬢として成功する人も多いです。
現役トップキャバ嬢兼社長もいる
起業を期に引退するキャバ嬢もいれば、現役キャバ嬢のまま起業も果たして社長を兼業しているという凄腕も存在します‼
歌舞伎町で嫌われてるキャバ嬢No.1⁉『桜井野の花/さくらいののか』
『桜井野の花/さくらいののか』は、整形とメイクでブスから日本三大美女に認定されたNo.1キャバ嬢。歌舞伎町で2店舗のオーナーを務めるキャバクラ社長であり、自らも現役としてNo.1を獲り続けています。
SNSで自らの整形の過程を公開していることから、整形を希望する女性からの支持も高く、インスタのフォロワーは32万超えという人気!
人気が高い分アンチも多く、嫌われている理由は「ホス狂いだから」というもののようです。全てのプレッシャーをはねのける鋼のメンタルで、更なる輝きを増しています。
キャバ嬢引退後は?
結婚・起業・転職などで、多くが20代で引退するキャバ嬢という仕事。
その引退後は実際どのような生活をしているかを調査しました。
ブランドを立ち上げ実業家に
人気キャバ嬢は、SNSでネイルやメイク、ファッションなどの写真を次々と公開して支持を得ています。
引退後はその知名度とセンスを生かし、自らのアパレルブランドやアクセサリーブランドを立ち上げ、女社長となるパターンも。
実際、有名キャバ嬢の多くは、モデルとして活躍したり、現役時代か引退後に自らのブランドを立ち上げています。
生涯現役で水商売の道を進む人も多い
キャバ嬢を結婚で引退し、その後、生活を支えるためだったり、離婚してシングルマザーになったりで再びキャバ嬢になる人もいます。
年齢的にキャバクラではなく、クラブやスナックに転向する元キャバ嬢も少なくありません。
また、キャバ嬢を引退して、別のクラブやラウンジのママになるという生涯水商売現役というパワフルな女性もいます。
昼職に転職
キャバ嬢の時代にしっかり貯めてスパッと辞め、あとは昼間の会社員や希望の仕事に就くという堅実なタイプもいます。
キャバクラで得たトーク術やマナーは、昼職でも活かされるもの。そのコミュニケーション能力の高さを評価して、キャバ嬢の経験を持つ人を積極的に採用する企業もあります
美意識の高さから、化粧品の美容部員やエステサロン、アパレルで能力を発揮する元キャバ嬢もたくさんいます。
言わなくても水商売経験者の特徴で過去がバレる⁉
昼職に転職後、キャバ嬢を話していないのになんとなく感づかれてしまうということも⁉
メイクやファッションがキャバっぽい、ボディタッチなど細かな仕草がなんか水商売を感じさせる、水商売経験者特有のオーラが出ているなど、公言していないのに小さなところでバレてしまう人もいるようです。
元トップキャバ嬢の引退後
人気キャバ嬢たちの引退後はどんな生活を送っているのかも気になりますよね。
元トップキャバ嬢たちのその後も、もちろん調査しています!
①テレビ出演でも話題の伝説嬢王『愛沢えみり/emiri aizawa』
『愛沢えみり/あいざわえみり』は、歌舞伎町の元No.1キャバ嬢であり嬢王とも呼ばれる存在。
というのも、18歳でキャバ嬢になり、24歳でアパレルブランド「EmiriaWiz/エミリアウィズ」を起業し、26歳で月商1億5000万を達成。2018年には美容クリニック「VENUS BEAUTY CLINIC」をオープンという辣腕ぶりはまさに嬢王!
小悪魔agehaのモデルとして活躍したスター性で、バラエティ番組でも活躍。2019年にキャバ嬢を引退し、現在は新宿の豪華マンションで暮らしながら社長業に専念しています。
②元agehaモデル『桃華絵里/ももかえり』
一世を風靡した人気ファッション雑誌「小悪魔ageha」の看板モデルであり、「ももえり」の愛称でも知られた元キャバ嬢です。
キャバ嬢に詳しくない人の間でも「ももえり」の存在は知られており、メイクやファッションを真似る10代の女の子もたくさんいました。
引退後は結婚、シングルマザーとしてモデルとして活躍しながら、「株式会社Moery/モエリー」を経営しアパレルブランドを複数展開していました。2018年に辞職し、現在はアパレルブランド「mocoa’s」のモデルを務め、30代40代の女性から支持を得ています。
③整形で昔より美人に⁉『武藤静香/むとうしずか』
ギャルという言葉でもてはやされていた時代、「小悪魔ageha」でギャルファッションモデルとして活躍した元キャバ嬢です。
現役時代に実業家「松田周」の出資でアパレルブランド「Rady」を立ち上げ。松田氏と結婚し、デザイナーとして活躍中です。
その美意識は高く、キャバ嬢引退後にも整形をしてしまうほど。整形後はますます美しさに磨きがかかったと評価を高めました。
④伝説のキャバ嬢『エンリケ』
キャバクラ界で知らない人はいない、名古屋の伝説のキャバ嬢!SNSやyoutuberとしても活躍し、キャバ嬢を知らない人でもエンリケは知ってるという抜群の知名度を誇ります。
『エンリケ』こと「小川えり(本名は服部理恵)」は、18歳でキャバクラデビューし、2019年に引退。32歳のバースデーイベントでは3日で売上2億5000万という記録を残しました。
エンリケも現役時代にOGAWA株式会社を起業。自らのコスメブランド「minamina」を立ち上げ、キャバ嬢引退後、2020年1月に元お客さんとの結婚を発表しています。
まとめ
キャバ嬢として活躍できる時期はそれほど長くありません。
しかし、若い時期しか働けない仕事で得るものはとても多く、賢く働けば引退後の人生にも十分な糧になるはず。
引退までとその後のビジョンを持って働くと、キャバ嬢である期間もより充実することでしょう!