ホストのキャッチからお店に行くと料金は安くなる?良いキャッチと悪いキャッチの見分け方

ホストクラブに行くときに、なにかとお世話になる人も多い「キャッチ」と呼ばれる存在。「夜の街で楽しく遊びたいならキャッチに聞け」と言われるくらい、夜の街情報に精通しており、キャッチに紹介してもらうと格安でイイお店を紹介してもらえることもあります。

そんな夜の街に欠かせないキャッチですが、そもそもキャッチがどういうものなのかイマイチ把握していない人が多いです。

という訳で今回は、知っておくとなにかと役に立つキャッチの良し悪しについてご紹介していきます。本記事を読めば、これまで以上にイイお店(ホストクラブ)に巡り会えるはずです。

「キャッチ」とは


「キャッチ」とは、ホストクラブや居酒屋にお客様を誘い込む人のことです。夜の繁華街などの道端を通行していると、「お姉さん、安くしとくよ!どう!?」などと、軽い感じでお店に呼び込もうとしてきます。

地域によってキャッチの名称や勧誘方法が異なりますが、だいたいはこのような感じです。最近は若者の“夜遊び離れ”がひどく、夜の街で商売をしている業種はキャッチの存在ナシには経営が成り立たないと言われるほど大事な存在でもあります。

ホストクラブもその例外ではなく、おそらく大半のホストクラブはキャッチの呼び込みによって新規の客を獲得しています。

従業員がキャッチをしているホストクラブは少ない

都会(東京・大阪・名古屋)のキャッチは基本的にスーツを着用しているので、一見するとホストクラブの従業員(ホスト)のように見えますが、実はほぼ全てのキャッチはホストクラブと無関係の人です。

ここからは、ホストクラブとキャッチの関係性についてご紹介していきます。

キャッチは「条例違反」


実はキャッチは、風営法や、各都道府県の迷惑防止条例で定義され規制されています。それらの条例を簡単に説明しますと、公共の場で通行人に対して立ちふさぐ行為や、しつこくつきまとう行為をすると違法行為として処罰しますよ、ということです。

お店側にとってキャッチは、お客様を獲得できる手段でもありますが、かなりリスクの高い行為といえます。実際にキャッチが条例違反で逮捕されたケースは全国から多数報告されており、以降は従業員を使ったキャッチはほぼ絶滅しました。

公共の場を誰もが安心して通れるようにという思いから生まれた条例ですが、ホストクラブなどキャッチに頼っていた側からすると死活問題です。

ホストのキャッチは「外販」がやる時代

ホストクラブにとってキャッチは不可欠な存在ですが、条例によって禁止されている。そこで登場したのが「外販」と呼ばれるホストクラブ専門のキャッチです。

その外販の人たちが、現在ではホストクラブの従業員に変わり道端で女の子に声をかけて呼び込みを行っています。

ここからは、知っておいて損はないホストクラブの外販についてご説明していきます。

「外販」とは


「外販」とは、小規模グループで活動するフリーの集団と、店舗に雇われるものとあります。どちらもキャッチを専門の仕事としています。

よく、「キャッチは禁止されているけど、外販はOKなの?」という質問をされますが、当然ながら外販もキャッチと同じ行為ですので条例によって禁止されています。

それでも外販がビジネスとして成立するのは、ホストクラブなどからの需要があるからという理由と、フリーの外販を使えば警察に逮捕されたとしてもホストクラブ側は責任逃れをすることができるからという理由があるからです。

「外販」は「外のホスト」とも呼ばれている


「外販」をしている人は「外のホスト」とも呼ばれていたりします。その由縁としては、外販をしている人の中にホスト顔負けのイケメン外販や卓越したトーク力を持った人がいるからです。

そういった人に遭遇すると、「この人はホスト?」と疑ってしまうことは珍しくありません。ある意味ホストとして働いたほうが稼げそうな人もいます。

キャッチはお客様をお店に来店させることで報酬がもらえますので、自然とルックスの良い男性やトークのうまい男性が外販として生き残る可能性が高いのです。

キャッチの案内であれば安心して遊べる!

キャッチのことを「ついて行くと怪しいお店に案内されそう」などと、警戒している人が多いですが、実はキャッチの案内であれば比較的安心して遊べるようになっています。

ここからは、ホストクラブへ行くときは外販を使ったほうがいい理由についてご紹介していきます。

新規で安くしてくれることがほとんど

東京・歌舞伎町では、ホストクラブの初回を専門に紹介してくれる人やベテランの外販に出会うことができると、さまざまな融通を利かしてホストクラブを紹介してくれたりもします。

「ホストクラブへ行くのがはじめてで、どのお店に行けばいいのかわからない」「今日はできるだけ安いお店で楽しみたい!」そういうときはぜひ外販のお兄さんにホストクラブを紹介してもらいましょう。

予算に合わせてお店も紹介してくれますし、外販を通すことで割引してくれるお店が多いので試してみてください。

最近は悪質な“ぼったくり店”が少なくなっている


キャッチに対してマイナスなイメージを持っている方は「キャッチの案内について行くとぼったくりのお店を紹介されそうで怖い」と思っているのではないでしょうか?

しかし現在ではそんなことをするキャッチはほとんどいません。それは風営法が厳しくなり、時折ニュースなどで報道される悪質な“ぼったくり店”はかなり少なくなった影響です。確かにホストクラブにも悪質なぼったくりをするお店がありますが、今では逆に探すほうが難しいほど数が少ないです。

お気に入りの「外販」がいる女性も

外販の中には本当に良いところばかり紹介してくれて、割引などの融通をしてくれる“頼もしい外販”がいます。そんな外販のことがお気に入りになり、連絡先を交換して、以降もお世話になる女性は多いです。

もしも、外販を通じて良いお店に出会えたら、その外販は“当たり”の可能性がありますので、今度見つけたときには連絡先を交換しておきましょう。

「外販」を使ってリーズナブルに他店舗来店する上級者も


ホストクラブには「初回割引」というシステムがあります。たとえば、「初回に限り飲み放題1,000円」といったものです。初回であれば普通に行っても安いこの料金を、外販を通じてさらに安くさせてしまう上級者の女性もいます。

「もっといろんなホストクラブを巡ってみたい」という人や、「初回料金で安く飲みたい」という人は、外販に初回で安く飲めるホストクラブを紹介してもらいましょう。

「外販」と女性客で枕関係になっているケースも…


外販の中には、女性客と枕関係になっているケースがあるようですが、実際のところはそういった戦略的な枕関係をしている外販はほぼいないです。居たとしても「趣味枕」ということが多いです。

外販の中にはイケメンの人やトークのうまい人など、意外と女性人気もあるので、そういう自分を気に入ってくれる女性と枕をして良好な関係を築いておこうとする外販もたまにいるようです。

枕関係を女性に持ちかけ、「今度からもっと安くしてあげるから」と言ってくる外板もいるようですが、実際のところかなり怪しいので鵜呑みにしないでスルー した方が賢明な判断と言えます。

優秀な外販を見つけておく


ホストクラブへ行くときは、知り合いの紹介や優秀な外販を通して行ったほうが安心して遊べるのは間違いないです。しかし、そういった知り合いがいないときは少し気をつけておきましょう。「安くする」と言ったにも関わらず、実際にお店を紹介されると正規の料金以上を取られたというぼったくりまがいなケースも報告されていますので注意してください。

自分の気に入るホストクラブを探すには、初回料金を利用してはしごするのが理想ですが、合わせて優秀な外販も見つけておくといいでしょう。

いいお店を紹介してもらえたと感じたら、それはきっと優秀な外販ですので連絡先を交換するなどしてあなたの専属外販にしてみましょう。仲良くなればさらにサービスしてくれることもあります。

新規を獲得するためにどのホストクラブも必死


どこのホストクラブもそうですが、新規のお客様を獲得するために必死です。そもそもホストクラブという存在は知っていても、「料金が高そう」や、「ホストに騙されそう」などと悪いイメージが多く、自ら進んでホストクラブに行こうとする女性が少ないです。

少しでもホストクラブの良さを味わってもらおうと、ほとんどのお店では「初回料金」という格安のシステムを用意していますが、それでも新規のお客様を獲得するのは難しいようです。

キャッチはホストクラブにとって新規客を得るための手段


ホストクラブにとってキャッチは新規のお客様を獲得するための手段です。キャッチに声をかけられて興味本位で行ったことがきっかけでホストクラブに通いはじめたという人は多いのではないでしょうか。

女性が一人で夜の街を歩いていると、高確率でキャッチに声をかけられ迷惑に感じたり怖い思いをすることもあるでしょうが、向こうも仕事のために必死ですから許してあげてください。

また、キャッチ行為はそもそも違法ですので、あきらかに迷惑な行為だと感じたときには警察に通報して対処してもらうのも手です。

まとめ

いかがでしょうか? 今回はホストクラブのキャッチについていろいろとご紹介してきました。今までキャッチを通じてお店を紹介してもらったことがないという人は多いと思いますが、次回ホストクラブを探すときにでも利用してみてください。

ただし、キャッチにもいろいろな人がいますから、完全に信用していると痛い目に遭うこともあります。ですから、その辺は十分注意して利用しましょう。

楽しく安心してホストクラブを利用するためにも、キャッチの良し悪しをしっかり見極めて、快適に遊んでくださいね。

ホストクラブの「担当」とは?指名のシステムと選び方・変え方【本担・サブ担】

ホストクラブの醍醐味の一つは、自分と担当ホストとの関係性が変化していくこと。

しかし、「そもそも担当ってなに?」「指名のシステムはどうなっているの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

この記事では担当、本担、サブ担についての基礎知識と指名システム、担当ホストの変え方について、初心者向けに解説していきます。

ホストクラブの「担当」って何?

ホストに関する解説記事でもよく出てくる「担当」。お店にいるときにも聞いたことがある言葉かもしれませんね。

しかし、そもそもこの「担当」とは何を指しているのでしょうか。ホストクラブの担当制度は独特で、事前にシステムを知っておかないと取り返しのつかないことになる場合もあります。

よりホストクラブを楽しむため、まずは「担当」「本担」「サブ担」の定義や基本的な知識について確認していきましょう。

ホスト用語「担当」とは


担当とは一言で言うと「自分が指名するホスト」で、まれに「口座」ということもあります。

一度担当を決めてしまうと、永久指名になる店がほとんどです。そのため軽い気持ちで指名を入れてしまうと後に他のホストを指名できなくなることもしばしば。担当を選ぶ時は自分の好みに合った人をしっかりと選びましょう。

もし初回の来店であれば、その時指名した人が「担当」となることはなく、まずは所属するホストの写真から好みの人を選んでいくシステムなどがあります。

ホスト用語「本担」とは


「担当」のホストといっても、担当ホストが一人ではない場合もあります。

「本担」とは、最も好きで、頻繁に指名しているホストのことです。本担は自分にとって最も大切なホストです。本担を選ぶ際は長い関係性を作っていくことが出来るような、自分好みのホストを選ぶようにしましょう。

ホスト用語「サブ担当」とは


お客さんが本担以外で指名しているホストを「サブ担」と言います。

本担のホストが毎日出勤しているわけではないので本担のいない日に指名したり、またほかのお客さんと指名かぶりが起こってしまった時に指名するホストのことですね。

サブ担を作らない、というお客さんも中にはいますがホストクラブに良く通う女性の多くはこの「サブ担」のホストを持っています。

サブ担のホストと電話やメールでやり取りすることもあり、サブ担のホストも本担になれるよう積極的にかかわってくる可能性も高いです。しかし多くの女性は不動の本担を持っており、なかなかそれが変わることは少ないようです。

ホストクラブの「担当」「指名」のシステム

ホストクラブには独特な指名システムがあります。担当を一度決めてしまうと変えられない「永久指名」のシステムがその代表例で、多くの店がこの永久使命を採用しています。

事前に担当と永久指名制度について理解しておくことが、トラブルなくホストクラブを楽しむカギになります。

担当は「永久指名」になるので注意


先ほど少し書きましたが、担当は自動的に「永久指名」となり、二回目以降の来店時に指名することで決まります。

そのため担当を決める場合は本当にその人でいいのか、もう一度自分に問いかけてくださいね。

また、担当は、初回や二回目に来て早々決めなければいけないわけではありません。特に初回は店外まで案内してくれる「送り指名」をすることが出来ますので、いいと思ったホストと話してみて、徐々に担当ホストを決めていくのも一つの方法です。

担当をつけたときの料金


担当を指名した時に発生するのが指名料です。お店にもよりますが実は発生しないお店も多く、発生したとしても数千円程度。

指名料がお会計で大きな負担になることはありませんので安心して下さい。しかし指名料がかかるお店では来るたびに指名料がかかりますので、担当ホストがいる場合来店ごとに数千円が必ず会計に含まれます。

比較的少額と言えど、ホストクラブに来る回数が多ければかなりの額になりますので予算などを考えて来店回数を決めるようにしてくださいね。

担当はつけないといけないの?

一度決めると変えることが出来ない「担当」。指名料のこともありますし、そもそも担当は必ず決めなければならないのでしょうか。

担当を決められない場合、「指名なし」で来店しても大丈夫です。制度上、指名しないとお店に入れないということはありませんので、イケメンが多すぎて決められない!という場合も安心です。

しかし、指名なしでお店に入ると手の空いたホストが接客をすることになり、慣れていない新人のホストや、人気の低めなホストが対応する場合もあります。自分に合ったホストと楽しみたい場合は、担当を決めることをオススメします。

場内指名


指名はまだ決められないけど、ホストクラブを楽しめないのは嫌、という方は「場内指名」という制度を利用することをお勧めします。「場内指名」ではその日限りの指名をすることが出来ます。

二回目以降、毎回場内指名をすればいろいろなホストと話すことが出来るので担当選びに役立ちますし、場内指名の指名料は本指名よりも千円~二千円安くなる場合が多くなっています。

担当ホストを持っているお客さんの方がたくさんお金を使ってくれる傾向がありますので、お店やホスト側としては担当を決めてくれた方がありがたいです。特にこだわりがないのであれば、担当ホストを適度な時期に決めてしまうことをお勧めします。

担当ホストの選び方


永久指名となる担当ホスト選びは非常に重要ですが、その選び方はお客さんによって大きく違います。

好みの顔で選ぶ人や、トークのうまさで選ぶ人、または、あまり押しが強くないホストを選ぶという人もいます。担当ホストを選ぶうえで他のお客さんを気にする必要はありません。自分の好きな基準で好きなホストを選ぶことが、ホストクラブライフを充実させる一番の近道です。

担当ホストを変える方法

基本的に一度指名するとその先二度と担当ホストを変更できないのが「永久指名制」です。もちろん担当ホストがお店をやめた場合など、どうしようもない事情によって永久指名が無くなることもあります。

大きなトラブルがなくても、人間同士、次第にうまくいかなくなってくることもあります。様々な事情で担当を変えたくなった場合、果たしてそれは可能なのでしょうか。

同じ店舗で別のホストに担当を変える時


お店にもよりますが、相談の上で担当を変えることは一応可能です。しかしどんな事情があっても担当を変えられえないお店や、担当替えを渋るお店もあります。

担当を変えたくなったらまずその理由を説明し、担当替えが出来るかどうかお店の人に相談することが大切です。

特に同じ店舗内で担当ホストを買える場合、お客さんが、たくさんお金を払ってくれる太客であればあるほど、担当替えにはトラブルが付きまといます。ホスト同士でもめ事になる場合もありますので、同じ店舗内での担当替えは慎重に行うようにしましょう。

店舗管理ホストに仲介を頼む


同じ店舗内で別のホストを担当にしたい場合、まずはお店の代表ホストやお店の内勤の方に相談しましょう。

相談した方によっては担当替えがスムーズにいくこともありますが、担当替えによるトラブルを見越して、なかなか担当替えをしてくれない場合もあります。

どうしても店舗内で担当替えをしたいという場合は「担当替えをしないと別の店に行く」などと伝えるといいかもしれません。しかしこれはお店側とのトラブルの可能性が高い方法です。どうしても、という場合でなければ避けた方がよいでしょう。

一定期間店に行かない


同じ店舗内で担当替えをしたい場合、3ヶ月から半年といった期間お店に行くのをやめることで、スムーズに別のホストを指名できる場合があります。

設定期間はお店によって異なるのですが、一定期間を過ぎると担当と客という関係が切れる、としている場合があり、その期間お店に行かなければ担当替えをすることが出来ます。

一定期間を乗り越える間、別のお店に行くことは可能ですので、定期的にホストクラブに行きたいという方はこれを機に別の店に行ってみるのもおすすめです。

通う店を変える


担当を変えたいときにもっとも手軽なのは、通うお店を変える方法です。新しく担当にしたいホストがすでに決まっているのでなければ、数あるホストクラブから新たな担当を見つけるのもよいかもしれません。

特に東京、大阪だとホストクラブは優に100軒以上ありますので、まだ出会えていないホストが数えきれないほどいることになります。

再びゼロの状態から、お客さんと担当ホストとしての関係を作り上げていくのは大変かもしれませんが、また気分を一新してホスト遊びを楽しみたい方にはおすすめの方法です。

本当に今の担当ホストを切るかを考え直す


担当ホストとお客さん、お金でつながっている二人だとしてもその関係は非常に深いものです。

現在担当ホストを変えようか悩んでいる方も、一度担当ホストのことを思い出してこれからの関係について考え直してみることをお勧めします。

ホストの担当替えは想像以上に難しい場合もあります。また、一度担当ホストを変えてしまうと、かつての担当ホストに会える機会はほとんどなくなってしまいます。

担当ホストに未練はないのか、本当にこのまま別れてしまっていいのか今一度考えなおし、少しでも心残りがあるのなら関係修復を目指してみることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか従業員とお客さんと言えども、お店に通えば通うほど2人の関係は深くなるもの。

担当を選ぶ際にはしっかりと自分の気持ちと向き合い、後悔の無いように決めましょう。

また、担当替えをしたくなった際も両者の関係についてもう一度考え直してみることをおすすめします。

ホストの「送り指名」とは?サービス内容と指名料について徹底解説【連絡先が交換できる?】

ホストクラブ用語に、「送り指名」という言葉があります。ホストクラブ未経験の方には馴染みがない制度のため、「送るってどこまで?」・「指名料金はかかるの?」と不安になるかもしれません。

今回の記事ではホストクラブでの「送り指名」とは何なのか、どのような制度なのかについて詳しくご説明します。

ホスト用語「送り指名」とは

まず最初に「送り指名」がどういう制度なのか解説していきます。

初回のとき店の下まで送ってもらうホストを指名する


初めてのホストクラブに行く場合、いきなり指名を聞かれても答えに困ってしまうはずです。

そこで多くの店では、初回来店時は10分程度の一定時間でホストを交代させながら、複数のホストがついてくれるシステムを取り入れています。見た目だけでなく、接客態度や会話術など相性のいいホストを女性客に見つけてもらうためです。

退店するときに「今日、一番お気に召したホストは誰ですか?」と聞かれます。ここで気に入ったホストを伝えると、店の入っている階のエレベーターの前、あるいはビルの玄関口まで指名したホストがお見送りをしてくれます。

送り指名したら次は指名しないといけないの?

送り指名したホストは、次回から必ず指名しないといけないかというと、そんなことはありません。

ただし、地方などではそれが本指名になり、担当ホストが決まってしまう店も存在します。その場合には事前に必ず説明があるはずですが、心配だったら指名する前に確認してみましょう。

送り指名後の流れ


お見送りをして別れた後、ホストは本指名につながることを期待していますので、連絡先を交換していれば次の来店につなげる営業連絡をしてきます。「来店してくれてありがとう」とお礼から始まり、次の来店を促す流れになっていきます。

一方、送りに選ばれなかったホストでも接客中に連絡先を交換していれば、営業連絡が来る可能性があります。これに関しても各店独自のルールがあり、送り指名を受けた人しか連絡先の交換ができない、他のホストは営業をかけてはいけない決まりになっている店もあります。

もう一度ホストを見極めるために、次回場内指名をする


お店の中では舞い上がっていて、よくわからないまま適当に指名してしまったということも起こりがちです。そんな場合は、次回来店時にすぐに本指名を決めず、その日限りの「場内指名」をしてもう一度よく検討してみることをオススメします。

一般的に、送り指名がそのまま本指名に結びつくことが多いのは確かです。しかし、迷っているのなら無理に決める必要はありません。お店が気に入って通い続けたいと思ったなら、特に慎重に選ぶようにしましょう。

送り指名に指名料はいるの?


送り指名には指名料はかかりません。次回来店につなげるための、お店側のサービスと捉えれば分かりやすいと思います。

ちなみに、2回目以降にその店を訪れた場合は、もちろん指名したホストが見送りも担当します。

ホストクラブでの初回でする、送り指名以外の「指名」

「送り指名」以外にホストクラブではどんな指名制度があるのでしょうか?初回来店時から利用できる指名制度について解説します。

気になるホストを席に呼ぶ場内指名


自分の担当ホストが決まっていない場合、その日限りで店内にいるホストから指名することを場内指名と呼びます。担当が決まった場合の本指名より、指名料は安く設定されています。

初来店の場合は、ホストの顔写真メニューから選んだり、店内を見渡して気になるホストがいれば、内勤と呼ばれるボーイさんや他のホストに伝えれば席に呼んでもらえます。

初回のセット価格適用時は、場内指名をしても指名料は取られません。その代わりに複数のホストが時間を区切って回ってきます。希望したホストもその中の一人としてつきますので、気になる人が何人かいる場合には希望を全部伝えましょう。

お気に入りのホストには本指名


本指名のホストを決めるまでですが、初回はセット料金で複数ホストと顔を合わせ、2回目以降の来店で気に入ったホストを指名するのが通常の流れです。

しかし、希望すれば初回来店時からいきなり本指名をすることもできます。本指名をすると、初回であっても初回料金の特別価格は適用されなくなります。通常料金(テーブルチャージ+指名料金+飲み物代など)に切り替えられるお店がほとんどです。

もちろんその場合は、指名したいと希望した時点で料金についての説明があります。知らないうちに高額料金になっていたという事態にはなりませんので、安心してください。

送り指名では何をするの?

では、具体的に「送り指名」でどんなことをするのか解説します。

エレベーターや出口・店の下まで送る


単純に言ってしまえば、女性客をエスコートしてエレベーターの前やビルの出入り口まで見送るのが送り指名の役割です。タクシーを呼んでいる場合など、タクシーに乗るまで送ってくれることもあります。

この短い時間に、さらに印象をアップさせ、本指名に結びつけるよう、いかに持っていくのかがホストの腕の見せ所になります。

人気ホストは、最後の最後までお客さんを盛り上げて気分良く送り出すよう細心の注意を払います。途中で振り返った時に寂しい思いをさせないよう、姿が見えなくなるまで見送ってくれます。

連絡先の交換


ホストクラブでは必ずと言っていいほど、連絡先の交換を求められます。ホストとしては確実に連絡を取って次回も来店してもらうことが重要なので、個人の連絡先を交換しようと誘うことがほとんどです。

ホストは、指名客の売上からの歩合制で給料の額が決まる世界です。指名してくれたお客が店でお金を使ってくれないと売上は上がりません。送り指名は、新たな売上獲得に繋がる大チャンスなのです。ホストは、指名客の売上からの歩合制で給料の額が決まる世界です。

ホストは熱心に連絡先の交換をお願いしてきます。心配だったらLINEの表示名をフルネームではなくニックネームなどに変えておきましょう。

送り指名で連絡先を聞かれなかった場合

それほど女性客の連絡先をゲットすることはホストにとって重要ですが、まれにテーブルでも送り指名でも連絡先を聞かれない場合があります。それはどんなケースなのでしょうか。

営業をする気がない


連絡先を聞くということは、今まで書いてきた通り、ホストにとっては大切な仕事の一環と言えます。ホスト教育の最初で叩き込まれる内容です。それなのに聞いてこなかったというのは、よほどそのホストがやる気がないか、新人君でいっぱいいっぱいになっていて聞けなかったかでしょう。

たとえかなり気に入っていたとしても、あまりおすすめできません。さっさと忘れてしまうのがベストです。

気に入られなかった

もう一つのケースとして考えられるのは、その女性客のことが気に入らなかったため、わざと聞かない場合です。クラブ側もホスト個人もお客さんのことはよく観察しています。この人は次回の来店に結びつかないと思われたら、連絡先を聞いてきません。

どのようなケースで気に入られないのでしょうか?具体的に例を挙げていきます。

1. 女友だちと来て別の店の初回と比べるような会話をしていた客


初回の格安サービスだけ利用してお店を渡り歩くお客さんは「初回荒らし」と呼ばれます。次回以降来店するつもりのないお客さんは、お店の利益につながらないので歓迎されません。別のホストクラブの話題、特に初回サービスの話はしない方が賢明です。

また、大人数のグループで来て大声を出して騒ぐお客も店の雰囲気を損なうので、あまり歓迎されません。

2. ラフな格好とボサボサの髪など身なりに気を遣っていない客


ホストクラブで遊ぶお金は初回を除けば、最低でも2万円くらいはかかります。あまりに身だしなみに気を使っていないお客さんは今後に繋がらないだろうと思われて、丁寧な対応をしてもらえないことがあります。

ホストクラブは大人の遊び場として一夜の夢を見に行くところです。無理に着飾る必要はありませんが、最低のおしゃれはしていきましょう。

3. ホストに対して態度が悪い客


最初からホストを見下した態度をとる女性もいます。ホストだって人間なので、嫌な態度を取られたら相手にしたくなくなります。

また、ホストは大量のお酒を飲むべきだという考えを持っている人もいるようですが、無理にお酒を強要することも嫌われる要因です。

4.単に忘れている可能性も


ホストも人間です。その日はすでに散々お酒を飲んでいてすっかり酔っ払ってしまい、忘れてしまっていた可能性もあります。

もし、せっかく「送り指名」したのに連絡先を聞かれなくて、帰宅してから落ち込んだ経験があるとしたら、「酔ってて忘れちゃったのね」とポジティブに考えましょう。

その方が気分が楽ですし、相手の事情がわからない以上、悩んでも仕方がないことです。

まとめ

たかがお見送りと思うかもしれませんが、それもホストにとっては重要な腕の見せ所です。

最後の最後まで気持ちよく送り出してくれるのか、おざなりに済まされるのか、お客さんの側からしても、ホストやお店の品定めの場になります。

ホストクラブは高級感のある、大人の遊びです。初回料金のお客さんにも手を抜かない、しっかり楽しませてくれる品位の高いクラブをじっくり探しましょう。

ホストクラブにハマる女性の9つの特徴ときっかけ【初めて行く前に】

ホストクラブにハマってしまう女性には、いくつかの特徴があります。女性によっては割り切ってキレイに遊ぶ人もいますが、中にはホストクラブにどっぷりハマってしまい、悲惨な末路を辿った女性も多いです。

ホストクラブは一時的な遊びとしては優秀ですが、ハマり過ぎてしまうと自分の身を滅ぼしてしまう可能性を十分秘めていますので用心しておきましょう。

今回は、ホストクラブにハマりやすい女性の特徴や、ホストクラブに通うようになったきっかけついてお伝えしていこうと思います。

ホストにハマる女性の9つの理由

ホストにハマりやすいと言われる女性の特徴は、大きく分けて9つあります。これからご紹介する特徴に当てはまる女性はホストクラブにハマりやすい傾向がありますので、遊ぶ際には注意しておきましょう。

自分に自信がないから


ホストクラブにハマってしまう女性の特徴で多いのが、「自分に自身が持てない」という人です。そういう自信のない女性がホストクラブに行くと、今までの自己評価が180度変わるほど、ホストたちから外見や中身について評価されたりします。

本人が気づいていない一面や、どうすれば自信が持てるかについてのホストからのアドバイスをしてくれることもあり、次第に心地よくなっていきます。

自分に自信がない女性ほどホストの言葉が嬉しくて、気がつくとホスト遊びにハマってしまうことも多いです。

男性経験が少ないから


男性経験がまわりの女性に比べて少ない人ほどホストクラブにハマりやすいです。ホストクラブにはさまざまな男性ホストが在籍していますから、そのホストたちと交流をすることで、“男と遊ぶ楽しさ”を覚えます。

その中で自分のタイプや心惹かれるホストが現れると、高頻度で通ってしまうほどにハマってしまいやすいです。

また、男性経験が少ない女性は恋愛に奥手だったり、出会いの場が極端に少ないことが多いので、ホストクラブを“恋愛を見つける場所”として使っていたりします。ホストは女性客を平気で口説いてきたりもしますから、男性からアプローチされた経験が少ない女性にとってとても嬉しいシチュエーションです。

男性に献身的過ぎるから


男性に献身的、つまり尽くしてしまうタイプの女性はホストクラブにハマりやすいので注意しておきましょう。

ホストにはさまざまな接客スタイルがあります。本記事では触れませんが、ホストたちは女性のタイプに合わせて接客スタイルを変えています。その中のひとつに「オラオラ営業」というのがあり、献身的なタイプの女性はこのスタイルのホストに弱いです。

オラオラ営業の特徴は、女性客に対して高圧的で横暴な態度、女性客を客とは思わない態度でグイグイ引っ張っていくスタイルです。いうなれば「女は黙って俺についてこい」という姿勢。

献身的な女性はM気質でもあるので、こういう男らしいグイグイ攻めてくる男性に惹かれる傾向があります。

常に誰かと一緒にいたい・必要とされたいから


男性から必要とされたい女性はホストクラブにハマりやすいです。ホストからのマメな連絡(営業電話)によって、自分が必要とされている気になり、ついついホストクラブにのめり込んでいきます。

こういうタイプの女性は、ホストクラブに通うことが自分の生き甲斐にさえ感じてしまうので、ある意味いちばん危険なタイプでもあります。

ホストクラブで遊ぶにはある程度お金が必要ですから、普通の仕事をしている女性は月にそう何度も通うことができません。しかし、ホストクラブに行かないと不安を感じたり、お店に行けないと自分が捨てられてしまうような気がして借金までして通ってしまうことがあります。

ストレスを発散したいから


ストレスを発散したいからホストクラブに行く。これはホストクラブの楽しみ方として定番です。ホストクラブに行けばホストたちと思い切り騒げますし、お酒やカラオケで大いに盛り上がることができます。

しかし、ホストクラブの遊びに慣れてしまうと、ほかのストレス発散方法では物足りなさを感じてしまい、ホストクラブに行かないとストレスを解消できなくなる場合もあるので、注意が必要です。

自分でルール作って、割り切って遊ぶためにもしっかり節度を持っておきましょう。

心が病んでいる・ネガティブ思考から


心が病んでいるときや、ネガティブ思考の女性はホストにハマりやすいです。ホストは女性の話を聞くのがとても上手です。悩みごとの相談も「うんうん」「わかるわかる」などと相づちを打ちながら親身に話を聞いてくれます。

人は弱っているときやネガティブ思考に陥っているとき、誰かに優しくされるとその人に依存する傾向があります。

ホストの言葉によって気持ちが明るくなったり、ポジティブな思考になれることは良いことですが、ホストに依存してしまうと最終的に現状より悲惨な結末になることもありますので、ほどほどにしておきましょう。

平凡な人生を変えたいから


自分の人生に刺激がない、どこか平凡に感じてしまう。こういうタイプの女性がホストクラブに足を踏み入れてしまうと、ホストクラブ特有の雰囲気に飲まれてハマってしまいやすいです。

ホストクラブの店内は、現実ではあり得ないようなシチュエーションになっており、その世界観に魅了されてしまうと抜け出すのが難しくなります。

平凡でたいくつな日常から抜け出したい人は、ホストクラブではないもっとほかのことに注目してみましょう。探せばきっと夢中になれるものが見つかるはずです。

恋愛依存症だから


恋愛依存症の人は、ちょっとしたきっかけで誰かを好きになりやすく、それはホストも例外ではありません。

ホストは普通の男性がしないようなことでも平然とやってのけたり、女性にとってカッコいいとされる男性像を作っていたりしますから、恋愛依存症気味の女性はすぐにホストの虜になってしまいます。

ホストにとって恋愛依存症の女性は、甘い言葉をささやいて色恋営業を持ちかけやすく、なにかと都合のイイ女扱いされますので要注意です。

ホストにハマった女性のきっかけ

ここからは、ホストにハマった女性のきっかけについて実際の体験談を元にご紹介していきます。

初回が安いから


(20歳/大学生)
「ホストクラブに対する私の当初のイメージは、『1本何十万円もするシャンパンを注文する』みたいなものだったんですけど、初回料金で入るとめちゃくちゃ安く遊べたんです。

お店によっては「初回に限り1,000円飲み放題!!」とかありますし、実際にその値段で飲めるからビックリですよね。しかも楽しいし(笑)

私みたいな学生にとって、ホストクラブの初回料金はすごくありがたいんですよね。最初の1回でホスト遊びにハマってしまいました。」

1,000円なら普通の居酒屋に入るよりも安いので、かなり入りやすいですよね。

成長してくれるのが嬉しい


(32歳/広告代理)
「ホストクラブへはちょくちょく行ってたんですけど、そこまでハマるってほどではなかったです。でもあるとき、新人のホストに出会ったことがきっかけで、ホストクラブにハマってしまいました。

その新人ホストは別にイケメンとかトークがうまいわけじゃないんですけど、なんていうか放っておけないタイプの男の子で、なんか応援してあげたい気持ちになったんですよね。

それ以降はその子の成績を伸ばすために通い、たくさんのお金も使いました。恋愛感情とかは一切なかったんですけど、その子がどんどんホストとして成長していく姿を見るのが楽しいんですよね〜」

女性の母性本能をくすぐるエピソードですね。

こんな人もいる!ホストにハマり過ぎてしまった人のエピソード

ホストにハマり過ぎた女性の中には、借金までして通う女性や、その借金を返済するために風俗に身を落としてしまう女性も多いです。

最後はホストにハマり過ぎてしまった人のエピソードをご紹介していきます。

借金をして通うようになる


(29歳/事務)
「私はホストをしている彼氏と交際していましたが、実際、彼氏にとって私は単なる『色恋営業』でした。そうとは知らずに彼の力になりたくて、頑張ってお金を工面して通っていました。

でもある日、どうしてもお金を用意できなくて、それを彼に伝えたところ『お前しか頼れるやつがいないんだ!」と言われ、私はお金を借りてまでしてお店に通いました。

それからしばらくして、たまたま通りがかったお店から、私の彼が知らない女性とイチャイチャしながら出てきたんです。それ以降彼と連絡を取るのはやめましたが、多額の借金が残りました。」

ホストクラブに通うために風俗で働く


(23歳/風俗)
「彼が勤めるお店は高級店で、1回に使うお金も多く、毎月100万円ほど使っています。そんな大金をどうやって用意しているかと言うと、風俗です。彼から風俗で働くことを勧められ、彼の知り合いのお店で風俗嬢として働くことになりました。

彼は私と出会うまでは後輩ホストよりも順位の低いホストだったんですけど、今は私のおかげでランキング上位に入っています。上位に入ったことがきっかけで彼は私と同棲してくれていますし、あと半年ほどでホストを辞めて普通に働いてくれるとも言ってくれています。

私は彼の夢を心から応援しているだけなので、風俗で働いていることについてなんとも思っていません。」

まとめ

いかがでしたか? あなたは9つの特徴のどれかに該当していないでしょうか。もし当てはまるようでしたら、ホストクラブで遊ぶ時は注意してくださいね。

割り切って遊べば楽しい場所のホストクラブ。最終的に借金してまで通うなんてことにならないように、自己管理をしっかりしておきましょう。

ホストの同伴とは?楽しみ方やアフターとの違いを解説【推しのホストを独り占め】

ホストクラブに通い始め、お気に入りのホストを指名。でもお店では他の指名客と時間がかぶったりして、なかなか彼を独占できない。ホストクラブに慣れると、そんな不満を抱くことも増えてくると思います。

そんな時に、彼を出勤前の少しの時間独占できるのが同伴です。お店で会うのとは違って特別な気分になれるのは間違いなしですね。

今回はそんな同伴についての疑問にお答えしていきます。

そもそも同伴って何のこと?

まずホストの同伴はどのようなシステムであるのか、どうしたらできるのか、料金はどのくらいかかるのかなどについて解説します。

ホストクラブに行く前のデートのこと


「同伴」と言われているのは「同伴出勤」の略語です。文字通りホストがお店に出勤するとき、外部で待ち合わせをして一緒に出勤することです。普通は、早めに落ち合って一緒にデート・食事をしてから、出勤することが多いです。

女性客側からして見れば、待ち合わせしてからお店に行くまでの時間ホストを独占できるというメリットがあります。

また、同伴出勤に指名されているホストは通常の出勤時間に遅れていくことが許されています。すでに他のお客がきている店内にホストにエスコートされながら悠々と入っていき、他の客にホストとの仲の良さをアピールできます。

ホスト帰りのデートは「アフター」


逆に、ホストがお店を上がった後に遊ぶことをアフターと言います。こちらは特に料金がかからない代わりに、ホストの気分次第なので希望しても断られることもあります。

食事をしたり、カラオケをしたりすることが多く、もしかするとそのままお泊まりコースなんてこともあるかもしれません。

同伴の前に知っておきたいお金の話

ただでさえ、一般人には高級なイメージのホストクラブ。さらに指名までお願いしたら、どれくらいお金がかかってしまうのか心配になりますよね。

ここからは同伴するのにかかるお金について解説します。

同伴のデート代はお互いで決められる


まず、同伴出勤時の食事代やデート代はどちらが負担するのでしょうか?これに決まりは特になく、ホストとお客のやり取りで決まります。

意外とホスト側が負担していることも多いようです。これからお店でたくさん注文してもらうのだから、ご飯くらいは負担しようと考えるホストが多いようです。お客さんに美味しく食事してもらうことで、他のお店に流れないようにする効果もあります。

同伴をしてもらうには同伴料がかかる


同伴出勤をすると、ホストは1〜2時間遅く出勤することが許されます。その分ホストを借りている料金として、2000円〜3000円の同伴代がかかりますが、中には料金がかからないお店もあります。

同伴を申し出た場合、お願いされて引き受けた場合、どちらにしてもその店で初めて同伴する場合はあらかじめ、どれくらいの料金がかかるのかを確認しておきましょう。ナンバー付きのホストが担当の場合、通常より料金が高いこともあります。

同伴では具体的に何をするのか

では、そんなドキドキの同伴出勤ではどのように過ごすのでしょうか?これもホストによって様々です。担当ホストががっつり仕切ってくれる場合もあれば、どこに行きたいか聞いてくれてお客側が主導権を握る場合もあります。

担当ホストと店外でデート


基本的には担当ホストとデート気分で好きな時間を過ごせます。カラオケに行ったり、ショッピングに付き合ってもらうなどいろいろな楽しみ方があります。

時には朝から遊園地でデートして、そのままお店に行ってお酒を飲む幸せな一日を過ごせるかもしれません。実際にスペシャル料金で担当ホストとディズニーデートができるコースをお店が用意している場合もあるようです。

限られた時間を楽しく過ごすため、あらかじめ予定を聞いて、どちらがエスコートするかを決めておきましょう。行きたい場所ややりたいことがある場合には事前に伝えておくことをおすすめします。

担当ホストと食事


お店に行く前は食事を楽しむことが多いです。自分でお店を決めて予約しておいてもいいし、彼の知っている美味しいお店に連れてってとおねだりしてもいいでしょう。混みそうな時間帯であれば、どちらかが事前に予約をしておくとスムーズです。

ちょっとおしゃれなレストランや和食屋さんに行くことが多いようですが、高級居酒屋で食事をしながら軽く一杯という場合もあります。カラオケボックスで個室にこもってお食事というのも、イチャイチャできて楽しいでしょう。

たくさん食べて楽しむのか、雰囲気を楽しみたいのか、二人でイチャイチャしたいのか、自分とホストの希望をよく考えてニーズにあった場所とお店を選びましょう。

同伴のメリットと注意点

同伴出勤というシステム、ホストやお客にどのようなメリットがあるのでしょうか?
プラスのお金を払ってでも同伴がしたくなる理由をまとめてみました。

店の外でも会うことができる


同伴をお願いするメリットは、なんといっても店の外で会えるということです。

その時間だけは、他のお客に邪魔されることもなく二人きりでデート気分を楽しむことができます。恋人同士のように甘えることもできますし、おしゃれな居酒屋で一緒に飲むこともできます。

ホストは女性のエスコートが上手なので、同伴の時間を楽しめるのは間違いなしです。また、夜にホストクラブで会うのとは少し違った魅力に気が付くことができるかもしれません。

ホストとの関係を深められる


同伴ではホストクラブの中とは違って他のお客やホストの目がないため、お店とは違った話ができてより彼のことを深く知ることができるでしょう。

お互いにお店ではできない自分の打ち明け話をすることもでき、結果的に心の距離が近づいてより親しい関係になれるかもしれません。

同伴する際の注意点


ホストクラブに行く前に同伴出勤をする予定がある場合には、お金を多めに持っていきましょう。同伴料金がかかりますし、自分がご馳走することになるかもしれないからです。

また、同伴出勤の途中に担当ホストの別のお客さんと出くわした場合には、その場の対応をホストに任せるようにしましょう。ホストや相手にとっての事情もありますし、なにより同伴を楽しむためにトラブルは避けることが大切です。

ホストには「彼女」が何人もいる!?

恋人気分でホストとデートができる同伴ですが、ホストには「色カノ」・「趣味カノ」・「本カノ」・「家カノ」などと呼ばれる営業用の彼女がいます。

1.お店で恋愛気分の「色カノ」


色カノとは「色恋営業」をかけている相手のことで、お店の中では恋愛を匂わせ甘い言葉をささやいてイチャイチャしてもらえます。

女性客は自分だけは特別なんだと思い込んでせっせとお店に足を運ぶようになりますが、たまに外で会えるとしても同伴だったりと、ほぼお店の中だけの付き合いがこの「色カノ」です。

お店に顔を出し続けないと関係も継続できない、女性側が本気になったら一番悲しい関係です。

2.外見重視の「趣味カノ」


趣味カノとはホストの好みに合致していてキープしておきたい女の子のことです。

外見を気に入ることが多いので容姿に優れ、派手なタイプが多いです。お店に来なくてもいいよと言われて外で会うことが多く、デートのお金もホスト持ちということが多いです。身体の関係ももちろんあります。しかし、会える回数はそんなに多くありません。

一見、本命の彼女のような扱いではありますが、あくまでホストから見たらキープであり、都合のいい女です。もし、彼女がお客と連絡を取り合うのを嫌がったり、「仕事と私どっちが大事なの」と言うようなうざい女になったら切られて終わりです。

3.特別な気分に浸れる「本カノ」


本カノとは本命の彼女であるかのように接する営業手段で、色カノの発展系です。お店の外でもデートし、常に「君だけは特別」と囁かれます。普段は「無理してお金使わなくてもいいよ」などと言われます。

しかし、イベント前などのここぞというときには「頼れるのはお前だけ」などと、高いボトルや、シャンパンタワーなどを求められてしまうかも。

4.お家デートができる「家カノ」


家カノは基本的に一人暮らしの女の子で、半同棲状態のような場合を指します。アフターを何度か一緒にしているうちに彼を家に呼んだのがきっかけ、ということも多いそう。

たいていの場合、家カノは一人ではなく、複数キープしておいて渡り歩きます。家カノの場合ホストは寝ることが目的なので身体の関係はあっても淡白なことが多いです。

まとめ

飲み屋の業界ではよく耳にする「同伴出勤」ですが、ホストの同伴は特徴があり、またお店やホストのタイプによっても様々です。

ホストの魅力をさらに深く知ることができ、自分の話もしっかり聞いてもらえるチャンスなので、お気に入りの彼を見つけて楽しんでみてください。

【私でも行けるかも?】ホストクラブの客層はお金持ちばかり?どんな人が通っているかを解説

ホストクラブに通う客層は、お金持ちや芸能人、水商売をしている女性が多いイメージがありませんか?実際のところそういった客層が目立つのも事実ですが、ホストクラブの客層は意外と幅広いことでも有名で、一般職のOL女性や、結婚して子供のいる主婦でもホストクラブに通ったりしています。

お金持ちだけが遊ぶイメージが強いですが、ホストクラブは“誰でも気軽に遊べる場所”です。
今回は、ホストクラブを利用する客層について詳しくご説明していきます。

「ホスト=お金持ちの遊び」のイメージ


冒頭でも述べましたが「ホスト=お金持ちの遊び」という認識を持つ人が多いです。確かに、テレビやドラマなどでお金持ちの婦人などがイケメンホストたちをはべらせ豪遊している姿が描かれているので、そのようなイメージがついています。

そのせいで「お金がないとホスト遊びができない」という間違った認識が浸透しています。確かにホストクラブで遊ぶにはある程度お金があったほうが楽しめるのは間違いないのですが、お金をかけなくても楽しく遊べる方法を紹介します。

ホストクラブに通っている富裕層は意外と少ない


ホストクラブの客層を調査してみると、お金持ちのお客さんは全体の数%程度しかいないのです。お金持ちの人は多少いますがそれ以上にほかの客層が多いため、データで見るとお金持ちが少ないです。

富裕な女性が多いというイメージのひとつには、ホストクラブを訪れた際に、一般常識ではありえない金額を落としていくため話題になりやすいからです。

ホストクラブの客層の半数以上は「夜職の女性」!?

ホストクラブのお客さんには水商売や風俗系の「夜のお仕事」をしている女性たちが多いと言われています。

とくに「東京・歌舞伎町」ともなれば、夜職で働く女性が全体の7割ともいわれているので、ホストクラブを利用する客層は夜職の女性たちが必然的に多いです。
ホストクラブの中には夜職の女性をメインターゲットにしているお店もあるので、それだけホストクラブにとって市場を盛り上げてくれる大事な女性(お客様)たちでもあります。

夜職同士、意気投合するパターンが多い


夜職の女性たちがホストクラブをよく利用するのはお分かり頂けたと思いますが、どうしてお金を使う場所がホストクラブなのか疑問に感じませんか?

ホストクラブをよく利用するという20代のキャバクラ嬢が語るには、

「夜職同士だから話が合うし、誰にも言えない相談とか愚痴とか言いやすいんですよね。それにいつもは接客する側だけど、ここでは(ホストクラブ)全然気を遣わなくていいし、ストレス発散になるんです」

夜職同士、共通する話題も多く、一般人には分からない話も出来たりと、ホストクラブは夜職の女性にとって“心のオアシス”的な存在なのでしょう。

「夜のお仕事」の付き合いで、通い合っているケースも


ホストクラブを理想する女性の中には、“仕事の付き合いで通い合ってる”というケースもあります。夜のお仕事には「ノルマ」というものが存在します。単に在籍しているだけではなく、新規や常連のお客様をお店に呼ぶこともお仕事です。

「ノルマ」を達成するために、ホストとキャバクラ嬢がお互いのお店に通い合うというケースもあります。

最近ではノルマを課しているお店は少なくなってきましたが、まだ制度として残っている所もありますし、達成をすることで時給をUPするという条件のお店もあるようです。

ホストにハマってしまい、夜職を始めた女の子も…


ホストクラブの遊びは、安く楽しむこともできますが、その気になれば値段設定に限度が無いので“一夜でいくらでも”使うことが可能です。さらに、一度に多くのお金を使ってくれるお客様は優遇され、そのときの快感は一度味わってしまうと癖になると言われています。

ホストクラブで遊ぶにはお金もかかるし、ちょっとの金額だと快感を味わえないのです。そう思った女性の行動で多いのが、“ホストクラブで遊ぶために、夜職を始めるパターン”です。

本人が楽しければなんの問題もありませんが、そのせいで人生プランが崩れてしまった女性もいるので、あまり推奨できる方法ではありません。

ホストクラブには「一般職の女性」も意外と多い!

ここまでは、富裕な女性や夜職の女性がお客様が多いとお伝えしてきましたが、「一般職の女性」も意外と多くなっています。OLさんや、保育士の方など、ホストクラブの客層は幅広いです。

そんな「一般職の女性」たちが、どのように遊んでいるのかご紹介していきます。

お給料日や女子会でホストクラブを使うOL女子


一般職の女性たちで多いのが、お給料日や女子会の集まりとして複数人でホストクラブを利用していたりします。一人で遊びに行くのは心細かったり、高額なお金を請求されたらどうしようという不安がありますが、友人や同僚と行けば安心感が違うのでしょう。

イケメンホストたちの楽しいトークにより、今月頑張った自分へのご褒美であったり、楽しい女子会にするためにもホストクラブは人気です。

安い初回を使ってホストクラブを来店する「大学生」

ホストクラブのほとんどは、初回のお客様に限り「初回料金」という通常の半額程度の金額で遊べるシステムが存在します。お金のない大学生に人気で、一晩1万円もあれば十分楽しめるので、初回料金だけで遊ぶ大学生が多いです。

初回料金だけで遊ぶだけなら1時間数千円程度と、普通に居酒屋で飲むよりもかなり安いです。ホストクラブに行く大学生たちは初回料金の範囲でしか遊びません。

大学生の大半は初回料金で遊びにくることはあっても、リピートする率がかなり低くなっています。そのためか、大学生で「初回」と聞くと、あまり良い印象を持つホストがいないのも事実です。

初回といえど注文をしてあげたほうがホストへの印象もよくなります。

初回料金を利用して、ホストクラブに通う「初回荒らし」


初回料金の安さに味をしめると、次は違うホストクラブも試したくなるものです。しかし、初回料金目当てでホストクラブを利用する女性は「初回荒らし」と呼ばれ、ホストたちから嫌われてしまうこともあるので注意しておきましょう。

「初回料金」というのは、自分たちのホストクラブを格安で体験してもらい、次回にリピートしてもらうことが目的です。その目的に反して初回料金のみで遊ぼうとする女性は、ホスト側にとってあまり喜ばしいことではありません。

とくに最近は大学生の初回荒らしが多く、中にはしょっぱなから「初回荒らしです」とアピールしてくる大学生もいるようです。報告されています。

ホストクラブに通う女性のタイプとは

ホストクラブに通う女性たちのタイプには、一体どのような人が多いのでしょう。ここからは、ホストクラブをよく利用する女性たちの特徴についてご紹介していきます。

いつもテンション高めの女子会グループタイプ


女性というのは女友達が集まればテンションが高くなるもの。普段は決してホスト遊びはしないけど、その場のノリや勢いでホストクラブの扉を叩くことが多いです。

気のしれたメンバーだけでの女子会も楽しいですが、そこにホストが加われば楽しさ倍増するのは言うまでもありません。また、ホストクラブに興味はあるけど一人じゃ行きづらい女性でも、女子会ということであればホストクラブに行きやすいでしょう。

ホストにとってもこういった女性たちはやりやすく、ある意味正統派の楽しみ方ともいえます。

実は非日常を体験したい、地味めなタイプ


一見、娯楽や遊びに興味のなさそうな地味めなタイプの女性ほど、実は「非日常を体験したい!」という願望を持っていたりします。「え〜ッ!あんな子が!?」と思えるような女性が、ホスト遊びをしている光景は珍しくありません。

実際にホストクラブを体験してみるとわかりますが、店内は独特の雰囲気に包まれています。そこでの出来事はまさに非日常の世界です。

意外と地味でおとなしい女性が非日常を求めてハマりやすいとも言われています。

お姫様になりたいかまってちゃんタイプ


ホストクラブの楽しみ方はいろいろありますが、中には「お姫様のような扱いをされたい」という、かまってちゃんタイプの女性も多いそうです。

女性であれば、男性からチヤホヤされたい、という願望は少なからずあると思います。そんな願望を叶えてくれるのもホストクラブの魅力。

普通の男性がしてくれないようなことでも、ホストは女性を楽しませるためにさまざまなリクエストに応えてくれます。

しかし、こういったタイプの女性には精神的に病んでいる、いわゆる「メンヘラ気質」の女性も多いので、ホストにとってやりにくいタイプの女性でもあります。

若い男の子が可愛くて仕方がない独身おばさまタイプ


ホストクラブには、若い男の子が大好きな独身おばさまタイプもよく訪れます。独身なので家庭のことを心配しなくてもいいですし、なによりこういうおばさまたちは自由に使えるお金を持っていることが多いです。

富裕層の中には、独身だけど大金持ちのおばさまもよくいます。若い男の子と触れ合うのは、年齢が高くなるにつれなかなか機会がありません。

ですので、お金を払ってでもいいから若い男の子たちに相手をしてもらいたいというおばさまはかなり多いようです。

クール系のツンツンタイプ


ホストクラブは女性を楽しませるのがお仕事です。しかし、それを逆手に取り「どうやって楽しませてくれるの?」というスタンスでホストたちを困らせてしまう、クール系のツンツンとしたタイプの女性がいます。

中には元々初対面の人との対話や自己表現が苦手な女性もいるので、一概にクール系と決めつけることができませんが、自分から喋ってくれないお客様はホストにとってやりにくいそうです。とくに、新人にとってはホスト泣かせでもあります。

それでもこういう女性に限って、お気に入りのホストにはかなりお金を使ってしまうタイプだったりするので、意外と重宝されることもあるそうです。

まとめ

いかがでしたか?ホストクラブはお金持ちの女性が遊ぶイメージが強いですが、大学生の女性も通っています。

ホスト遊びはお金があるほど楽しめるのも事実ですが、そんなにお金を使わなくても遊ぶ方法はありますし、月に1回程度のペースであればそこまでお金に余裕がなくても通うことはできます。

ホストクラブの「締め日」とは?締め日にお店に行く時の注意点や雰囲気を徹底解説【初回注意】

ホストクラブには毎月「締め日」と言われる“超”重要な日があり、その日は初回料金で遊びに行くことをあまりおすすめできません。

最近ホストクラブに行きはじめた人、これから行ってみようと考えている人は、ホストクラブの「締め日」について知っておいたほうがいいです。

今回は、「ホストクラブの“締め日”に“初回”で行くのは避けたほうがいい! 」理由についてお伝えてしていきます。

ホストクラブの締め日とは


「締め日」とは、その月の最終営業日のことで、1ヶ月の総売上が決まる日。

この締め日が近づくにつれホストは内心穏やかではいられなくなり、いつもは仲の良い仲間のはずがどこかよそよそしい雰囲気になっていきます。

どこの会社にも締め日は必ずあり、なにかと重要視される日でもありますが、ホストクラブほどギスギスした雰囲気になるのは珍しいのではないでしょうか。

ホストにとって締め日は超重要

ホストクラブの締め日が超重要とされる理由は、「1ヶ月のトータル売上によってナンバーが決まるから」というのが大きく関係しています。

なぜなら、ナンバー入りを果たしたホストは当然お客様がつきやすくなりますし、ナンバー入りしていなかった頃に比べて遥かに稼げるようになるからです。

これが一般的な会社で働く身であれば、そこまで深く考える人はいないのではないでしょうか。普通の会社に勤める人と、ホストクラブで働く人では、締め日の“重さ”が違います。

ここからは、ホストクラブの締め日にまつわるお話をご紹介していきます。

売上によって「ナンバー」の順位が変わる


ホストクラブには必ず「ナンバーホスト」というランク付けされたホストが在籍しています。

このナンバー入りを果たすのは、毎月の締め日までに“一定額以上の売上を上げた者”とされており、たとえお店ナンバーワンホストであろうとこの売上額によって降格されますし、あるいはナンバーから除外されることもあります。

一度ナンバー入りを果たしたホストはさらなる高みを目指し、ナンバーワンになろうものならそのランクを維持したくなるものです。

争いに破れたホストはお店を去っていくことも


締め日の結果によって、ホストの中にはお店を去っていく人もいます。ホストにとって「締め日」は自分がナンバー入りを果たせるかどうか決まる運命の日。

お店としては、ホストたちの熾烈なナンバー争いが売上に影響しているのでありがたいことですが、当人のホストからしたら決して良いことばかりではありません。

ナンバー争いに破れたということは、自信を失くすことにつながり、後輩ホストやライバルに追い抜かれると、そこで一気にやる気を失くしてしまうホストもいます。

「締め日は怖い」という女性も多い

普段は優しくて穏やかなホストでも、締め日の日はいつもと雰囲気が変わります。

いつも以上に必死に、「今日絶対来てくれ!」「あと少しで勝てそうなんだ」などと、女性客に懇願することも珍しくありません。

売上を伸ばすためにいつも以上にお酒を求められますし、人によっては楽しめない日になってしまうかもしれません。

こういう事情を知っている女性たちは、「ホストクラブの締め日だけは絶対に行きたくない」と口を揃えて言ってます。

締め日にはどれくらいお金が動くのか

締め日はホストの売上対決。つまり、締め日は1ヶ月の間でいちばんお酒がおりる日です。どれくらいのお金が動くのか、少し興味がありませんか?

ここではホストクラブの締め日に動くお金の金額についてご紹介します。

一晩での最高売上


売れっ子で超人気ホストになると一晩で1,000万円〜2,000万円以上稼いだという報告があります。

ちなみに「城咲仁」さんは一晩で2,500万円を売り上げた記録を持っているようです。サラリーマンの年収を大きく超える金額ですので、普通の人が聞くと働くのが阿呆らしくなりそうな金額です。

また、余談ですがホスト業界で史上最高売上を樹立したのは、歌舞伎町のヴェルサイユ宮殿所属「優希☆刃」さんというホスト。彼の月最高の売上が「6,200万円」、当時ホスト業界では大きく話題にもなっていました。

1本100万円以上のお酒はたくさん出る


普通に買えば安いお酒でも、ホストクラブで注文すれば数万円〜数百万円の価格に大変身。1本20万円(時価)のお酒が1本100万円でおろされています。

そんなとても高いお酒ですが、「実際によく出る」というから驚きです。

地方や小さいホストクラブではそういった高級なお酒はあまりでませんが、東京や大阪に構える高級ホストクラブでは自分のお気に入りホストを応援するためにじゃんじゃん100万円クラスのお酒がおろされていきます。

締め日はエース同士の戦いでもある


締め日はホスト同士の戦いだけではなく、“エース同士の戦い”でもあります。

指名客の中でもいちばんお金を使ってくれる女性客は「エース」と呼ばれます。お金持ちの女性だったり、夜職で稼いでいる人、推しのホストのために借金してまでお金をつぎ込む方もいます。

どうしてそこまでするのかというと、自分のお気に入りのホストを勝たせてあげたい、ナンバー入りさせてあげたい、という応援の気持ちがあるからです。

締め日の勝敗の行方は、このエース同士の戦いによって決まることになります。

締め日はなんとかしてお酒の注文をさせてこようとする

締め日が近づくと、ホストたちは自分が担当している女性客に連絡を取り、締め日にお店に来るようにとお願いしてきます。もちろん狙いは、高額なボトルを入れてもらうことです。

担当ホストから締め日に呼び出しがあっても、高額なお金を使いたくない場合はあまり行かないほうがいいでしょう。

ホストは、締め日にシャンパンや高額ボトルを入れて欲しい


ホストにとって締め日は最終的な売上が決まる日ですから、本音としては高額なボトルを入れて欲しいと思っています。

中には「いつもと同じ感じでいいよ」と言ってきたりもしますが、実際のところはやはり高額なボトルを入れて欲しいと思っているものです。

無理して入れる必要はまったくないのですが、お気に入りのホストからおねだりされたり、困ったりしている姿を見るとついお酒を入れてあげたくなります。注文するときは支払いのこともしっかり考えておきましょう。

「掛け」でお酒を入れさせようとするホストもいるので注意


「ボトルを入れたくてもお金がない」と言うと、「掛けでもいいから入れてほしい」と頼まれることがあります。

掛けとはつまりお店に「借金」することです。その場は支払いせずに帰ることができますが、あとで料金請求が来ますので注意しておきましょう。掛けをするときは、余裕のある範囲で行ってください。

締め日に初回料金で遊びに行くと印象が悪い?

ホストクラブでは、新規のお客様に自分たちのお店を体験してもらうべく「初回料金」というシステムがあります。しかし、締め日に初回で行くことはおすすめできません。

というのも、初回で来店されてもほとんど売上に反映されないので、ホストからしたら少し迷惑に思ってしまうからです。

初回で印象良く遊びたいのであれば、締め日以外の日に行くことを強くおすすめします。

悪気がなくても「初回荒らし」認定されるかも


それを知らずに軽い気持ちでホストクラブへ行ってしまうと、少し嫌な思いをしてしまう可能性があるので出来れば避けておきたいところ。

というのも、ホストクラブの締め日に「初回料金」目当てで行くと「この客は初回荒らし」と認定されることもあるので、あまりいいサービスを受けられないかもしれません。

そんなつもりはないのに、初回荒らしだと思われてしまうと嫌な気分になりますよね。ですから、できるだけ締め日に初回で行くことは避けておきましょう。

番外:ホスト同士の“熱いバトル”を見たい人は締め日がおすすめ

ホストを題材にした映画やドラマ、漫画などのシーンでいちばん盛り上がるのはおそらく「締め日のシーン」だと思います。

駆け出しホストがお店のナンバー入りをかけて、これまで関係を築いてきた自分を応援してくれる女性たちを呼び、高級なお酒をドンドン入れてもらう。

「No.1の○○さんに届くまであと100万だぞ!」「たのむ、俺をNo.1にさせてくれ」「やった!逆転だ!!おめでとう!!」こんな掛け合いが想像できますよね。

どうしても締め日に繰り広げられるホスト同士のバトルを見たい人は、以下のことを参考に自己責任で遊びに行ってみましょう。

もう二度とそのお店に行かないつもりなら、初回で行ってみよう


たくさんのお金を使える人であれば締め日に行くと100%喜ばれますが、そうでない人は正直迷惑に思われてしまいがち。

しかし、どうしてもホスト同士の熱いバトルを見たいという人は、“もう二度とそのお店には行かない”ということを条件に行ってみましょう。

高級店や状況によっては初回のお客様はお断りされることがあるかもしれませんが、よほどの理由がないとお店は来店を断らないはずです。

ホストクラブにとってはいい迷惑ですが、こういう楽しみ方ができるのもホストクラブの醍醐味と言っていいかもしれませんね。この辺についてはくれぐれも自己責任でお願いします。

まとめ

いかがでしたか? ホストにとって締め日はとても重要な日であり、月に一度のビッグイベントです。応援したホストがいるのであれば、締め日に行くとかなり喜ばれますが、あまりお金を使いたくないときは避けるべきです。

また、初回料金で遊びに行っても「初回荒らし」と認定されることもありますし、質の高いサービスをしてくれないこともあるかもしれません。

初回料金で楽しみたいときは、締め日以外の日を狙って遊びに行きましょう。

【本気の恋愛】ホストの彼氏が本命彼女にしか取らない7つの態度と6つの行動を徹底解説

ホストクラブに通いはじめると、自然な成り行きでホストと交際に発展することは珍しくありません。しかし、実際にホストと付き合ってみるとさまざまな不安を感じるものです。ホストは仕事とはいえ複数の女性と交流を持ちますから、浮気をされたり「もしかして私って営業彼女?」などの不安がつきまといます。

という訳で今回は、ホストが本命彼女だけに見せる態度とその心理、遊びと営業の見分け方について詳しく解説していきます。

ホストの本命の女性への態度・心理

まずは、ホストが本命女性にだけ見せる態度と心理について見ていきましょう。現在ホストと交際している女性は、自分たちの関係と見比べてみてください。

弱みを見せる


男性の多くは自分の弱さを彼女に見せることを嫌がるので、弱さを見せてくれるなら絶大な信頼をされていると考えてもいいです。

ホストは基本的に女性を楽しませたり、女性の悩みを聞いてあげ癒やしてあげる存在です。そんなホストがお客様の前で弱音を吐いたり、悩んでいる姿を見せたら、ついクラりとしてしまいそうですね。

時にはそういう接客スタイルで女性の心を掴むこともありますが、もしかしたらあなたに気を許しているのかもしれませんよ。

会いたいと言われたら会いに行く


彼氏に「会いたい」と伝えたら、本当に会いに来てくれるとかなり嬉しいですよね。ホストも本命彼女から「会いたい」と言われて嫌な気持ちになることはありません。時間があれば普通に会いに来てくれるものです。

もちろん仕事の状況によって難しいときもありますが、本音は彼女の元へすぐに駆けつけたい気持ちです。

普通の恋愛でもそうですが、男性は本命彼女に嫌われるようなことはしませんし、できるだけ彼女の要望や期待には応えたいという思いがあります。

デートの日はちゃんと計画を立ててくれる

ホストに限った話ではないですが、男性は本命彼女とのデートはそれなりに気合いをいれるものです。もっと自分を好きになってもらうために彼女が喜びそうなデートプランを立ててくれます。

ホストの性格や彼女の性格によっては逆のパターンもありますが、本命彼女が立てたデートプランであれば、それに文句を言わずに付き合ってくれるでしょう。

彼女を喜ばせようとしてくれる


ホストは女性を楽しませたり喜ばせたりするのが仕事ですが、本命彼女には仕事抜きの感情で純粋に喜んでほしいと思うものです。

たとえば誕生日に突然のサプライズや、彼女が楽しめる場所へ連れて行ってくれたりなど。普通の女性であれば喜ぶこと間違いナシなことを当然のようにしてくれます。

また、男性は基本的に本命彼女に対して自分本位なことをしません。自分本位なことをすれば彼女に嫌われてしまいますし、できるだけ彼女に合わせようとしてくれます。

恋人といえど他人なわけですから価値観の違いは当然ありますよね。そこをお互いに妥協し歩み寄ることができるなら、あなたが本命彼女である証拠だといえます。

小さなことも覚えていてくれる


男性の多くは割と交際した記念日や彼女の誕生日、彼女が言った何気ない言葉をあまり覚えていないものです。しかし、記念日やどんな小さなことでも覚えてくれているのは、あなたのことを大事にしている証拠です。

とくにホストの場合は、女性を観察したり細かいことを記憶することが得意な人が多いので、本命彼女に関することはなんでも覚えてくれたりします。

女性はこういう細やかなところに敏感だったりしますので、ホストである彼氏の記憶力を試してみるのもおもしろいかもしれません。

わがままを聞いてくれる


彼女からのわがままは、正直面倒に感じる男性が多いですが、それが大好きな彼女であれば聞いてあげたくなるものです。さらに、彼女のわがままを聞いてあげないと機嫌が悪くなるのであれば尚更でしょう。

恋愛の初期段階では、男性は彼女の要求をある程度聞いてくれやすいです。その理由をひとつ挙げるとするならば、それは彼女にわがまま(お願い)をされると、自分が頼られているような気がして嬉しくなるからです。

彼氏にわがままを言うことに抵抗がある女性は、試す意味でもなにかわがままを言ってみてはいかがでしょうか。

笑顔が多くなる


恋愛中は気持ちが明るく前向きになるので、恋人と一緒に居ると自然と笑顔になっていることが多いです。あなたと一緒に居るとき、ホストの笑顔が多いのは単純にあなたと過ごす時間が楽しいからだといえます。

仮にあなたが営業彼女だった場合、笑顔を見せることはありますが、どこか不自然だったり、あるいはあまり笑顔を見せてくれません。あくまでも仕事として付き合っているだけですので、本音は「早く帰りたい」などと思っているので、それがつい顔にでてしまうことがあります。

あなたと一緒に居るとき、笑顔が少なかったりつまらなさそうにしているのは、もしかしたらあなたはホストの営業彼女なのかもしれません。

ホストの本命と遊び・営業の見分け方

続いては、ホストの本命と遊び・営業の見分け方についてご紹介していきますが、以下のことに当てはまるからといって絶対にそうであると決めつけることはできません。

あくまでも、“そういう可能性がある”という話ですので、参考程度にしてください。

お店には呼ばない


あなたが本命彼女だった場合、ホストは自分のお店にあなたを呼ぶことを避けます。ホストクラブに呼ぶということは、それなりにお金を使わせてしまうことになるからです。

もし遊びや営業彼女の場合は、そもそも交際する理由が“お店に通わせてお金を使わせること”ですから、かなりの頻度でお店に呼ばれます。結局それはホストにとって“都合のイイ女”にされているに過ぎませんから、それに気づいた時点で関係を割り切るべきです。

お金を使わせない


ホストも一般男性も、本命彼女にお金を使わせることは避けます。コンビニや軽い食事程度であれば彼女におごってもらうこともありますが、基本的には割り勘や彼氏が支払いをするほうがスマートなものです。

また、ホストは本命でも営業彼女でも、同伴やアフター時のデート代は負担してくれることが多いですが、いつも支払いが彼女の場合は遊びだったり営業彼女にされている可能性が高いです。

ホストの中には“女性に貢いでもらってナンボ”という考えの人もいるので、本命彼女であってもおごらされることもありますが……。

家族や友人に紹介してくれる


ホストにもよりますが、自分の家族や友人に彼女として紹介してくれるのは、本命彼女だと考えてもいいでしょう。

家族や親しい友人というのは一生付き合う人たちですので、その人たちを紹介してくれるということは、あなたのことを大事な人として見てくれています。

遊び程度の関係であれば、友人に紹介してくれることはあるかもしれませんが、家族にはあわせたがらないものです。営業彼女であればどちらも紹介してくれないでしょう。

街中でデートをしているとき、偶然ホストの友人や家族と遭遇した際、あなたのことを自分の彼女だと紹介してくれたら本命、紹介することを濁したときは、遊びや営業である可能性が高いです。

休日の日はデートをしてくれる


ホストの仕事は華やかなイメージとは裏腹に、働く時間帯も一般人とは反対の生活ですし、拘束時間も長く、寝る時間も充分に取れないことも。また、休日も少なく、週1回しか休みがないホストがほとんどです。

そんな中でもデートしてくれるなら、本命彼女である可能性が高いです。少ない休みの中、彼女とデートするのは少しでも長く一緒に居たいから。

これが遊びや営業彼女だったら「今度にしよう」で終わりです。もしくは“枕営業”としてホテルで行為に及ぶだけかもしれません。

自宅に招待してくれる


ホストが自宅に招待してくれるのは基本的に本命彼女だけです。遊びや営業彼女に自宅を特定されると後々面倒なことにもなりますので、部屋に遊びに行きたいと言っても「散らかっているから」「寮だから無理」「親がいるから」などの理由で断ってきます。

そもそも真剣に交際している彼女は、彼氏のほうから「俺の部屋に来ない?」と誘われるものです。また、彼女であれば彼氏の自宅に行ってみたいというのは当然であり、その気持ちは男性も理解しています。

しかし、そのお願いを叶えてくれないのは、あなたが遊びや営業彼女である可能性があります。

長電話をしてくれる


女性はお喋りが好きな方が多いですよね。そんな長電話にも付き合ってくれるのは、あなたが本命彼女である可能性が高いです。

ホストは仕事上、たくさんの女性と連絡先を交換し、毎日営業電話をするのが日課です。つまり、大勢の女性と連絡を取らなければいけないので、1人に費やせる時間はそこまで多くありません。そんな中、あなたと他愛のない会話で盛り上がったりするのであれば、それはプライベートの電話でしょう。

これがもし遊びや営業彼女であれば、要件と営業の甘い言葉を告げて終わり。しかし、次から次へと会話が飛び出てくるのは、純粋にあなたとお喋りするのが楽しいからです。

まとめ

やり手のホストの中には本記事で触れたことを匂わせないように振る舞ってくるベテランもいます。そういうホストが彼氏の場合、正直見極めるのは難しいですが、長い目で観察してみましょう。

ホストは仕事上、複数の女性と交流をせざるを得ないので、いくら本命彼女になれたとしても不安に感じることはあるでしょう。しかし、ホストは本命彼女と遊び・営業彼女とは仕事とプライベートで完全に割り切っていますので安心してください。

そんなホストクラブの基礎が身についたら次は自分の目当てのホストクラブをぜひ見つけてみてください!

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