【『RED』京介のVIP ROOM】第3回ゲスト:REDで最もパーフェクトな男『はっしー(´・ω・`)』

『RED/ レッド』の統括『上矢 京介/ かみや きょうすけ』によるhoreru対談企画「京介のVIP ROOM」。

第三回のゲストは『はっしー(´・ω・`)』総支配人! SNSに強く女性にも男性にも人気がある はっしー(´・ω・`) さんを、京介統括はどう見ているのでしょうか。

ところでちょっぴり遅刻癖があるとウワサのはっしー(´・ω・`)さん、取材日にもやらかしてしまったようで……?


京介
『……』

──お越しにならないですねぇ……(笑)

京介
『本当にすみません……遅刻しているみたいで……』

──いえいえ、先に始めてしまいましょうか!

申し訳なさそうな京介さん

害のなさ日本一・ はっしー(´・ω・`)

──では、はっしー(´・ω・`)さんがご不在のうちに……京介さんから見てはっしーさんは「読めない人」と、数年前に他媒体でおっしゃっていましたが、今はいかがですか?

京介
『だいぶ印象は変わりました。プライベートで一緒にいることが多かったり、2人で旅行に行ったこともあるんですけども……「楽」ですね。彼はある程度大人だし、俺もそんなに気を遣わなくて済むんです。

あと、仕事は「自由にやりたい」子なのかなと思います。SNSでも「歌舞伎町で一番ヒマな男」とか「ノンストレスでホストやってる」って言ってみたり、そういうスタイルで楽しくホストをやっていきたいんだろうなと。お客様には本当に連絡しないらしいんですけど売れてるから、変な奴なんですよね』

──「連絡を取らない」というのは本当なんですね……! ひとことで説明するなら、はっしー(´・ω・`) さんとはどういう方ですか。

京介
『うーん、「まわりに害のない人間」だなって思います(笑)』

──すごい形容(笑)。でも確かに、柔らかい方というイメージがあります。攻撃性がなさそうというか。

京介
『そうですよね。宣材写真なんかも、かわいらしい感じで攻撃的には見えないじゃないですか。 そういう写真から想像する「はっしー像」と、実際の本人とは変わらないと思います。「写真とイメージが違う」なんてよくありますよね、たとえば『山田北斗 / やまだほくと』なんかはクールなやつと思われがちなんですけど、実際はめちゃめちゃうるさかったとか(笑)。でもはっしー(´・ω・`)って、写真のイメージのまんまなんです』

──あと、興味が広い方ですよね。お笑いとか映画、マンガ、ゲームとか……。

京介
『ああ、そうですね。僕の興味が偏っているのでそういう話はしないんですが、彼は色々と詳しいです』

──先ほど2人で旅行に行ったとおっしゃっていましたが、そういうときはなんの話をするのですか。

京介
『くだらない話を延々と(笑)。もちろん仕事の話も、真面目な話もしましたけど……そんなにです。気を遣わなくて済むし、とにかく一緒に居て楽なんですよね』

──熟年夫婦のようなおふたりなんですね……。初対面のときのことは覚えておられますか。

京介
『はっしー(´・ω・`)がREDの見学に来た時に軽く話したのですが、初めて見たときは「関ジャニ∞」のメンバーに似てるなって思いました。その印象しかない(笑)』

(ここではっしー(´・ω・`)総支配人、取材現場に駆け込み到着)

はっしー(´・ω・`)
『すみませーん! 遅くなっちゃいました! ホンマにすいません! ……いやぁ~、なごやかな空気で始められてよかったです(笑)』

京介
『おい(笑)』

──お待ちしておりました! 今、お二人の初対面時の第一印象についてうかがっていました。

はっしー(´・ω・`)
『ああ~、「髪、長っ!」って思いましたねぇ(笑)』

京介
『全然覚えてないんだけど』

はっしー(´・ω・`)
『いやいやほんまに、「こんなに髪長い人見たことない」って思いました。まだ歌舞伎町にこんなスタイルのひとおったんやって』

京介
『いやそこまで言われるほど長くなかったわ!(笑)』

怒られるのは遅刻「だけ」のパーフェクト・ヒューマン(?)

──ええと、お二人は出会ってどのくらいなのでしょうか。

はっしー(´・ω・`)
『自分が『RED』に入店してからなので、2年半くらいですかね。ちょうどお店の拡大移転直前というときで、移転と同時にレギュラーになりました』

──はっしー(´・ω・`) さんがお仕事をする上で、『RED』で良かったなぁと思うことはなんですか。

はっしー(´・ω・`)
『個人に合わせてくれるところじゃないですかね。ちゃんとやっている人のことを分かって、尊重してくれるんです。夜のお仕事で、大所帯のお店で、そんなところないですよ』

──素敵ですね。せっかくですので、これまでの京介さんとの思い出など是非お話していただきたいのですが。

はっしー(´・ω・`)
『思い出……京介さんは普段から、唯一自分とおなじ温度で話してくれる人で。でも仕事中は喋らないんですよ』

京介
『昔は席回りもいっぱいしてたから話してたんですけど、今は仕事中の彼に用事が無くて。一種、諦めてるんですよね(笑)』

はっしー(´・ω・`)
『ぼくと京介さんのこれまでの付き合い、前半半分は全部仕事でしたけど、後半は全部プライベートです。 旅行とか、お酒を飲んでるときは面白いですしめちゃくちゃ優しいです。ぼく、だから、全然怒られてないんですよ。遅刻ぐらいしかないんで』

京介
『その遅刻で一週間に2回くらい怒鳴ったこと、あったよね。一回怒鳴られたのに、その三日後くらいにまた遅刻するってあり得る?』

はっしー(´・ω・`)
『わー、ありえないですね。自分でも思ってましたもん、あのとき。「マジでありえへん」って(笑)。ぼく、これホントに思ってるんですよ』

──そんなことがあったんですね(笑)

京介
『あとのイベントのときに、タワーでアイバンなのに、遅刻したこともあるんですよ』

はっしー(´・ω・`)
『うわー、そうやそうや! あれはやらかしですね、年一くらいのガチ寝坊でした』

京介
『スタッフが電話しても出ないので、俺が一生鬼電してて。はっしー(´・ω・`)がやっと出たタイミングで俺が怒鳴って、それを麗は横で聞いていたんですけど。

そしたら麗がシャンパンタワーのマイクで「はっしー(´・ω・`)がいなくてごめんね。京介さんがさっき裏でめちゃくちゃ怒鳴ってたから、勘弁して」って言ったんですよ。俺、お客様にそんな怖い人みたいなイメージ与えられてどうするんだよって思った(笑)。全部こいつのせいです』

──こんなイケイケ人気ホストさんでも、寝坊で失敗されることがあったとは驚きです。

はっしー(´・ω・`)
『イケイケじゃないですけどね……全然ですよ。まず尖りがゼロですしね』

京介
『俺もさっきはっしー(´・ω・`)のこと、「人に害がない」って言ってたのよ』

はっしー(´・ω・`)
『僕、ある意味パーフェクト・ヒューマンですよ。誰にも害を与えへんから』

京介
『遅刻で怒られた話をした後によく、パーフェクト・ヒューマンとか言えるな』

はっしー(´・ω・`)
『でも「悪いところが遅刻だけの奴」なんてなかなかいないですよ。俺、遅刻さえ目ぇつぶれば、めちゃめちゃ良い人やから!』

京介
『確かにね』

はっしー(´・ω・`)
『最高のやつですよ! 自分でも自信があります』

京介
『うん、思ってると思うよ。このタイミングで遅刻してるんだもん』

はっしー(´・ω・`)
『えへへ。あ、書かないでくださいよコレ! 「遅刻さえ目ぇつぶればパーフェクト・ヒューマン」とか恥ずかしすぎるでしょ!』

──いいえ、ばっちり掲載させていただきます。

京介
『あと思い出と言えば、ディズニーランドかな』

はっしー(´・ω・`)
『ああ! 入店した年の夏祭りのイベントで、「ラスソンを取ったら好きなヘルプを2人連れて、リムジンでディズニーランドに行ける」というのがあって、一緒に行ってもらったんですよね』

京介
『ディズニーランドに行ったので、出勤がその分遅くなったんですよ。そしたら はっしー(´・ω・`) を待っていたお客様が、「担当以外は京介しか好きなヘルプがいない」という方だったんです。はっしー(´・ω・`)もいなけりゃ京介もいないってことで、不機嫌な状態で店に1時間くらいいたらしくて』

はっしー
『ああ、あったあった』

京介
『で、お店に着いたらそのお客様からテキーラ5杯とか出されて。「でもはっしー(´・ω・`) には緊張するし飲ませられない」っていう理由で、全部俺が飲ませられました(笑)。なんで俺、付き合いでディズニーランドに行って、戻って怒られてテキーラ飲ませられるのかと……』

はっしー(´・ω・`)
『ドSな女の子ですね!』

京介
『しかも「テキーラ飲んだ後20秒間、他の飲み物なにも飲まないで」とか言われて』

はっしー
『あっはっは! 大変でしたね……よう覚えてはりますね!』

京介
『覚えてるよ、顔可愛かったから』

はっしー(´・ω・`)
『でもぼく、その日のディズニーランドの入場券の領収書をなくして、結局全部自腹でしたからね』

京介
『そうなの?(笑)』

はっしー(´・ω・`)
『そうです、あれ経費精算してないっす。俺、おごりで全員連れて行ったっす。家に帰って「なんで領収書ないねん!」ってめっちゃ絶望しました』

京介
『よかった、俺のおごりじゃなくて』

──ご褒美のはずが、色々と大ケガする羽目になられたんですね……

はっしー(´・ω・`) 』は「ナマケモノ」そのもの

──話は変わりますが、お互いを動物に例えるとなんだと思われますか?

はっしー(´・ω・`)
『京介さんは「コアラ」でしょ、どう見ても』

京介
『え』

はっしー(´・ω・`)
『いやコアラでしょ』

京介
『初めて言われたわ。俺、「キツネ」しか言われたことない』

はっしー(´・ω・`)
『いや、すけさん確かにキツネなんですけど……やさしくなったんで、顔が。だからコアラです』

京介
『確かに落ち着いたかもねぇ。ちなみに俺は、はっしー(´・ω・`)のことは「ナマケモノ」だと思ってるから』

編集部注:はっしー(´・ω・`)さんは『鳳条 歩 / ほうじょう あゆむ』さんとYouTubeチャンネル「ナマケモノNAMAKEMONO」を運営されています。

はっしー(´・ω・`)
『そのままですね!マジでそのままですよ。なにも否定しないです(笑)』

──ナマケモノ……。はっしー(´・ω・`)さんには、やりたいことなどおありではないのでしょうか?

はっしー(´・ω・`)
『やりたいことがないんです。「やりたい」って思う神経が死んじゃってるんですよ。あんまり何もやりたくないですね。この毎日がループしてくれればなってめっちゃ思います』

──な、なるほど。いつもは最後に「今後の目標」などをうかがうのですが、 はっしー(´・ω・`)さんは未来への展望などは……?

はっしー(´・ω・`)
『僕はもう、ギリッギリまで『RED』にしがみつきます。「お前もう無理!」って京介さんから言われるまで、ここでしがみつきつづけますよ』

京介
『まぁ害はないからね。いいんじゃない?』

──京介さん、冷静な返しがもはや笑えます。

この夜の業界で「教育」をするということ

京介
『はっしー(´・ω・`)は、「偉くなりたい」とかはないの?』

はっしー(´・ω・`)
『そうですね、次に上がって来る若手キャストの育成やサポートはしたいなと思いますけど……めっちゃめんどくさいんですよ。ただ、ぼくは本気で育てたら、もうメチャクチャなプレイヤーを作れるんすよ』

京介
『一人作ってよ!』

はっしー(´・ω・`)
『いやそうなんですけど、これまためんどくさいのが、そいつが儲けたらちょっと腹立ちません?』

京介
『ははは』

はっしー(´・ω・`)
『「お前がやってること、全部俺がはじまりやからな」って思ってしまいそうで』

京介
『そんなの今までごまんと経験してるわ』

はっしー(´・ω・`)
『いやだから、それがすごいんですよね。この業界、基本は少ないパイの取り合いじゃないですか。だから、育成とかノウハウの伝授っていうのがはじめはマジで理解できなくて。今は理解できてきたので、ちょっとずつ教えるようにはしてるんですけど。

なので、京介さんとブリ大根KAKERUさんはすごいなと思います。「核心は教えない」っていうお店もあるじゃないですか。テーブルマナーとアイス交換しか言わない、それ以外はみんな、自分の利益を取られたくないから教えたくない、とか(笑)』

京介
『でも教育をしなかったら、次のステップがないからね。思うよりもカンタンじゃないし、「教えるのは自分がお店を出したときでいいや」なんて思ってる奴は、いざその時が来てもまともに教えるなんてできないからね』

はっしー(´・ω・`)
『うん、そうですね』

──思いがけず、真面目なお話を聞いてしまいました。

はっしー(´・ω・`)
『良かったでしょ』

──はい!(笑) 最後に、京介さんからはっしー(´・ω・`)さんへ一言お願いいたします。

京介
『次、旅行いつ行く?』

はっしー(´・ω・`)
『どこ行くと?』

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