【億を売るなら〇〇をせよ】ロイ×大和×風雅──GUYSビリオンジャッパーズ特別鼎談

2021年、group BJ BREAQREW からは3名の億超えプレイヤーが誕生しました。いずれも『CLUB GUYS / ガイズ』の、『大和 / やまと』主任、『風雅 / ふうが』アドバイザー、そして『ロイ』代表代理です。

『大和』主任と『風雅』アドバイザーは今回初めて年間売上1億円を突破。そして『ロイ』代理はなんと3億円というとんでもない売上を達成し、 group BJ の歴史を塗り替えることとなりました。

今回はそんな3名に億超えの極意を伺うべく、貴重な鼎談の場を設けました。1億、そして3億の男たちはいったい、何を語るのでしょうか……?


──本日はよろしくお願いいたします。風雅さんと大和さんが2021年は1億突破、そしてロイさんに至っては3億という、もう失礼ながら意味が分からない数字を達成されたということで……

一同
(笑)

──本当におめでとうございます。億超えともなるとどんなご感想をお持ちになるのでしょうか。

大和
純粋に、嬉しいです。やっぱり今のホストのステータスだと思いますし、プレイヤーとして一人前になるには結果が必要なので。今は、特に『GUYS』は年間1億が最低基準かなというところなので、そこを達成できたのは嬉しいです。

風雅
僕も嬉しかったですね。『YU-MA』社長や『禅 / ぜん』プロデューサー、ロイ代理を入店してから間近で見てきて、『GUYS』の役職ホストとして「まあ1億は最低条件だよね」、という空気は感じていたので。

──『GUYS』さんのレベルの高さがもうそのお話からわかりますよね……。億が最低条件だと。

風雅
はい。なので、よかったです。

──お二人ともおめでとうございます。そして、その『GUYS』さんの基準をガン上げしてるのが、こちらにいらっしゃる超人だと思うのですが……

風雅・大和
あはは!

ロイ
いえいえ。感想……そうですね。毎年恒例ですけど、僕はあんまり実感がなくて、上半期が終わったぐらいにやっと実感が湧いてくるので、今はそんなに何もないですね。ただ、街全体で見て僕が一番じゃないんだっていう方が目についちゃいます。

──そこですか?

大和
あはは。まあそういう人だから、3億いくんですかね。

ロイ
環境に恵まれましたね、従業員のメンズにせよ女の子にせよ。自分が頑張ったというよりは、頑張ってもらったということの方が強くて、なので実感がないと思うんですよね。

──これが3億の男のひとこと。ありがとうございます。

「勝ち」が天井知らずのハイレベルな環境

──今日はせっかくビリオンジャッパーが集まっていますので、お互いがどういう刺激になっているのかということを教えていただきたいです。たとえばコワいなって思うところとか……

※group BJ では年間売上1億超えのキャストを「ビリオンジャッパー」と呼ぶ。ロイ代表代理の場合は、3億超えのため「トリプルビリオンジャッパー」の称号を獲得している。

ロイ
僕はシンプルに最近ビジュアルが「コワい」って言われます(笑)。見た目がコワいらしくて……あ、でもそういうことじゃないですよね。相手に対して脅威を感じることとかですよね。

──そうですね(笑)

大和
いやもう、ロイ代理も風雅アドバイザーも、脅威でしかないですよね。すごく勝負事に厳しくて、「絶対勝ちたい」っていうこの執念は本当にコワいです。

日々の営業でも、たとえばラストソング勝負で今日は絶対自分が行こうと思った時に、なんとなく周りを見てみると二人は「大丈夫だよ、今日は何もしないからね」ぐらいの雰囲気を出してるんですよね。でも実際発表の時間になると「今日のラストソングは……ロイ代理ー!」とか(笑)。全然勝てない。何度もそれで潰されてました。

風雅
僕もそれはありますね。自分がどこまで行っても「勝ったな」って思えないっていうか。でもそこに関しては逆に、強いことを信用してるんです。自分の調子がいいときも、「逆にもっとすごいのが来るんだろうな」みたいな。だから楽しいっていうのもありますけどね。

大和
だから本気になれるんですよね。

──それは確かに、本気になれる環境でしかないですね。

ロイ
そうですね、高いレベルで戦えるのはやっぱ面白いですね。僕も脅威なんて、めっちゃあります。

ロイ代表代理

大和主任に関しては、僕らができないことができるイメージがあります。主任がお店に入った当時は、なんとなく頑張らないというか、「力を抜くのがスマートでしょう」みたいな文化がちょっとあって。うまく楽してますよ、というその感じが僕はあんまりかっこいいとは思わなかったんで、その空気を大和主任が壊してくれたのはめちゃくちゃありがたかったです。

努力していることをちゃんと伝えるのがすごいなと思うし、あと僕がコワいビジュアルだからというのもあるんですが、女性より男性と関わる方が本来難しいんですよ。同世代がいればまだやりやすいんですけど、入店したてのキャストなどは明らかに年下で、そうなってくるともう話も違うし、生きてきた環境が違いすぎて……大和主任はそういう中に歩み寄るのが、すごいなあと思います。僕にはできないですね。

大和
ビジュアルが全然違うので……(笑)。僕は話しやすいビジュアルをしてたっていうことかもしれないですね。

ロイ
羨ましいぞ。声のトーンとかも全部ですよね。

それから風雅アドバイザーに関しては、賢いなって思います。ホストらしくない賢さがあって。あと、無邪気だなって思います。賢さと子供っぽい無邪気さを兼ね備えてるので、飴と鞭じゃないですけどバランスが良い。それを使いこなしているので、最強ですよね。

風雅
いやいや……。僕は、ロイ代理の実行力を尊敬しています。

誰もが羨む数字があっても奢らなくて、普通の人だったら満足するところで満足しないストイックさが、すごいなと思っていて。それでいてちゃんと実行力があって、「これをやる」ってなったら確実にやってくださるし、いつも近くで見ていてすごいなって思います。

大和主任は0から1を生み出す力があって、何もないところから新しくという、他の人が面倒くさがってやらないことをやってくれるし、お手本のようです。僕は教えられるけどわざわざ教えないようなことを、大和主任がイチから丁寧に教えてくださってるから、今があるなって思っていて。そういうところをすごく尊敬しています。

大和
ありがとうございます。あんまり言葉ではうまく伝えられてないですけど、「こうした方がいいんじゃない?」って思うことは常に自分の動きで見せてるつもりなんです。逆に言うと、自分の足りない言葉を補っていただいてるのが、ロイ代理と風雅アドバイザーなのかなと思います。

まだ自分がキャリアが浅くて実績もない時から、お二人にはすごく見てもらってて、自分のがむしゃらな姿をよくみんなの前で褒めてくれてたりして。僕がキャリアが浅い頃は、ロイ代理もとくにコワくなくて話しやすいイメージがありました、実は。

ロイ
それは主任がストイックだからじゃないですか? 「聞かないことは損」って普通の考えだと思うんですけど、ホストクラブに働きに来る人はそれを理解してなくて、学校の友達作りのノリでこう、来ちゃうんじゃないですかね。でも大和主任みたいに「仕事しに来てる」というイメージの人は、多分コワいとか思わないと思うんです。

風雅
それはめっちゃ大きかったですね。普通は遊びとか学生生活の延長みたいな感じで入店してくる人が多いんですけど、大和主任は最初からビジネスとして取り組んでくれたので、初動が違いました。売れるだろうなと思われてその通りに売れた、という感じで、全然違いましたね。

分析!「億を売る男」

風雅アドバイザー

──ちなみに、皆さんそれぞれ羨ましいなって思うところはありますか?

ロイ
それはもうキリがないです、もちろん自分にない部分は欲しいです。でも、逆に相手も自分にある部分を持ってないなと思えば、僕はそこまで固執はしないですね。すごいなとは思いますし、できることは盗もうって思いますけど、じゃあ盗めないから下向こうとかはないですね。羨んでもしょうがないというか。

大和
僕、1個あります! 二人ともお酒が強くて、もうそれが一番羨ましいですね。僕もお酒が飲めたら、多分もっと売ってるんじゃないかな……。

ロイ
これは horeru の次回企画に向けた予防線なのでは? 「本当にお酒に弱いのか検証してみた」とか。いや、これはでもビリオンジャッパー全員で飲み比べて検証したいですね。

風雅
最後に生き残るのは誰だ! みたいな(笑)

──楽しそうです、ぜひぜひ。そして今ちらっとお話が出ましたが、ロイさんでも人のいいところを盗むということをなさるんですね。


いや、むしろそればっかりですよ。そんな、自分で考えてできたことってほとんど無いです。今まで『GUYS』にいた人全員のいい部分だけ盗ろうっていう感覚でやっていました。例えば YU-MA 社長や禅プロデューサーからもですし、後輩であっても一緒に働いた人からは何か盗ってます。そうやって吸収して、自分のオリジナルにしているという感覚ですね。

──逆に風雅さんや大和さんが、ロイさんから学んだものは?

風雅
それはもうたくさんあります(笑)

大和
1億を売るために、それを売った実績がある人ってどんな男だろうって僕もアドバイザーもすごく分析したと思いますし、たくさん関わったので。少なからず触れてみるのが一番学べると思います。

──億を売るために! 是非ポイントを伺いたいです。

風雅
僕が見てて思ったのは、「口に出す」ってすごく大事なんだなということ。言霊とかスピリチュアルなものは元々信じてなかったんですけど、やっぱり感情で動く世界なので、目標が遠かろうと近かろうと、口に出すっていうのはすごく大きいなと思うようになりました。

──これはホストであるかどうかにかかわらず、いろんな方の実生活に活かせそうなお話ですね。大和さんはいかがでしょうか?

大和
そうですね……たくさん愛されることじゃないですかね。

──おお。それってでも、すごく難しくないですか?

大和
難しいですけど、でもそれは求め続けます。男性にも女性にも愛されたいですし、その、愛されるって何だろうなっていうのは日々考えていますし、「この人愛されてるな」っていう人にはやっぱり聞きますね。うん。

大和主任

ロイ
これはベストアンサーじゃないですかね。

──はい……! そして大和さんは本当に愛されている感じがして、なにか伝わるものがあります。「愛される」というワードがご自分から出るということ自体、素敵ですね。

風雅
僕らもやっぱりなにかを「返したい」と思えるのは好きな人なので、大事ですよね。男性も女性も、みんなのことを好きになるっていうことがすごく大事かもしれないです。

僕は代理も主任も大好きで、好きだったら学ぼうとするし、一緒にいたいなと思うし。好きになったらその相手からも好きになってもらえるというのは、あるかもしれないですね。

──そうか、愛される一歩として自分から好きになるということも大事なんですね。今日は皆さんに、これから億を目指すホストさんへアドバイスをもらえたらと考えていたのですが、これがもう答えですね。

ロイ
そうですね。1億手前で止まっちゃう人というのは、なんだかんだ自分が一番好きだからダメだと思うんですよね。自分のことは二の次三の次という人の方が、億に届いているイメージです。

──確かにビリオンジャッパーの皆さんを見ると、そうだなあと思います。

大和
話を分解すると、これから1億を目指す人っていうのは、でもまだまだ自分のことに必死なのかなというか、でも必死でいいのかなと思ってて。多分、先輩など周りで1億を売ってる人がいると思うんです。それで、その方にアドバイスを頂いてる時点でやっぱり「何かをしてもらっている」わけで、一番の恩返しはやっぱり結果を出すこと。

じゃあそのためにはまず自分を磨いたり、身近な人を幸せにしたりとか、そういう自分に近いことを一生懸命やって、力がついていくと思うんで。そうするうちに周りのことも見えてくるのかなと思います。僕はそうでした。

──身近な部分からステップアップしていくということですね。

大和
はい。僕の場合は先輩が「まずは自分のために頑張りな」と言ってくれたので、がむしゃらに頑張りました。

風雅
あとはキャストでもお客様でも、どこか尊敬するところは絶対あると思うんです。もし自分に余裕が無いと、悪い部分を見ちゃってどんどんマイナスの方向に走っていきがちだと思うんですけど……好きなところとか尊敬できる所を見つけたら、とりあえず頑張り続けられると思っていて。

もちろん「頑張り続ける」って人によってキャパシティも気持ちも違うと思うんですけど、頑張る理由が自分以外のところにあったら、その方がずっと、モチベーションを落とさずにやりきれるんじゃないかなという風に思います。

──わあ……ちょっとなんだか今、セラピーを受けてる気分になりました(笑)

一同
(笑)

──仕事に迷ってる方などに、今のお話はすごく刺さる気がします。ホストのお仕事って何にでも通じるところがありますよね。

新店舗は業界を “Lead” するお店

──もう皆さん既にすごいレベルに到達されているわけですが、そんな中での今年の目標は何でしょうか?

大和
僕個人としては、年間2億ですね。やっぱり「一番愛される男」として頑張ってきたつもりなので、その価値を数字に変えたいなと思います。

あとはようやく自分のことができるようになって、新しく店舗ができるので、成功させたいなと思っています。

風雅
僕は今後、『GUYS』も新しいお店もどちらも関わらせていただけることになったので、今までよりもみんなともっと深く関わって、前向きに走る力になりたいです。ときには厳しい言葉もかけつつ、でもポジティブな存在になれたらなと思いますね。

ロイ
僕は今『GUYS』にいるメンバーの中から、新しい1億円プレイヤーを出したいですね。みんなが主任やアドバイザーみたいに「できる子」ではないんで、それを実らせたいです。1人で売る限界はちょっと分かった気がしたので、当面は人を売らせることに特化しつつ……でも別に諦めたつもりじゃないし、まだ歌舞伎町で一番は獲れてないので、そこはちゃんと狙ってますね。

──皆さんの輝かしい未来が目に見えるようです。しかしロイさんの「売らせる」というのもまた、全然違うスキルですよね。今年は何名の1億円プレイヤーが出そうでしょう。

ロイ
二人は出したいですね、最低で。あと月1,000万円を売れてないキャストもまだいっぱいいるし、アベレージが高いお店にしたいですね。

──なるほど! ちなみに今2名とおっしゃったのは、どなたか頭の中に浮かんでいますか?

ロイ
いや、今のままでは誰も。

一同
(笑)

ロイ
今の『GUYS』じゃ、大和主任と風雅アドバイザーをのぞいて誰もいないので。なにか変えてくれないと、と思います。それを教えるのも僕の仕事なんですけどね。

──では、コワがらずに聞きに来てねと。

ロイ
いや、コワがられても教えに行きますけどね(笑)

大和
ははは! ありがたい。

──ちなみに新店舗のお話っていうのはもう、お伺いしてもよろしいでしょうか?

大和
はい! 大丈夫です。

ロイ
なんか西麻布にできるとか……

大和
じゃないです(笑)

風雅
ああ、沖縄らしいです。

大和
そんなリゾート地じゃないです(笑)

ロイ
ドレスコードが水着とか。

風雅
泡盛しか出さないらしいです。

大和
それ沖縄じゃないですか!(笑) ちがいます、歌舞伎町です。春頃の出店を予定しています。

──春! ではこれから準備に取り掛かられるということですね。キャストさんもこれから募集開始ですか?

大和
そうです。随時、全国各地から募集します。

ロイ
主任はホストを始めて、3年くらい?

大和
2年と2ヶ月か3ヶ月くらいですね。

ロイ
2年でお店を持てるなんてすごいですよね。

大和
これが皆さんの勇気になれば、何かのきっかけになればと思います。

──現時点では、どういうお店にしたいというイメージはありますか?

大和
お店の名前が『Lead / リード』で、「導く」「きっかけ」っていう意味なんですけど。『Lead』はグループを代表するお店『CLUB GUYS』で育った僕が学んできたことを母体として、歌舞伎町でも一番誇れるお店でありたいです。SNSも営業の数字にもこだわって、文字通り業界をリードするようなお店を作りたいですね。あと、あったかいお店を作りたいです。

──大和さんがつくるなら、きっとそういうお店になると思います。新店には風雅さんも関わると先ほどおっしゃってましたね。

ロイ
風雅アドバイザーは、建築士として関わるらしいです。

風雅・大和
(笑)

風雅
施工も請け負います!

──ロイさんって結構ボケてくださるんですね(笑)。新しいお店も、とても楽しみにしております! また是非お話を聞かせてください。本日はありがとうございました。

GUYS

GUYS

東京都新宿区歌舞伎町2-14-8 メトロプラザ2 B2F

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