ホストが怖いと思われている理由と怖いホストの見分け方を解説【安全に楽しもう】

ホストクラブになんとなく怖いイメージを持っている人は多いと思います。実際、芸能人が大金をつぎ込んで破滅した話もニュースになりました。しかし、正しい知識を持っていればホストクラブは安全に楽しめます。

そこでこの記事では、実際にハマってしまった場合にどんな状況に陥るのかについてと、怖いホストの特徴や見分け方をまとめました。ぜひ参考にしてください。

怖いホストの特徴・見分け方

怖いホストにはどんなタイプがいるのでしょうか?怒鳴ったり、暴力を振るうような怖いホストもほんの一部はいますが、多いのは甘い言葉で巧みに女性を踊らせてお金をたくさん使わせてくるホストでしょう。

ハマっている最中は自分ではおかしいことに気がつかず、友達の苦言もうるさく感じて孤立してしまうこともよくあります。どんなことを言われたら危ない状態なのか解説します。

オラオラ系の営業


上から目線で客を客とも思わない態度、そんなオラオラ系にハマってしまう女性がいるのはなぜでしょう?はっきり言って不細工なホストにそれをやられたら二度と来るもんかと思います。オラオラ系が通用するのは文句なしにかっこいいイケメンホストだからこそでしょう。

週に何回お店に行くのかまで命令してくる場合は要注意です。自分にだけ偉そうな態度だったら、自分が特別だと思えて嬉しくなってしまう女性は少なからずいます。

特別だと思わせながらも、偉そうな態度を取り続け、お前なんていつでも切れる女だと言われたら、女性はムキになってなんとしてでもしがみつこうとします。

「風俗で稼いでこい」と言う


自分の懐具合以上にお金を使ってしまい「これ以上は通えない」と相談した時に風俗で稼いでくるように言われることがあります。オラオラ営業で命令をされることもあれば、色恋営業で「おれ、風俗とかやってる女の子とか全然気にしないから、なんなら紹介してあげようか?」と親身になる振りをして誘う場合もあります。

ズッポリとはまり込んでいる子は「せっかく彼が紹介してくれたから」とか「ここでなんとか稼がないと彼が困るから」などと自分に言い聞かせて風俗に身をやつしてしまいます。ここまでくると、ますますホストにのみ依存してしまうようになります。

売掛(ツケ)でお酒を入れるのを辞めた方が良い理由

俗に「ツケ」と言われるのが売掛け金です。芸能人も掛けを使い過ぎて、水商売やAVに身を落としてしまうことがあります。「ツケ」は基本的にやめた方が良いのですがその理由を解説していきます。

売掛(ツケ)制度からは逃げられるのか

ツケとはホストにお酒代を立て替えてもらうことですし、酔っ払って記憶が曖昧なまま「ツケ」で済ませた場合、実際に使った額に上乗せして請求されてもわからなかったりする場合があります。高いと伝えてものらりくらりとかわされてしまう事もあります。

売掛は借金なのでほぼ逃げられない

ツケは、多くの場合お店ではなくホスト個人が立て替えたことになります。万が一、女性客が支払わなかったらホストの給料から差し引かれてしまいます。そこで、ホスト個人も必死に取り立てようとします。自分が支払えないことによって、担当ホストも損失を負うことになります。

また、一度ツケの味を知ってしまうと、女性側もそれに引きずられてしまうことがあります。必死の思いでお金を集めて支払いにお店を訪ねたら、そこでまた煽られてしまい、新たなツケを追うことになるということもよくあります。キャバ嬢など水商売の女性がこの罠に陥りやすいタイプです。

ホストが怖いと感じるお客さんの特徴

逆に、女性客がのめり込みすぎてホストに恐怖を抱かせるケースもあります。そんなケースについてもご紹介します。

ストーカーをする


妄想を募らせてストーカーに変化してしまう女性客、ホスト経験が長くなると多かれ少なかれみんな体験しているというくらい良くいます。

自宅を突き止めて押しかけてくる、クラブの前で待ち伏せして彼が担当している他の女性客をつかまえて、「人の彼氏に手を出さないで」と嫌がれせをするなどストーカーエピソードはいろいろあります。思いつめたら怖いのはむしろ女性のほうかもしれません。

SNSを監視する


最近はホストもSNSを良く使いますが、ストーカー化した女性客がSNSをマークしてホストの行動を監視することもあります。「あの日、アフターに誘ったら断ったくせに、飲みに行ってたよね?誰と行ったの」と詰め寄られるなんて日常茶飯事です。

最近は画像検索ができるようになったため、プライベートのSNSが見つけられてしまうことも。映画を見に行った、旅行に行ったというような書き込みに、いちいち彼女気取りで「なんで誘ってくれなかったの?今度は一緒に行こうね」などとコメントをつけられることもあります。

タバコの吸い殻や髪の毛を持ち帰る


アイドル並みにホストを崇めるタイプの女性客もいます。ホストが吸ったタバコの吸い殻を「ちょうだい」と言って持ち帰ったり、椅子に落ちた抜け毛を拾ってティッシュに包んでバッグにしまい込んだり。くる途中で爪切りを買ってきて、目の前で爪を切らせてその爪を持ち帰ったなどなど、他人事ながらゾッとしてしまいます。

時には命が危険に晒されることもある


あまりに迷惑な女性客はホストから冷たく扱われるようになります。騒ぎを起こしてお店自体出入り禁止になることも。ホストにハマるタイプの女性は多かれ少なかれメンヘラ要素を持っています。もう二度と来るなと切った女性客が店の外で包丁を隠し持っていて、あやうく刺されるところだったと言う話もあります。ホストをやめた原因として、あまりに怖い女性客に出会って恐怖を感じたからとあげている人も結構多いのです。

怖いホストの実例

怖いホストに当たると、どうなってしまうのでしょうか・実際にハマった女性がどんな状況に陥るのかを順に解説します。

頭のいい人でもハマってしまう【ホスト歴半年 29歳 大手広告代理店女性】

ホストにハマるなんて一部の依存体質の女性だけなんでも、自分に自信がある頭がいいタイプの女性だからこそハマってしまう手口もあります。

ホスト歴半年 大手広告代理店女性(29歳)の場合


最初のうちは、頑張って高いお酒を入れようとしても「OLさんなんだから無理しないで」と止められます。でも、ある日ふと「今月あと◯◯万でナンバーに入れそうなんだけど、厳しいかな」などとこぼされ、つい無理して高いボトルを入れてしまいます。

それから、少しずつ「お店に来て」・「シャンパン入れて欲しい」と要求が増えていきました。
いつも仲良く飲んでくれるから、頼られると無理をしてでも叶えてあげたくなります。また、大金をつぎ込み始めると今更止められないとムキになってしまいました。

ハマったら抜けられない

ホストにハマってしまう女性には、忘れたい日常がある、孤独感が強い、お金を使うことでしか満足感を得られないなど問題を抱えている人が多くいます。
ホストは女性を夢の世界に誘うプロです。女性と擬似恋愛をして、お金を多く落としてもらって成り立っています。なんとか自分に依存して、会わずにはいられなくなるような手管を使ってきます。最初はお金なんてどうでもいいから会いに来てと相手の心をくすぐることから始まります。

ホスト歴1年 地方出身大学生(20歳)の場合


大学進学のために地方から出てきたので、都会のギラギラした世界に憧れていました。サークルの友人と飲み会の後のノリでホストクラブに初めて行ったのですが、付いてくれたホストの人がとてもタイプで優しくて、電話をマメにしてくれるので気づいたらその人に会うためにホストへ通い詰めるようになっていました。

相手が本気じゃないのはわかっているのですが、いつも私のことを本当の彼女のように扱ってくれるのでどうしても辞めることができません。ホストクラブで使う金額は決して安くは無いので今は週に3回風俗店で勤務をして、そこで稼いだお金を使ってホストクラブに通い詰めています。

気づいたら沢山のお金を使っている

女性がお金を使わされているという気持ちにならないよう、最初のうちは堂々とねだったりはしません。「自分は叶えたい夢があるから今だけホストをやってお金貯めているんだ」などと話して、わざとデートする時は安物の服できたりします。女性の方から「私がなんとかしてあげなくちゃ」と思わせるのが手です。お金を出させたではなく、私が使いたいから出してあげてるのという真理に持ち込みます。

ホスト歴3年 旦那持ちの主婦(38歳)の場合


私は専業主婦ですが、旦那との生活に刺激を感じなくなってしまったのがきっかけでホストクラブに通い始めました。ある時、いつも指名をしているホストから「叶えたい夢があるから今だけホストをやってお金を貯めている」という話を聞いて「私がなんとかしてあげなくちゃ」と思うようになりました。本格的にホストクラブに通い始める前は貯金が合計で500万円弱あったのですが、今は全て使い切ってしまいカードのリボ払いをする日々です。

まとめ

色々と怖い事例をご紹介してきましたが、風営法も厳しくなった昨今、ちゃんと営業許可を取っているお店はお客に無理をさせないようなルールを取り入れているところが大半です。酔っ払ってしまった自分が心配な人はお財布に使える額だけ入れていき、あらかじめ内勤「今日はこれまでしか使えません」と伝えておくのが安心です。

安全なお店で健全に楽しく遊ぶよう心がけましょう。

ホストの種類を7つの営業手法と特徴から全て解説!【あの人はどのタイプ?】

ホストクラブの客層というと、女社長・マダム・キャバ嬢といったイメージがあるかもしれません。実際のところ、お金持ちのマダムなどは一握りで、昼間は普通に会社勤めしている女性や学生も多くなっているそう。

でも、そんな普通の女性がホストクラブにどっぷりはまってお金を使い切ってしまったら大変です。

ホストも売上を上げるためにあの手この手で甘い囁きをしてきますが、後々お金に困る前に、安心して楽しむ方法を予習しておきましょう。

ホストの営業スタイルは人によって様々


女性は非日常を求めてホストクラブに通います。そこで夢を見させてくれるのがホストのお仕事です。店を出て日常に戻った後、再びあの夢を見たいと思い再来店してくれるかどうかはホストの腕はかかっています。

お店の中での接客はもちろん、お店の外でのマメな営業連絡がホストには欠かせません。最近はLINEでの連絡が主流ですが、時には電話することもあります。

ホストの経験年数・人気・キャラクターでその方法も千差万別。営業スタイルはホストとお客の数だけあると言っても過言ではありません。

女性によって使い分ける、ホストの営業方法とは

ホストクラブに来る女性にも色々なタイプがいます。一人で来るのが好きな女性・グループで来てワイワイ騒ぐ女性・放っておいても喋り続ける女性・どんな話題を提供しても乗ってこない女性など様々です。

売れているホストは、ちゃんとお客のタイプを見分けて営業の方法を変えています。

お客の立場としてはそんなテクニックも予習して、うっかりはまりすぎないように楽しくホストクラブを利用しましょう。

一般的なホストと客の関係「友営」


気の置けない男友達との話は恋愛感情がなくても楽しいものです。そんな心理を利用したのが友達のように接する「友営」。ベタベタしなくて理想的な付き合いにも思えます。

普段のLINEも男友達とやり取りするような内容で、時には他の女の子のことを相談されて「こんなこと言えるのお前だけ」と頼られたり。

長く通い続けてもらうには効果的な方法です。ただし、あくまでお客とホストですから、付き合いが長くなり女性側に独占欲が出てくると関係がこじれる危険性もあります。

疑似恋愛を感じさせる「イチャ営」


この後出てくる「色恋営」の一歩手前がこの営業法です。お店の中ではボディタッチもするし、まるで恋人同士のような会話で盛り上がります。

LINEもちょっと恥ずかしいような台詞のやり取りをしてみたりするけれども、お店の外でデートすることはなく割り切ったイチャイチャというお付き合いです。

お客はもっと関係性を発展させたくてついつい無理してお店に通ってしまうかもしれません。

営業のために恋人にする「色恋営」


実際に女性と恋人同士であるかのように錯覚させるのがこの「色恋営」です。最初は「イチャ営」で様子を見てから発展することもあります。お店で口説くのはもちろん、実際にデートに出かけたりして特別感を演出。

当然、お店に通いつめれば他の女性に接客している姿も目にするので、嫉妬からケンカも多くなってしまうかも。

ファンとして会いに行く感覚「アイドル営」


まるでアイドルファンが握手会に行くように、ホストに憧れたお客が会いに来ます。

多くはテレビや雑誌で取り上げられる人気ホストや、ネットでルックスが紹介されているホストなどが対象になります。スターとファンなので、接待が下手でも営業がなくても全然お客は気にしません。

眺めているだけで幸せな関係で満足できれば良いですが、その先を望みすぎないように自己管理する事も必要です。

実績を積んで人気と知名度を築き上げたホスト、あるいは極端にルックスが良くてホスト専門雑誌で取り上げられたと言うような特別なホストしかできない方法ですね。

オレ様タイプの「オラオラ営」


ホストの方が心理的に上になり、お客を支配しようとするのが「オラオラ営業」です。お店に誘うのもお願いではなく命令になります。時に強い言葉で、時に優しくと言ったテクニックで翻弄してきます。

Mっ気が強い女性だけでなく、一見気の強そうな女性も実はこういう男性に弱かったりしますよね。

強気な態度にドキドキしてしまうのはいいですが、度を越えて、女性の収入をほとんど渡してしまうといったようなアブナイ関係に発展しないよう気をつけてくださいね。

可愛いのがあざとい「弟営」


かわいい系の見た目だったり話し方で甘えてくるのが「弟営」です。年下の男の子に頼られたいタイプの女性がはまりがちではないでしょいうか。うまく下おだてられつつ可愛くお願いされたら断れなくなってしまう人も多いのでは。

この方法が得意なホストはあざといとも言える無邪気さを身につけているタイプです。なんとかしてあげたくて気がついたら大金をつぎ込んでいたなんてことにならないように!

一晩を共にして関係をつくる「枕営」


身体の関係を持ってお客をつなぎとめることを「枕営」と言います。「色恋営」から発展することもありますが、いきなり一線を越えてしまう場合もあります。

単に好みのタイプだったということもあるかもしれませんが、大抵はもっと引き出せそうな相手だと思われた場合に取られる方法です。

お客側も割り切れるのならそれはそれでいいかもしれませんが、一気にのめり込むきっかけになることが多いので流されないようにしましょう。

営業スタイルを一つに絞り込んでいるホストも


売れているホストは、自分のキャラクターだけではなく、女性のキャラクターも考慮した上で営業方法を変えることができますが、多くのホストは一つの営業スタイルを取り続けています。

「弟営」・「オラオラ営」・「アイドル営」などは特にホスト自身のキャラクターに左右される要素なので、変えるのが難しいかもしれませんが、うまく相手に合わせられるホストはお客の立場から見ると魅力的です。

また、お客をある程度選べるくらいの人気と地位を確率した後であれば、一つの自分スタイルを貫くのがかえってカッコイイなんてことも。

圧倒的な営業力で成功を掴んだカリスマホスト達

日本で生まれて花開いたホストクラブという世界では、圧倒的な営業力で君臨し名を馳せたホスト達がいます。
そんな歴史に名を刻んだホスト界を代表するカリスマ達をご紹介します。

年間売上1億4000万円という伝説を持つ、渚光(なぎさ ひかる)


<出典:http://topdandy1st.jp/staff/detail.php?photoNo=1&ID=185>
テレビのバラエティ番組にも出演して有名な渚光、歌舞伎町で月間売上3,500万以上、年間売上1億4000万円という伝説的な記録を出した、未だ現役のカリスマホストです。

岐阜県の出身で、ホスト人生は名古屋から始まって天下を取るために歌舞伎町に移籍、大成功を収めました。

あの診療報酬詐欺で逮捕された某タレント女医が入れ込んでいたホストとしても名前が挙がっています。有名なホストクラブ「AIR」から別の有名クラブ「TOP DANDY -1st-」に突然移籍し、歌舞伎町を震撼させました。

元歌舞伎町の帝王、城咲仁(しろさき じん)


<出典:https://anincline.com/shirosaki-jin/>
ホストからテレビタレントに転身した城咲仁、歌舞伎町の老舗ホストクラブ「愛」において5年連続No.1を記録し、年収も1億円を越えていました。

トップに立ってもお客を徹底的に立てる接客態度を取り続け、店外では絶対にお客と合わないポリシーを貫き通したそうです。

タレント転身後は、バラエティ・ドラマ・CMなどに出演しする人気タレントとして活躍し、CDデビューや料理本も出版。現在もフードアドバイザーの資格を取り、テレビショッピングでバイヤーとして活躍中。そちらの世界でも1日の売上最高金額1億7000万円という伝説を作りました。

未だ衰えない人気を持つ鳳帝(おおとり みかど)


<出典:http://hostclub.biz/matome/4672163575980222225>
鳳帝と言うその名前にふさわしく歌舞伎町に君臨し、2億円の売上を達成したと言う伝説も打ち立てました。どんなに売れっ子になっても丁寧な接客を貫き通していたそう。

ホストを始めた理由は夢を実現するための資金を貯めると言うものでした。実際に、ホストとしての人気絶頂期に突如引退して、夢であったアパレルブランドを立ち上げています。

ホスト時代は後輩の面倒見がよく慕われていたという彼ですが、現在はホストクラブ激戦区の歌舞伎町でオーナーとして活躍中。

好みがある場合は初回時に内勤に希望を伝えてみよう


ここまでご紹介してきたように、ホストといってもタイプは様々です。初回来店時は席に来るホストが定期的に変わるとはいえ、できれば自分の好みに合ったホストと会話を楽しみたいですよね。

そんな時は、席まで案内してくれる内勤のスタッフに、希望のタイプや苦手なタイプを伝えてみましょう。新規のお客を獲得するのはお店の重要課題です。いいお店だったらなるべく希望に沿って配置してくれますし、せっかく楽しむために通うのですから、遠慮は必要ありません。

ホストの営業力にハマり過ぎ注意


ホストの世界は売上第一、あの手この手で営業をかけてきます。自分にピタッとはまった営業をされたらついクラりとなることもあるでしょう。

嘘だとわかっていても騙されたいのがオンナ心。お客としてチヤホヤされる存在であったはずが、逆にホストになんとか振り向いてもらおうと立場が逆転してしまうことも少なくありません。

一般の女性でも営業トークに踊らされ、気がついたら水商売を紹介されていたということが無きにしも非ず。自分の身にそんなことが起こらないよう節度を持って遊びたいですね。

まとめ

いろんな種類のホストの営業、自分が弱そうなものありましたか?
ご紹介したカリスマホストの中には絶対に売り掛けをしない、店外では会わないというポリシーを貫きつつ人気を博した人もいます。

怯えすぎることもありませんが、ハメを外して代金が支払えないなんてことになったら大変。自分の身を守れるのは自分だけ。営業トークに踊らされることなく割り切ってオトナの遊びを楽しみましょう。

ホストの「送り指名」とは?サービス内容と指名料について徹底解説【連絡先が交換できる?】

ホストクラブ用語に、「送り指名」という言葉があります。ホストクラブ未経験の方には馴染みがない制度のため、「送るってどこまで?」・「指名料金はかかるの?」と不安になるかもしれません。

今回の記事ではホストクラブでの「送り指名」とは何なのか、どのような制度なのかについて詳しくご説明します。

ホスト用語「送り指名」とは

まず最初に「送り指名」がどういう制度なのか解説していきます。

初回のとき店の下まで送ってもらうホストを指名する


初めてのホストクラブに行く場合、いきなり指名を聞かれても答えに困ってしまうはずです。

そこで多くの店では、初回来店時は10分程度の一定時間でホストを交代させながら、複数のホストがついてくれるシステムを取り入れています。見た目だけでなく、接客態度や会話術など相性のいいホストを女性客に見つけてもらうためです。

退店するときに「今日、一番お気に召したホストは誰ですか?」と聞かれます。ここで気に入ったホストを伝えると、店の入っている階のエレベーターの前、あるいはビルの玄関口まで指名したホストがお見送りをしてくれます。

送り指名したら次は指名しないといけないの?

送り指名したホストは、次回から必ず指名しないといけないかというと、そんなことはありません。

ただし、地方などではそれが本指名になり、担当ホストが決まってしまう店も存在します。その場合には事前に必ず説明があるはずですが、心配だったら指名する前に確認してみましょう。

送り指名後の流れ


お見送りをして別れた後、ホストは本指名につながることを期待していますので、連絡先を交換していれば次の来店につなげる営業連絡をしてきます。「来店してくれてありがとう」とお礼から始まり、次の来店を促す流れになっていきます。

一方、送りに選ばれなかったホストでも接客中に連絡先を交換していれば、営業連絡が来る可能性があります。これに関しても各店独自のルールがあり、送り指名を受けた人しか連絡先の交換ができない、他のホストは営業をかけてはいけない決まりになっている店もあります。

もう一度ホストを見極めるために、次回場内指名をする


お店の中では舞い上がっていて、よくわからないまま適当に指名してしまったということも起こりがちです。そんな場合は、次回来店時にすぐに本指名を決めず、その日限りの「場内指名」をしてもう一度よく検討してみることをオススメします。

一般的に、送り指名がそのまま本指名に結びつくことが多いのは確かです。しかし、迷っているのなら無理に決める必要はありません。お店が気に入って通い続けたいと思ったなら、特に慎重に選ぶようにしましょう。

送り指名に指名料はいるの?


送り指名には指名料はかかりません。次回来店につなげるための、お店側のサービスと捉えれば分かりやすいと思います。

ちなみに、2回目以降にその店を訪れた場合は、もちろん指名したホストが見送りも担当します。

ホストクラブでの初回でする、送り指名以外の「指名」

「送り指名」以外にホストクラブではどんな指名制度があるのでしょうか?初回来店時から利用できる指名制度について解説します。

気になるホストを席に呼ぶ場内指名


自分の担当ホストが決まっていない場合、その日限りで店内にいるホストから指名することを場内指名と呼びます。担当が決まった場合の本指名より、指名料は安く設定されています。

初来店の場合は、ホストの顔写真メニューから選んだり、店内を見渡して気になるホストがいれば、内勤と呼ばれるボーイさんや他のホストに伝えれば席に呼んでもらえます。

初回のセット価格適用時は、場内指名をしても指名料は取られません。その代わりに複数のホストが時間を区切って回ってきます。希望したホストもその中の一人としてつきますので、気になる人が何人かいる場合には希望を全部伝えましょう。

お気に入りのホストには本指名


本指名のホストを決めるまでですが、初回はセット料金で複数ホストと顔を合わせ、2回目以降の来店で気に入ったホストを指名するのが通常の流れです。

しかし、希望すれば初回来店時からいきなり本指名をすることもできます。本指名をすると、初回であっても初回料金の特別価格は適用されなくなります。通常料金(テーブルチャージ+指名料金+飲み物代など)に切り替えられるお店がほとんどです。

もちろんその場合は、指名したいと希望した時点で料金についての説明があります。知らないうちに高額料金になっていたという事態にはなりませんので、安心してください。

送り指名では何をするの?

では、具体的に「送り指名」でどんなことをするのか解説します。

エレベーターや出口・店の下まで送る


単純に言ってしまえば、女性客をエスコートしてエレベーターの前やビルの出入り口まで見送るのが送り指名の役割です。タクシーを呼んでいる場合など、タクシーに乗るまで送ってくれることもあります。

この短い時間に、さらに印象をアップさせ、本指名に結びつけるよう、いかに持っていくのかがホストの腕の見せ所になります。

人気ホストは、最後の最後までお客さんを盛り上げて気分良く送り出すよう細心の注意を払います。途中で振り返った時に寂しい思いをさせないよう、姿が見えなくなるまで見送ってくれます。

連絡先の交換


ホストクラブでは必ずと言っていいほど、連絡先の交換を求められます。ホストとしては確実に連絡を取って次回も来店してもらうことが重要なので、個人の連絡先を交換しようと誘うことがほとんどです。

ホストは、指名客の売上からの歩合制で給料の額が決まる世界です。指名してくれたお客が店でお金を使ってくれないと売上は上がりません。送り指名は、新たな売上獲得に繋がる大チャンスなのです。ホストは、指名客の売上からの歩合制で給料の額が決まる世界です。

ホストは熱心に連絡先の交換をお願いしてきます。心配だったらLINEの表示名をフルネームではなくニックネームなどに変えておきましょう。

送り指名で連絡先を聞かれなかった場合

それほど女性客の連絡先をゲットすることはホストにとって重要ですが、まれにテーブルでも送り指名でも連絡先を聞かれない場合があります。それはどんなケースなのでしょうか。

営業をする気がない


連絡先を聞くということは、今まで書いてきた通り、ホストにとっては大切な仕事の一環と言えます。ホスト教育の最初で叩き込まれる内容です。それなのに聞いてこなかったというのは、よほどそのホストがやる気がないか、新人君でいっぱいいっぱいになっていて聞けなかったかでしょう。

たとえかなり気に入っていたとしても、あまりおすすめできません。さっさと忘れてしまうのがベストです。

気に入られなかった

もう一つのケースとして考えられるのは、その女性客のことが気に入らなかったため、わざと聞かない場合です。クラブ側もホスト個人もお客さんのことはよく観察しています。この人は次回の来店に結びつかないと思われたら、連絡先を聞いてきません。

どのようなケースで気に入られないのでしょうか?具体的に例を挙げていきます。

1. 女友だちと来て別の店の初回と比べるような会話をしていた客


初回の格安サービスだけ利用してお店を渡り歩くお客さんは「初回荒らし」と呼ばれます。次回以降来店するつもりのないお客さんは、お店の利益につながらないので歓迎されません。別のホストクラブの話題、特に初回サービスの話はしない方が賢明です。

また、大人数のグループで来て大声を出して騒ぐお客も店の雰囲気を損なうので、あまり歓迎されません。

2. ラフな格好とボサボサの髪など身なりに気を遣っていない客


ホストクラブで遊ぶお金は初回を除けば、最低でも2万円くらいはかかります。あまりに身だしなみに気を使っていないお客さんは今後に繋がらないだろうと思われて、丁寧な対応をしてもらえないことがあります。

ホストクラブは大人の遊び場として一夜の夢を見に行くところです。無理に着飾る必要はありませんが、最低のおしゃれはしていきましょう。

3. ホストに対して態度が悪い客


最初からホストを見下した態度をとる女性もいます。ホストだって人間なので、嫌な態度を取られたら相手にしたくなくなります。

また、ホストは大量のお酒を飲むべきだという考えを持っている人もいるようですが、無理にお酒を強要することも嫌われる要因です。

4.単に忘れている可能性も


ホストも人間です。その日はすでに散々お酒を飲んでいてすっかり酔っ払ってしまい、忘れてしまっていた可能性もあります。

もし、せっかく「送り指名」したのに連絡先を聞かれなくて、帰宅してから落ち込んだ経験があるとしたら、「酔ってて忘れちゃったのね」とポジティブに考えましょう。

その方が気分が楽ですし、相手の事情がわからない以上、悩んでも仕方がないことです。

まとめ

たかがお見送りと思うかもしれませんが、それもホストにとっては重要な腕の見せ所です。

最後の最後まで気持ちよく送り出してくれるのか、おざなりに済まされるのか、お客さんの側からしても、ホストやお店の品定めの場になります。

ホストクラブは高級感のある、大人の遊びです。初回料金のお客さんにも手を抜かない、しっかり楽しませてくれる品位の高いクラブをじっくり探しましょう。

ホストの同伴とは?楽しみ方やアフターとの違いを解説【推しのホストを独り占め】

ホストクラブに通い始め、お気に入りのホストを指名。でもお店では他の指名客と時間がかぶったりして、なかなか彼を独占できない。ホストクラブに慣れると、そんな不満を抱くことも増えてくると思います。

そんな時に、彼を出勤前の少しの時間独占できるのが同伴です。お店で会うのとは違って特別な気分になれるのは間違いなしですね。

今回はそんな同伴についての疑問にお答えしていきます。

そもそも同伴って何のこと?

まずホストの同伴はどのようなシステムであるのか、どうしたらできるのか、料金はどのくらいかかるのかなどについて解説します。

ホストクラブに行く前のデートのこと


「同伴」と言われているのは「同伴出勤」の略語です。文字通りホストがお店に出勤するとき、外部で待ち合わせをして一緒に出勤することです。普通は、早めに落ち合って一緒にデート・食事をしてから、出勤することが多いです。

女性客側からして見れば、待ち合わせしてからお店に行くまでの時間ホストを独占できるというメリットがあります。

また、同伴出勤に指名されているホストは通常の出勤時間に遅れていくことが許されています。すでに他のお客がきている店内にホストにエスコートされながら悠々と入っていき、他の客にホストとの仲の良さをアピールできます。

ホスト帰りのデートは「アフター」


逆に、ホストがお店を上がった後に遊ぶことをアフターと言います。こちらは特に料金がかからない代わりに、ホストの気分次第なので希望しても断られることもあります。

食事をしたり、カラオケをしたりすることが多く、もしかするとそのままお泊まりコースなんてこともあるかもしれません。

同伴の前に知っておきたいお金の話

ただでさえ、一般人には高級なイメージのホストクラブ。さらに指名までお願いしたら、どれくらいお金がかかってしまうのか心配になりますよね。

ここからは同伴するのにかかるお金について解説します。

同伴のデート代はお互いで決められる


まず、同伴出勤時の食事代やデート代はどちらが負担するのでしょうか?これに決まりは特になく、ホストとお客のやり取りで決まります。

意外とホスト側が負担していることも多いようです。これからお店でたくさん注文してもらうのだから、ご飯くらいは負担しようと考えるホストが多いようです。お客さんに美味しく食事してもらうことで、他のお店に流れないようにする効果もあります。

同伴をしてもらうには同伴料がかかる


同伴出勤をすると、ホストは1〜2時間遅く出勤することが許されます。その分ホストを借りている料金として、2000円〜3000円の同伴代がかかりますが、中には料金がかからないお店もあります。

同伴を申し出た場合、お願いされて引き受けた場合、どちらにしてもその店で初めて同伴する場合はあらかじめ、どれくらいの料金がかかるのかを確認しておきましょう。ナンバー付きのホストが担当の場合、通常より料金が高いこともあります。

同伴では具体的に何をするのか

では、そんなドキドキの同伴出勤ではどのように過ごすのでしょうか?これもホストによって様々です。担当ホストががっつり仕切ってくれる場合もあれば、どこに行きたいか聞いてくれてお客側が主導権を握る場合もあります。

担当ホストと店外でデート


基本的には担当ホストとデート気分で好きな時間を過ごせます。カラオケに行ったり、ショッピングに付き合ってもらうなどいろいろな楽しみ方があります。

時には朝から遊園地でデートして、そのままお店に行ってお酒を飲む幸せな一日を過ごせるかもしれません。実際にスペシャル料金で担当ホストとディズニーデートができるコースをお店が用意している場合もあるようです。

限られた時間を楽しく過ごすため、あらかじめ予定を聞いて、どちらがエスコートするかを決めておきましょう。行きたい場所ややりたいことがある場合には事前に伝えておくことをおすすめします。

担当ホストと食事


お店に行く前は食事を楽しむことが多いです。自分でお店を決めて予約しておいてもいいし、彼の知っている美味しいお店に連れてってとおねだりしてもいいでしょう。混みそうな時間帯であれば、どちらかが事前に予約をしておくとスムーズです。

ちょっとおしゃれなレストランや和食屋さんに行くことが多いようですが、高級居酒屋で食事をしながら軽く一杯という場合もあります。カラオケボックスで個室にこもってお食事というのも、イチャイチャできて楽しいでしょう。

たくさん食べて楽しむのか、雰囲気を楽しみたいのか、二人でイチャイチャしたいのか、自分とホストの希望をよく考えてニーズにあった場所とお店を選びましょう。

同伴のメリットと注意点

同伴出勤というシステム、ホストやお客にどのようなメリットがあるのでしょうか?
プラスのお金を払ってでも同伴がしたくなる理由をまとめてみました。

店の外でも会うことができる


同伴をお願いするメリットは、なんといっても店の外で会えるということです。

その時間だけは、他のお客に邪魔されることもなく二人きりでデート気分を楽しむことができます。恋人同士のように甘えることもできますし、おしゃれな居酒屋で一緒に飲むこともできます。

ホストは女性のエスコートが上手なので、同伴の時間を楽しめるのは間違いなしです。また、夜にホストクラブで会うのとは少し違った魅力に気が付くことができるかもしれません。

ホストとの関係を深められる


同伴ではホストクラブの中とは違って他のお客やホストの目がないため、お店とは違った話ができてより彼のことを深く知ることができるでしょう。

お互いにお店ではできない自分の打ち明け話をすることもでき、結果的に心の距離が近づいてより親しい関係になれるかもしれません。

同伴する際の注意点


ホストクラブに行く前に同伴出勤をする予定がある場合には、お金を多めに持っていきましょう。同伴料金がかかりますし、自分がご馳走することになるかもしれないからです。

また、同伴出勤の途中に担当ホストの別のお客さんと出くわした場合には、その場の対応をホストに任せるようにしましょう。ホストや相手にとっての事情もありますし、なにより同伴を楽しむためにトラブルは避けることが大切です。

ホストには「彼女」が何人もいる!?

恋人気分でホストとデートができる同伴ですが、ホストには「色カノ」・「趣味カノ」・「本カノ」・「家カノ」などと呼ばれる営業用の彼女がいます。

1.お店で恋愛気分の「色カノ」


色カノとは「色恋営業」をかけている相手のことで、お店の中では恋愛を匂わせ甘い言葉をささやいてイチャイチャしてもらえます。

女性客は自分だけは特別なんだと思い込んでせっせとお店に足を運ぶようになりますが、たまに外で会えるとしても同伴だったりと、ほぼお店の中だけの付き合いがこの「色カノ」です。

お店に顔を出し続けないと関係も継続できない、女性側が本気になったら一番悲しい関係です。

2.外見重視の「趣味カノ」


趣味カノとはホストの好みに合致していてキープしておきたい女の子のことです。

外見を気に入ることが多いので容姿に優れ、派手なタイプが多いです。お店に来なくてもいいよと言われて外で会うことが多く、デートのお金もホスト持ちということが多いです。身体の関係ももちろんあります。しかし、会える回数はそんなに多くありません。

一見、本命の彼女のような扱いではありますが、あくまでホストから見たらキープであり、都合のいい女です。もし、彼女がお客と連絡を取り合うのを嫌がったり、「仕事と私どっちが大事なの」と言うようなうざい女になったら切られて終わりです。

3.特別な気分に浸れる「本カノ」


本カノとは本命の彼女であるかのように接する営業手段で、色カノの発展系です。お店の外でもデートし、常に「君だけは特別」と囁かれます。普段は「無理してお金使わなくてもいいよ」などと言われます。

しかし、イベント前などのここぞというときには「頼れるのはお前だけ」などと、高いボトルや、シャンパンタワーなどを求められてしまうかも。

4.お家デートができる「家カノ」


家カノは基本的に一人暮らしの女の子で、半同棲状態のような場合を指します。アフターを何度か一緒にしているうちに彼を家に呼んだのがきっかけ、ということも多いそう。

たいていの場合、家カノは一人ではなく、複数キープしておいて渡り歩きます。家カノの場合ホストは寝ることが目的なので身体の関係はあっても淡白なことが多いです。

まとめ

飲み屋の業界ではよく耳にする「同伴出勤」ですが、ホストの同伴は特徴があり、またお店やホストのタイプによっても様々です。

ホストの魅力をさらに深く知ることができ、自分の話もしっかり聞いてもらえるチャンスなので、お気に入りの彼を見つけて楽しんでみてください。

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