【流れを変える! 東京D少年】『CLUB DARLIN/ ダーリン』SEVEN・斗真スペシャルインタビュー
毎月horeruからお届けしている group BJ マンスリーインタビュー。『CLUB DARLIN / ダーリン』からは2020年10月、入店からたったの1年で月間売上1,000万突破という記録を打ち立て、大きな話題となった2人のプレーヤーをピックアップします。
今回お話を聞かせていただくのは、未成年(19歳!)で非役職者であるにもかかわらず1,100万の売上記録を出した『SEVEN』さんと、早くも2度目の1,000万突破記録を作った『斗真 / とうま』幹部補佐です。
1,000万プレーヤーになるべくしてなった2人の秘訣や、普段のルーティーン、またDARLIN入店1年を記念して、過去のエピソードなども語っていただきます。それでは参りましょう!
──この度はお二人とも10月度の売上1,000万突破、おめでとうございます!
SEVEN・斗真
『ありがとうございます!』
1,000万プレーヤーになるのに特別なことはしていない
──斗真さんは二度目の1,000万突破、そしてSEVENさんはいきなりの1,100万突破。えげつないですね……。1,000万突破の瞬間の気持ちはいかがでしたか。
SEVEN
『「ようやくいけたな」って思いました。一年かけて、ようやくという気持ちです。未成年のうちに、バースデーではない月で売上1,000万を目指したいという気持ちがすごく強かったので、実現できて嬉しかったです』
──Twitterで拝見したのですが、出会って一ヶ月の方がすっかり顧客になっておられて。どんな魔法を使ったのだろうと思ってしまいました。
SEVEN
『特別なことは何もしてないんです。お客様に「今月絶対1,000万行くから」と毎日伝え続けました』
──日々の努力の賜物ということですね。斗真さんはいかがでしたか。
斗真
『1,000万突破の瞬間はホッとしました。でも、10月は「JKCは1,000万売らなければ勝負にはならない」と思っていたので頑張ったつもりだったんですが、圧倒的に負けてしまい悔しかったです。僕は3位で、1位の方とはかなりの差があったので』
※編集部注:2020年10月は group BJ のイベント月でした。JKC=Junior King Cupという、入店1年未満の新入店者を対象にした月間売上バトルです。group BJ 最大のイベントの一つであり、「現金勝負」という特徴があります。
──3位でも悔しいと……。二度目の1,000万で「よっしゃ!」という喜びなどはなかったのでしょうか。
斗真
『全くなかったですね。足りないなと思いました。 一番以外、意味がないんで 』
──うーん、こだわりが強い! ところでこの一ヶ月を振り返って、どのような心がけをされていましたか。
SEVEN
『僕はただ「1,000万は最低限、狙うのはそれよりも上」という気持ちで乗り切った感じが強いです』
──売上にこだわった1ヶ月だったのですね。斗真さんはいかがでしたか。
斗真
『僕は売上はもちろんなのですが、客数や新規の数、リターン(二回目にご来店のお客様)を呼んだ数にもこだわった一ヶ月でした』
──なるほど。気のせいか斗真さん、以前のインタビューでお会いしたときとは目の色が全然違うように思えます。
斗真
『ギラギラしてます!』
──貫禄すら感じます。それにしても、「1,000万取れなかったら改名」は回避しましたね! なんでしたっけ、「宮崎駿」と……
SEVEN
『「西田敏行」です。どういうつながりかは分からないです(笑)』
斗真
『一也社長がずっと「その名前に改名させたい」って言っていて』
SEVEN
『危なかったです(笑)』
『DARLIN / ダーリン』で社会人として育てられた
──そんなお二人も『DARLIN』に入店してちょうど1年になられるということで、これまで学んできたことを是非教えてください。
斗真
『めっちゃあります!』
SEVEN
『僕は18歳で入店するまで、居酒屋バイト以外に働いたことがなかったので、社会人としての経験が無くて。注意されたことも多かったです』
──たとえばどんなことで?
SEVEN
『上下関係についての意識をかなり正していただいたかもしれないです。先輩と話すときの一人称は「俺」ではなく「僕」とする、とか。それから学んだこととして、最初の頃は「自分の売上」のために頑張ってたんですけど、自分というよりはお店のために頑張りたいと思うようになりました。 とくに1,000万を売る過程で、「お店のために何かできることはないかな」と考えるようになったんです』
斗真
『僕は、例えば時間や信号を守るという「当たり前」のことを実行することによって、どう見られるかということを学びました。 やっぱりお客様から褒めていただくことも多く、やってて良かったなと。 人からの見られ方をすごく意識していたので、その面では成長できたかなと思います。』
SEVEN
『当たり前のことをちゃんと守ることで「人間性がしっかりしている」と評価していただいて、お店に来た時に応援してくれるお客様が増えるんですよね』
──そういうことなのですね!
斗真
『group BJ って「立ち食い禁止」「歩きたばこ禁止」というルールがあるんですけども。僕、一年前は「座れば良い」と思ってたんですよ。なのでお店の向かいの駐車場で、座ってお弁当を食べていて。それが初めて社長に怒られたことなんです(笑) 』
SEVEN
『なつかしい(笑)。僕も座ればいいと思ってた』
斗真
『注意されたときは、何が悪いのか分からなかったんです。「ええ、でも僕、座ってる!」って思ってました。今なら分かるんですけど(笑)』
──「お客様に常に見られている」意識を保つためのルールなんですね。ところで、お二人の『DARLIN』のここが好き! というポイントはなんでしょうか。
SEVEN
『従業員同士の絶妙な距離感です。みんな仲が良いですが、営業中はお互い「負けたくない」と思っていて。無駄に近くなくいい距離感だからこそ、そういう気持ちも生まれるのだと思います。それに、営業が終わったら指摘をし合えるのが、すごくいいなと思います』
──指摘というのは、営業中のお客様とのトーク内容についてでしょうか?
SEVEN
『そうですね。あとはシャンパンコール時のマイクの持ち方なんかも、先輩からも細かく教えてもらえます。はじめのうちは分からないことが多くて、やっていくうちに「こうしたいな」というものが出てくるものですが、先輩の指摘で早めに気付けるのはすごく嬉しいですね 』
──改善点がすぐに見えてくる、良い環境なんですね。斗真さんはいかがでしょうか。
斗真
『この10月だったらJKC対象者がいる中で、JKCには参加できない先輩たちが、わざと対象者に煽るようなことを言ってくれたり、シャンパンを入れてくれたり。お店として後輩の僕たちを打ち出していこう、自分だけでなく周りを強くしよう、としてくれるこの環境は、めちゃめちゃいいなと思います』
──『DARLIN』の皆さん一人ひとりが、お店を盛り立てる意識でいるということですね!
『DARLIN / ダーリン』を変えるのは誰だ!
──イケイケのお二人ですが、あまり調子がよくない日もきっとおありかと思います。そんなときの切り替え方を教えてください。
SEVEN
『僕は一也社長の言葉を思い出すようにしています。この春の自粛期間中に、つらい時期のはずなのに社長が「めっちゃいい経験ができてるわ」と言っていて。落ち込んでいるときにそう言えるなんて、すごいですよね。それで僕も同じように思おうと考えるようになって、何かあっても「いい経験になった」と言えるようになりました』
──すごい! これを知っていたら、もう無敵ですね。
SEVEN
『これはめちゃめちゃすごいです。この言葉のおかげで、1,000万を突破できたといっても過言ではありません。落ち込んだ時に社長の言葉を思い出せば、また前を向けるなって思いました』
──編集部員も同じく前向きな気持ちになれました。ありがとうございます。斗真さんはいかがでしょうか。
斗真
『調子がよくないとき、僕は「さらに打ち込む」「もっとやってみる」ということをします。たとえ調子が悪くても、成功に持っていけたらそれは「過程」で終わるので。絶対過程にしてやろうという気持ちで、なにか落ち込むことや壁があるときは「もっとやってみる」をしています』
──つまり「つらいときでもさらに頑張る」ということですよね。あの、それって疲れてしまいませんか……? 元々すごくメンタルが強いのかなと思いました。
斗真
『はい、めっちゃ強いっす! サッカーをしていた頃から、調子が悪くても打ち込むということはしてきました』
──燃え尽き症候群になったりしたことは?
斗真
『ないです! 目標を達成しても、また新たな課題を与えてくれる上司がいるので燃え尽きることがないですね』
──なんて熱いんでしょう……! そんなお二人には、どんなリラックス法があるのでしょうか。
SEVEN
『リラックス法、うーん、あんまりないかもしれないですね……(しばらく熟考)。ああでも、僕はずっと頑張り続けるよりは休憩をはさみたいタイプなので、そんなときはYouTubeを見ていますね。「東海オンエア」とか笑える動画をちょっと見て、一息ついたらまた仕事の続きに戻ってという感じです』
斗真
『僕はSEVENと違って常にリラックスしているので、オンオフの使い分けもないですし、常に同じ波で物事をこなせるんですけど……。強いて言うなら「寝る」ですかね』
──睡眠グッズなどのこだわりはありますか?
斗真
『いえ、どこでも布団があればだいたい寝られます(笑)』
SEVEN
『どこでも寝られるのはすごいよね。僕は環境が変わったり、人が隣りで寝ていたりすると寝られないです。仲の良い友達などは別ですが』
──繊細なんですね。斗真さんが隣りに寝ていたとしたらいかがですか?
SEVEN
『いやいや、寝るスペースを侵略されますね、絶対(笑)』
──そうなのですね(笑)。最後に、12月の目標や今後の意気込みを教えてください!
SEVEN
『まず、お店としては12月に「1億店舗」を目指しています。僕も初めてのバースデーイベントを打つのでまた1,000万以上を売りたいですし、お店に貢献したいです。「名プレーヤーは名監督になれない」という話がありますが、僕らがお店の目標売上を達成すれば、名プレーヤーだった一也社長が、名監督ということになるじゃないですか』
──社長のためにという思いもあるんですね。
SEVEN
『はい。社長にはドヤってほしいです、BJ REOPARD以外の他管轄に勝ちたい。これまでも度々悔しい思いをしてきたので、今回は勝ちたいです。社長や上司など好きな人のために、本気になりたいなと思っています』
斗真
『1億店舗を目指すことはもちろん、僕はこれまで1,000万を売った月も、JKCの結果も、全部ナンバースリーなので……12月はナンバーワンを取ることが目標です。グループの年間ナンバーも10位以内に入ることを目指します。キャリアがまだ浅い僕とSEVENが結果を出すことで、後輩は刺激を受けるだろうし先輩は「もっとやらなきゃ」と思うだろうし、『DARLIN』を変えるのは僕らだ、と社長にも言われているので頑張ります』
──斗真さんの目はもう『DARLIN』の未来に向いているのですね。1億店舗を目指して、お二人とも頑張ってください! ありがとうございました。