【ONE’S CREATION 大革命第1弾】1,000万Player在籍13名! 『新生 CLUB CLASSY』誕生秘話に迫る
2021年7月。各店の上半期ランキングも出揃い、なんとなく平和なムードが漂っていた horeru 編集部に、突然大きなニュースが舞い込みました。
「group BJ さんの『CLASSY』、歌舞伎町でテッペン獲りに動くらしいです!」
8月からはなんと、2年連続1億6,000万プレイヤー『椿 鳴 /つばき なる』さんが代表取締役に就任し、在籍数は50名オーバー・1,000万プレイヤー在籍13名の歌舞伎町最大のお店・『新生 CLASSY』として営業をスタートするとのこと。
これは大ニュース! ということで、この度は早速 group BJ ONE’S CREATION『一条ヒカル』社長と、『椿 鳴 / つばき なる』さん、『桜夜 / おうや』さんにお話を伺ってまいりました。今回の大革命はどのようになされたのか、当事者たちにガッツリ聞いて参りましょう。
──この度は大変驚きました。まずはヒカル社長から、経緯を教えていただけますか。
ヒカル
はい。これは、大革命の第一弾です。やっとできるのですが、今回『CLUB CLASSY / クラッシー』と『CLUB ARTIST / アーティスト』は合併して『新生 CLUB CLASSY』となって、本当に歌舞伎町を取りに行きます。そういう店舗を作ります。
──そういうことでしたか! どちらもすごくノッてる店舗さん同士ですね。
ヒカル
そうなんです、どちらも毎月1億円近い売り上げをずっと上げていたんですけど。ただ今の時代、目立つためにはもう1億じゃないなと思ったんです。1億5,000万とか2億はいかないと、歌舞伎町のトップは取れないと。少し前からそれは感じていました。
僕の組織は業界未経験者や、経験者でもまだ数字を持っていない、そういう子たちを、自分たちの文化とビジネスモデルで育てて売れっ子にさせるということをしていて、それで歌舞伎町で頂点を獲るというのを目標にしてきました。
──確かに group BJ さんといえば、そういうイメージです。
ヒカル
今まで早いペースで広く展開していたのは、個々の成長スピードを上げるためなんです。やっぱり1店舗に大人数がいると、いやでも誰かがやってくれたりとか、代表格は現れたとしても1人だったりと、力が分散せず個人に集中しちゃったりするんですよね。
それが2店舗になると、なんでも各々がやらなければいけない。その少人数で1億を目指してたった2~3年で、もうこれだけの売上を叩き出せる戦士たちがそろったんですよ。
僕、どこかでずっと狙っていて。 それをいつか融合させて、歌舞伎町の頂点を獲りに行きたいと。そこで、今が良きタイミングだったので、ここだというところで統合に至りました。
タイミングによっては別店舗だったかもしれないし、はたまた各店のスターキャストを集めて、なども視野に入れながら準備していたんです。僕の中では、歌舞伎町で戦える戦士を、3年以内で店舗展開しながら育てていたというところです。
──そして、機は熟したと。
ヒカル
そういうことです。それで各店のメンバーに僕から説明、というよりオファーしたんですよ。本気で歌舞伎町を獲りに行かないかと。
それがいよいよ8月から始まるので、僕は見てろよ歌舞伎町、今から BJ が面白い時代が来るぞという気持ちです。
僕らは実は、大きな事ならもうやってきていた
ヒカル
うちの強みって「全員一条ヒカルが育てている」ことなんですよ。本当に僕が全部手あかをつけて育てた子。その子たちが勝つってことが、めっちゃ面白いんです。
──ご自分の子どものような存在ですもんね。
ヒカル
そうそうそう。なので今もう滾(たぎ)っています。多分僕が一番滾ってると思う。(鳴さんに向かって)滾りしか感じないでしょ? 地味にこの3年間育ててきたんよ、ほんまに。もう基本中の基本だけをずっとやってきて。
鳴
はい。大きい勝負を仕掛けるというのは見たことが無かったです。相当な考えを持って準備してくださったんだなと思います。
ヒカル
うんうん。ただあれだよ、今までも未経験者だけで店をオープンしてきたけど、それも大きなことやで?
鳴
確かに!
ヒカル
僕らって実は、大きいことは既にしてきたんだよ。でも、これからさらにでかいことをしていく。それが真相でございます。
──お店の場所は『CLASSY』さんでそのまま、となりますでしょうか?
ヒカル
そうです。実は従業員の教育段階で、営業中のスピードやシステムなども、毎月1億円以上が上がって従業員数が増えて、お店が満卓で開店し出しても対応できるような動き方をずっと意識してきました。
なので、おそらく人数が倍増しても全然対応できると思う。お客様の満足度は高い状態のままで、さらにエンタメを魅せられると思います。
でも本当に両店舗ともに全然そんな気配はさせず、「この店舗で絶対1億以上を早期で売る」と言って走らせていたので、急にこんな話をしてキャストはびっくりしたと思います。
桜夜
はい、びっくりしました。前触れも特になかったので。
──ヒカルさん、各店様にオファーをされたときの従業員様の反応はいかがでしたか?
ヒカル
皆すぐに理解して、「なにそれ面白そうですね」と、「それだったら本気で歌舞伎町を獲りに行きましょう」となりましたね。「自分たちが作った group BJ のお店で勝ちたい」っていう気持ちが本気でみんな強いな、と感じました。
──では、反対意見も無かったんですね。
ヒカル
僕、実は多少覚悟していたんですが……一切なかったですね。それぐらい従業員たちに、「自分たちのやっていることをトレンド入りさせて街に示していきたい」という意思があったんです。もっと BJ の名を世に広めていきたいというのが強くて、その突破口を切り開けるのが早まるなら、やりましょうという感じでした。
──業界的にも大きなニュースです。
ヒカル
そうですね、同業の方と話しても、すごいねとなります。椿鳴の名前はとくに出てきますよ。カリスマ性がすごいよね。それに『CLASSY』の名前もよく出るんです、毎月1,000万プレーヤーが出てナンバーワンが入れ替わっていて、すごいですねと。なのでこれからは「まあ、見てろよ」という感じです。
プロとして「正しく勝つ」
──私もお話を聞いて、ヒカルさんの本気を感じ取りました。
ヒカル
僕はずっと本気ですよ。売上が悪くて合併というのはよく聞きますが、そのイメージはうちは全く無いと思うので、勘違いされないとは思うんですけど……むしろ「本気で獲りに来るんだな」というのを、感じられるのではと思います。
それだけ今の歌舞伎町は戦国時代でレベルが高いです。カリスマがいっぱいいますしスタープレーヤーも多いので、その時代に勝つとなったら、そんじょそこらのことでは勝てないなと実感しているところです。
勝ち方ややり方はお店や人によって色々ありますが、僕らは「未経験者だけで自分たちで育てて、プロであれという教育をして正しく勝つ」。僕の勝ち方はこうなんです。これに関しては BJ には同志しかいないと思うし、羨ましく思う外部の人も少なからずいるんじゃないかな。
──BJ さんへの入店志望も増えそうですね。
ヒカル
そうですね。鳴さんはこの話を聞いた時、どうでしたか。
鳴
今、ホストは戦国時代で、有名なプレーヤーさんはお店自体も強い。ホストはもちろん一人ひとりが力を求められますが、店舗としても強ければプラスの部分があって、全員がもっと強くなるのかなと思うんです。
もう今のトレンドが「毎月1億店舗」で、かつプレーヤーも数字もタイトルも持っている人がどんどん出てきているので、そこに残っていくにはベストなタイミングかなと思いました。
ヒカル
こう、駄々をこねずに理解してくれるのがすごいよね。そこは今回、またみんなに助けられました。従業員の理解力がすごいなって思います。信じてもらえるというのは強いですよね。
ワンクリ史上初の「代表」誕生!
ヒカル
今回取材に参加しているこちらの2人も昇格したんです。『CLASSY』の代表取締役が鳴で、桜夜は主任になります。CLASSYはトータルで9人が昇格して、新役職者も出てくるんです。
──わ、すごい! おめでとうございます!
ヒカル
在籍50名オーバーになるので、これでも役職者は足りないくらいです。でも、信頼できるキャストたちがもう一致団結し始めて、「『椿 鳴』を歌舞伎町で一番の代表にしよう」としています。
鳴は、僕が ONE’S CREATION を4年やってきて、その間ずっと我慢させてきた、はじめての「代表」です。昇格おめでとう。
鳴
ありがとうございます。
──伝説の幕開けですね。
ヒカル
そうです。できるプレーヤーを他から引っ張ってきたとしても信用に足らないんですよね。そういう子をただ役職につけて売上だけで代表に仕立てても、お店って成り立たないので。なので自分で育てるということが大事でした。
時間がかかったけど、でも確実にしてきたものがあるので、今こんなことができるんですよね。もしかしたら売上よりもこのことの方が、大事だったかもしれない。これだけの売上を維持できる戦士たちを、これだけの人数集めたのは。
──一気に50名規模の店舗になるんですね。しかし「革命第1弾」ということは……
ヒカル
はい、このあと第2、第3と続く予定です。このあとに続いて行くものもそこそこでかいと思います。
鳴
それは僕らも知らないんです。すごく気になります。
ヒカル
この下半期は結構、忙しくなってくると思います!
新生『CLASSY』で生まれるポジティブな化学反応
ヒカル
ここからは、昇格した2人の思いとかこれからの目標とか、聞きたいね。
桜夜
僕は主任に昇格させていただいて、毎月1億は当たり前だと思うので、そのためにできることをたくさんしていけたらいいなと思うんですが。
『CLASSY』は今まで代表がいない中でやってきて、僕にとっては鳴代表が初めての上司で代表なので、その背中を追いつつ少しでもサポートしていけたらという思いがあります。まだ緊張する部分はたくさんあります。
鳴
いやいやいや。
ヒカル
鳴は「プレーヤー力」があるカリスマで、『CLASSY』は「平均点がめちゃくちゃ良い」店舗。そこに鳴という核融合をすることで、その平均点がまた爆上がりするんじゃないかと期待しています。鳴は、代表になってどう?
鳴
大所帯のトップとなるのは憧れでもあり、プレッシャーもありますが……8月からはお店が「一日の売上が100万円なければラスソンは歌えない」くらいのレベルになったら、めちゃくちゃかっこいいなと思っていて。そういうお店を作ります。
ヒカル
ラスソンの価値がさらに上がって、プレイヤーが楽しい環境には確実になるよね。しかもそれを自分たちの文化でやれる。これが楽しいんですよね。
たとえば「1億店舗」ってもう歌舞伎町にはいっぱいあるけど、そこに行ったらそこの文化がもうあって、自分で作れるものではないですよね。だから、プレイヤーとしてもちろん楽しかったりはするんだろうけれど、誰かが作った船に乗っているわけだから、ずっと脇役で主人公になれない。
僕がかつて『DARLIN』で1億円を突破して、すごく派手にやっていた時代はめっちゃ楽しかったんですけど、それはなぜかと言うと、自分の育てた子たちと戦えたから。そして、自分の育った土地にいるからだったんです。
大好きな地元が発展して、そこでビジネスができて、仲の良い皆と一緒に成功してる感覚。それは他に行った人には経験できないんです、自分たちで畑を耕した人だけ。僕がずっと BJ に残っているのは、この感覚がすごくあるからなんですよね。
桜夜
すごく楽しみです!
どんな人材も馴染む group BJ の文化
──今回2店のメンバーが合流するかたちとなりますが、もともと交流はあったんでしょうか?
桜夜
直接話したことのない方もまだいますが、全員面識はあるという状態です。
ヒカル
これはグループの強みで、たとえば管轄の違う『DARLIN』などのキャストであっても、面識はあったりします。街で会うと挨拶し合ったり、そういう文化が背景にあるので、その団結力はもとからあるんです。
だからこういう風に同店で一緒に仕事をすることになっても、変な反発やいがみ合いはないんです。これは、他ではできないんじゃないかなと思います。うちはどの店舗も関係なく全員が全員挨拶を徹底していますし、あとは「年上の方には後輩でも敬語をつかう」とか、そういう文化もあって。
なので、「どんな人材が入ってきても、慣れ合うのではなく溶け込める」というのはありますよね。……なるほど、今こうして話しているとますます、こんなことは僕らにしかできないんじゃないかという感じがしてきました。
──こういうときにこそ、BJさんが積み上げてきた文化の素晴らしさが活きるんだなと感じました。
ヒカル
俺たちは、なんでもできるんだよね。BJはすごいね。
鳴
すごいですね、本当に。「人間性を育てる」という文化なので、絶対に嫌われない。人間性って生きていくうえで、ずっと必要じゃないですか。
ヒカル
そう、だから損しないよね。仕事を抜きにしても、普通に幸せになれるから。
鳴
BJ で育ったら、どんなところでも生きていけるなと思います。
1億くらいでは歌舞伎町の頂点は取れない
──いよいよ8月から『新生 CLUB CLASSY』がスタートしますね。鳴さん、桜夜さん、最後に意気込みをお聞かせ願えますか。
桜夜
僕らは実力はめちゃくちゃあるのに、歌舞伎町ではまだそこまで知名度がないのが今、すごく悔しいんです。これからは鳴代表が必ず「歌舞伎町で有名なお店の代表」となるよう、もっともっと支えていけたらいいなと思っています。
鳴
主任にはそう言っていただいていますが、僕は逆ですね。SNSで流行りの店舗を見ていると、「売れてるのかな」「すごいのかな」って気になるじゃないですか。うちも売り上げが上がればそんな風に見られるだろうと思います。
入店したばかりなどまだ売り上げのないキャストでも、誰が初回についても面白いお店を目指しますし、もちろん僕や役職陣は面白さや人気があれば、数字もついて全員潤って来るのかなと思います。もう1億円を売っても歌舞伎町のトップは取れないと思うから、2億円店舗を目指します。
ヒカル
それをもう、僕らは狙えるからね。
鳴
はい。今年の12月にはそうなることを目指して、僕はグループナンバーワンはもちろん、歌舞伎町のトップを目指したいです。目指します。
──目標もどんどん高みへ。
ヒカル
いけると思いますよ。月間2億はいける。なんなら5億くらい行ってもろて。
鳴
社長が3億上げるんですよね?
ヒカル
僕が3億(笑)。でも、僕からしたら2022年ももう見えていて。スタープレイヤーだけが稼いで、それで1億売り上げている店は多いんですけど、No.20から40までが売れていないと言うのが、歌舞伎町ではほとんどだと思うんですよ。
ただ、うちでは全員最低でも小計100万は売れる教育をしているので、僕と組んで1年以内で100万売れなかった子は、全体の5%いるかいないかくらい。で、「No.40まで小計100万を上げているお店」って、おそらく月商2億なんですよ。
それができる組織を作っての今なので、目指していきたいなと思います。これから新たに入店する人も、未経験で0から入って毎月100万プレーヤーになれれば相当強いわけで。入店者全員が売れる、全員が派手に売ってるということが、このお店の目標なんじゃないかな。
──ナンバー争いが大変なことになりますね。
ヒカル
本当ですね。そこまで行ったらもう、毎月の売上額もナンバーと一緒に公表したいですね。No.40とか50まで。No.40まで小計100万というのは、おそらく遠い未来じゃない、というか今の時点でほぼもう行ってるんです。
──なんと……。『新生 CLUB CLASSY』さん、これからどうなっていくのでしょうか。ちょっとこわいくらいです。
ヒカル
歌舞伎町で一番、獲りますよ。
──これからも間近で目撃させてください。革命第2弾、3弾も楽しみにしています! ありがとうございました。